車にサイドオーニングがあれば強い日差しや、雨の時でもアウトドアで快適に過ごせます。
専用のサイドオーニングも販売されていますが、タープとちょっとした道具があれば安く、手軽にカーサイドオーニングを自作することもできます。
この記事では「カーサイドタープを自作するために必要な道具と簡単な設営方法」をご紹介します。
カーサイドオーニングの自作に必要な3つの道具
基本的に、下記の3つの道具があればカーサイドオーニングを自作できます。
- タープ
- ポール
- 吸盤
必要なものは吸盤、タープ、ポールの3つだけ。
車によって必要なタープの幅は異なりますが、今回モデルにした軽バンタイプでは、幅がだいたい2mのものを選べばよいでしょう。
次からは、筆者が自作カーサイドオーニングに使用している道具をご紹介します。
1.自作カーサイドオーニングに使用している「タープ」
Unigear 防水タープ
生地の裏面には紫外線から守るシルバーのコーティングが施され、優れたUVカット、真夏の暑さ、紫外線から守る。 軽量デザイン&コンパクト収納、アウトドア初心者でも安心の簡単組み立て!
特に高機能である必要もないので、Amazonで最も安くて評価が高いものを選びました。
車(ホンダ N-VAN)のルーフ全長に合わせて2.2m×2.4mのMサイズを選択。
タープの長さが余ったり足りなくても、後述する「吸盤」を使えば、車のどこにでも取り付けられるのでそこまでシビアにならなくても良いかもしれません。
嬉しいロープとペグつき。(今回は地面がコンクリートだったのでペグは使いませんでした。)たたむとコンパクトでとても軽いです。
2.自作カーサイドオーニングに使用している「吸盤」
REDCAMP 吸盤
吸盤は固定フック付きの吸引カップアンカーです。タープ用、テント用、車用、パドルボードやカヤックのために設計されています。吸盤をきれいな滑らかな表面に押し込むだけで、ハンドルを回転させてしっかりとロックし、車を傷つけません。
こちらもAmazonベストセラー1位の製品。安価ですがしっかりした作りになっています。
一度貼り付ければ、なにをしても取れない!というくらい強力に車にくっつきます。
専用ケースも海外っぽくて、カッコよかったです。
3.自作カーサイドオーニングに使用している「ポール」
DOD(ディーオーディー) コンパクトタープポール
収納長さ40cmのコンパクトさを備えながら、直径19mm・肉厚1.2mmのタフな仕様。サブポール、キャノピードアの跳ね上げポールとしてはもちろん、少人数用タープのメインポールとしても使うことができます。分割式で高さ調整ができ、最大203cmの高さで広々としたタープ空間を作ることができます。1セット2本入りです。
かわいいウサギマークが目印のキャンプブランド、DOD(ディーオーディー)最長2mのポールです。
軽くて携帯性に優れ、一般的なポールに比べて太い直径19mmで安心。質感も高級感があります。
更に安い他社のポールもあるのですが、どれも最長1.7mなどN-VANの車高に合わせるには微妙に高さが足りませんでした。また長さが調節できるタイプのポールもあったのですが、分割できないので収納時にけっこうかさばります。
結果、ポールが値段的には一番高く付きましたが、ポールをケチると思いもよらぬ事故になったりするのでしっかりした品質のものがオススメです。
「コンパクトに収納できてピッタリ2m、品質も保証されている」というのが購入の決め手でした。
自作カーサイドオーニングの総額
総額だいたい8,000円くらいで揃えました。
タープをブルーシートにする、吸盤を100均のものにする、ポールを園芸用ポールにするなど...いくらでもコストは抑えられますが、最低限、便利でアウトドア感を演出できるアイテムを揃えてみました。
これらのタープ、吸盤、ポールはカーサイドオーニング専用品というわけではないので、ほかの用途でも活用できそうです。
例えばタープ・ポールはキャンプに使ったり、吸盤は車内でフックとして使ったり。これも自作の良いところです。
自作カーサイドオーニングの設営方法
1.まずは吸盤を屋根に貼ります。接着面はよく拭きましょう。汚れていると取れやすくなります。
2.タープがたるまず、テンションがかかるような位置に合わせて貼ります。
3.タープを広げて吸盤のフックに取り付けます。
4.きれいに張れるポイントを探します。
5.ポールを引っ掛けて、紐で引っぱり、固定します。
6.コンクリート地面だったのでオモリに固定。地面が土の場合はペグ打ちが必要です。
自作カーサイドオーニングの完成イメージ
意外とカンタン。慣れれば数分でセットできます。
カーサイドタープがあるだけで、なんだか良い雰囲気になります。
上から見るとこんな感じです。
強い日差しの真夏には必須です。
近年の猛暑にカーサイドタープが無ければアウトドアは生き地獄です。
専用品を購入すると高価なものになってしまいがちなカーサイドオーニングですが、このようにちょっとした道具があれば簡単に自作することができます。
自作カーサイドオーニング、おすすめです。
今回ご紹介したアイテム