こんにちは、YouTubeでバイクや車の動画を投稿していたらチャンネル登録者約3万人になっていた筆者です。
先日、Blackmagic Designさんのビデオスイッチャー「ATEM Mini Pro」を使用して人生初のYouTubeライブ配信を行いました。
配信で実際に使用した感想をお伝えすると「ATEM Mini Proは多機能さとコスパの良さを兼ね備えた『高品質マルチカメラライブ配信』に使える最強ビデオスイッチャーだなぁ...。」 です。
この記事ではライブ配信での配線図や、使用したカメラ機材、ATEM Mini Proを使用してわかったおすすめのポイントについてご紹介します。
「複数のカメラを使用した高品質なライブ配信をしてみたい!」「ATEM Mini Proの購入を検討している!」という方ににおすすめの記事です。
【ATEM Mini シリーズ公式サイト】
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/atemmini
ATEM Mini Proを使用した実際のライブ配信動画
今回はバー仕様に改造した車の中から、お酒を飲みつつ、まったりとライブ配信をしてみました。
ちょっと特殊な環境ですが、機材や配線は屋内での撮影と変わりません。
動画を見ていただければわかるかと思いますが、2台のカメラの高画質な映像をスイッチングしながら1人で配信しています。
↑視聴者様から配信映像についてチャットコメントも頂きました...!
たしかに、個人でこのクオリティでライブ配信する人はあまりいないですよね。
ATEM Mini Pro 配信機材配線図
実際にどのような機材で配信をしたのか、下記の図にまとめました。
それぞれのカメラやPCに給電しながらHDMI出力し、ATEM Mini Proに集約しています。PCにも接続した理由は「視聴者になにか画面を共有する際に必要になるかもしれないな!」と思ったからですが...今回は使う機会がありませんでした。
また、カメラは3台用意していたのですが「手元カメラ」も、とある理由からほぼ使いませんでした。(後述します)
ATEM Mini Pro ライブ配信で使用した機材紹介
今回の配信で使用したカメラやマイクなど、ATEM Mini Pro以外の機材をご紹介します。
ライブ配信に使用したカメラ①SONY α7Ⅲ
メインのカメラです。レンズは「SONY FE 20mm F1.8 G SEL20F18G」。
広角の明るい単焦点レンズで車内全体を大きく捉えました。
ライブ配信に使用したカメラ②SONY α7sⅢ
2台目のカメラは引きのカットで使用しました。レンズは「TAMRON 28-75mm」。
バイクなどを画角に入れ、全体の雰囲気を演出するサブ映像として使いました。
ライブ配信に使用したカメラ③普通のビデオカメラ
ほぼ使わなかった3台目のカメラは自宅に転がっていたビデオカメラ。
手元を映して今何を飲んでいるか、とか、卓上の小物ギアを紹介するときに使うかも?と思い用意していました。
カメラ側の問題でHDMI接続も調子が悪く、画質も良くなかったので、本番ではほとんど使いませんでしたが...
デジタル一眼カメラの映像と比べると画質は大きく劣ることがわかります。
ライブ配信に使用したマイク / TASCAM dr-07x
マイクというかハンディレコーダーですかね。以前にバイクの排気音を録音する際に購入したものを流用しました。
バイクの排気音を高音質で録音するレコーダー【TASCAM DR-07X】
バイクの走行映像やモトブログを撮影する際に、きれいに排気音を録りたいと思い、録音用のレコーダー「TASCAM DR-07 ...
配信での音質は、とても良かったです!屋外での録音は弱風でも風切り音が入るので、ウィンドジャマー(もふもふ)は必須でした。
ステレオミニプラグでATEM Mini Proに直接接続しています。
配信を終えて。ATEM Mini Proをおすすめする3つの理由
最後になりましたが、ATEM Mini Proを使ってライブ配信をしてみて使用感はどうだったのか、個人的な意見を3つにまとめてご紹介します。
ATEM Mini Proのおすすめポイント① デザインが超かっこいい!
まず、機能ではなく外観の話ですが...マットブラックのつや消しボディにシンプルなボタンの配列がとてもかっこ良いです。
卓上に置いて眺めているだけでも酒が飲めます。ボタンの質感や押し心地も心地よく、所有満足度が非常に高いプロダクトだなぁ、と感じました。
ATEM Mini Proのおすすめポイント② わかりやすい!使いやすい!
説明書をよく読まないタイプの筆者ですが、直感的に「このボタンを押すとこうなるだろうなぁ」ということが理解できました。
本体のボタン配列が非常にわかりやすく「どのボタンを押せばいいの?」と、迷うことは少なかったです。
Blackmagic Designが提供するソフトウェア「ATEM Software Control」も使いやすかったです。一度設定してしまえば、配信ボタンを押すだけでYouTubeライブ配信がスタートします。
また「ATEM Mini」シリーズは日本でもユーザーが多いので、わからない点はネットで調べればすぐに情報が手に入るという点も助かりました。
ATEM Mini Proのおすすめポイント③ 充実の機能なのに、この価格!
今回のライブ配信ではあまり使いこなせていなかったのですが、配信中の映像にロゴやテロップを入れたり、トランジション(映像の切り替え)機能や、ワイプ機能など「ATEM Mini Pro」はここには書ききれないほどの充実の機能を搭載しています。
そんなパワフルな機材が¥47,980 (税込)とは...。※公式サイト価格 / 2023年1月現在
正直、この値段でそこまでできるの?という驚きを感じました。
ATEM Mini Pro高品質ライブ配信紹介まとめ
以上、ATEM Mini Proの紹介や、使用したライブ配信の機材をまとめて一挙にご紹介しました。
一度使ってみてわかりましたが、ATEM Mini Proは多機能さとコスパの良さを兼ね備えた『高品質マルチカメラライブ配信』におすすめの最強ビデオスイッチャーです。
早速、次回のライブ配信が楽しみになってきました...。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
【ATEM Mini シリーズ公式サイト】
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/atemmini