先日、YouTubeにUPした動画「モンキー125でまったり臨海副都心ツーリング編」。ただただ東京の有明〜東雲付近を360°映像でまったりと走る動画です。
人生に行き詰まり、現実逃避したいときに見ると良いと思います。
360°映像の撮影手法について
「どうやって撮影したんですか??」というコメントをたくさん頂きますが、撮影手法は以前このブログでも紹介した、「GoProMaxを自撮り棒で荷台に取り付けてPOV(ゲームみたいな一人称視点)っぽく撮ろう!」というやつです。(↓詳しくはこちらをご参照ください!)
前回よりGoProMax自撮り棒システムの強度が増したので、「これなら安全だ!公道でも撮影してみよう!」ということで今回、撮影してみました。
バイクの音って大事
今回は"音"にちょっとこだわってみました。前回の動画ではGoProMax純正マイクで録音していたのですが、思ったように綺麗な排気音が録音できず...
.GoProMaxのマイクも風切り音もかなり防いでくれるので超優秀なんですが、マフラーとの物理的な距離もあったりして、ちょっと物足りない音だったんです。
「音なんて誰も気にしてないよ〜。」と思う方もいるかと思いますが、ワタシが気になっているのでもう解決するしか道はありません。
ちなみに普段のバイク録音は
普段は一眼レフで撮影しているんですが、こちらには外付けマイクを取り付けています。こいつのおかげで停車中のバイクのマフラー音を収録するときは、やっぱり良い音で収録できています。
しかし走行中には、このマイクを使うことが出来ないので、新しく独立したレコーダーマイクが必要だと判断しました。
選んだマイクは「TASCAM DR-07X」

パッケージもイケてる
DR-07Xは、簡単操作で高音質録音を提供するコンパクトなハンディレコーダーです。 録り直しや失敗を防ぐ豊富な機能を取り揃え、可動式マイクによりねらいを定めてより鮮明で本格的な音声を録音できます。
この「TASCAM DR-07X」を選んだ理由ですが、
- 高音質で収録できる(あたりまえ)
- マイクの角度を変えられる(マフラー音だけ取り込める)
- そこそこ安い(13,000円くらい※2021年2月時点)
- 見た目がカッコいい
- オプションでウィンドジャマーがある(風切り音防止)
- Amazonで一番評価高い
という、なんとも素人っぽい選び方です。レコーダーに関しては素人なのでしょうがないです。
調べてみると楽器の録音によく使われるようです。アンプから出るドでかい音も収録できるのでバイクの排気音も録音できるでしょう。
他にも「ZOOM h1n」など選択肢はありましたが、結局「amazonで圧倒的に一番評価が高い」という安心感が勝りました。
「TASCAM DR-07X」使ってみた
さて、届いたので早速使ってみましょ。おぉ...うーん...かっこいいなぁ。

プロの機材って感じ
バイクは時速60kmで走るのでウィンドジャマーは必須です。どれくらいの耐風性があるか問題ですが、ボリュームのあるモコモコ感に期待は高まります。
ウィンドジャマーによって音がこもるという課題もありますが、風切り音が入るよりは100倍マシです。

ウィンドジャマーでかい
問題となるのは設置場所。なるべくマフラーに近くて、操作しやすく、風が当たらない場所...
ここだーっ!ということで後ろポケットに。なかなか安易な発想です。

落下したら大変なので注意
何度か走行テストして、掴んだ録音のコツは
- 入力レベルは20~25くらいに設定する
これだけです。
これだけ設定したら綺麗に録音できました。というか入力レベル以外に特に設定することがない気が...。いや、機能を使いこなせていないだけかな。
マフラー排気音の音量によると思いますが、ワタシのバイクの場合は20~25くらいが適正でした。最初、70くらいで録音したら音が割れまくって前衛的な音楽アートみたいになりました。入力音がピークに達すると赤く光るのでそこで判断すると良いです。
今回は入力レベルを固定して録音しましたが、自動で調整してくれる「ピークリダクション」という機能もあります(後で知りました)。
しかし特に難しいことは考えず、ポケットに突っ込んでるだけで良い音で収録できるというのは素晴らしいです。以前GoProMaxで録った音よりは断然よく撮れました!
バイクの排気音録音に「TASCAM DR-07X」オススメです。