無骨でタフなデザインが魅力の「THOR(ソー)コンテナ」。ガレージやキャンプなど、様々なシーンで活躍する人気アイテムですが、「53Lと75L、どちらを買うべきか」「車はにどんな感じで積めるのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、THORコンテナを10年以上愛用している筆者が、そのデザインの魅力からサイズの徹底比較、さらに天板や仕切り収納を使った便利な活用術までを徹底解説します。

THORコンテナ選びで失敗しないための決定版レビューです。
本記事は筆者が実際に使用しているモデル(ロゴ印刷が白)を元に作成しています。2025年6月現在、Amazonではロゴの印刷カラーがグレーに変更されている個体が確認されています。機能・寸法に変更はないですが、外観(ロゴ色・仕上がり)が気になる方は購入前に販売ページや実物写真を必ずご確認ください。
【関連記事】THORコンテナとトランクカーゴの比較レビュー記事はこちら👇️
»【徹底比較】キャンプ/車載に最強はどっち?THORコンテナ vs トランクカーゴ | 収納力・車載性・デザイン決定版レビュー
THORコンテナの最大の魅力とは?「所有欲」を満たすデザイン

なぜ筆者はTHORコンテナを大量に所有するに至ったのでしょうか。その最大の理由は、単なる収納ボックスとしての機能ではなく、「所有欲を満たすデザイン」にあります。まずは、THORコンテナの最大の魅力である「かっこよさ」と、キャンプやガレージでどう使い分けているのか、筆者の愛用品とともにご紹介します。
シンプルを極めた外観とロゴが放つ魅力

THORコンテナの無骨でタフな外観は、余計な装飾を排した結果です。マットな本体に印字されたロゴは、強い存在感を放ちます。いかにもアメリカの業務用工業製品って感じでカッコいい...。THORコンテナはガレージやキャンプ、室内インテリアにおいても「かっこよさ」を際立たせる力を持っています。

無造作に積んでいるだけなのにカッコいい...
独自の「質感」を持つプラスチック素材の魅力

一般的なプラスチック製コンテナとTHORコンテナの大きな違いは、その質感です。THORコンテナには「高級感」はありませんが、いい意味で簡素であり、独特のマットでしっとりとした質感と絶妙な発色が魅力です。
製造元のTRUST社は、USAの大手清掃メーカーの生産経験から高い技術を持ち、耐久性と機能性は折り紙付きです。
豊富なカラーバリエーション(全5色展開)で、インテリアとの相性も抜群
THORコンテナは 全5色(Coyote / Orange / Olive / Light Gray / Black) のカラーバリエーションが用意されています。どの色も落ち着いたマットトーンで統一されており、派手すぎず、キャンプサイトでもガレージでも浮きません。
| 22L | 53L | 75L | |
| Coyote | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る |
| Orange | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る |
| Olive | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る |
| Light Gray | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る |
| Black | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る | ![]() 詳細を見る |
- Coyote / Olive … アウトドア・キャンプサイトに馴染む自然色
- Black / Light Gray … ガレージや室内収納におすすめ
- Orange … 差し色でアクセントとして使える
色が豊富なので、「用途×色」で揃える楽しさがあるのもTHORならではです。ガレージ収納はブラック、キャンプ用はオリーブ...というように分けて使うと、視認性もよく管理しやすくなります。
筆者のTHORコンテナ所有リスト(53L・75L / ブラック)

現在、私が愛用しているTHORコンテナは合計9個になります。具体的な内訳は、53Lサイズが3個、そして75Lサイズが6個です。これらはすべて、ガレージとキャンプという2つの主要なシーンで活躍しています。
すべてのモデルをブラックで統一しているため、統一感とインダストリアルな雰囲気が保たれており、無造作に積み重ねておくだけでガレージや部屋のインテリアとして成立する点が大きな魅力です。次に、この大小2つのサイズをどのように使い分けているのか、その具体的な活用方法について詳しく解説します。

たくさん並べると「業務用」って感じでカッコいいです
53Lと75Lを徹底比較!サイズ感と収納・運搬術
THORコンテナを購入する際、最も悩ましいのが53Lと75Lのどちらを選ぶかという点でしょう。ここからは両サイズの寸法データや容量を徹底比較します。ガレージ収納とキャンプ運搬、それぞれの目的で「失敗しない」最適なサイズを選ぶための具体的な基準と、車載の際の効率的な運搬術を解説します。
THORコンテナには 22L サイズも存在しますが、今回は所有していないため詳細レビューはしていません。公式ラインナップとして比較表にのみ掲載しています。
| 項目 | ![]() 22L | ![]() 53L | ![]() 75L |
| 容量 | W44×D31.5×H27.5cm | W70.8×D43.4×H27.2cm | W70.8×D43.4×H38.4cm |
| 重量(空) | 約 1.45 kg | 約 2.66 kg | 約 3.6 kg |
| 使い方のおすすめ | 小物整理 | キャンプ・車載 | ガレージ保管・大物収納 |
| 車載での適正 | 軽自動車に最適 | 軽自動車・セダンに最適 | ワンボックス・トランク向け |
| 価格(Amazon目安) | ¥4,900~ | ¥6,900~ | ¥7,900~ |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
【動画あり】53Lと75Lのサイズ比較と設置例

キャンプでも活躍!53Lコンテナ

53Lコンテナは普段はガレージでのキャンプ道具やガレージ用品の保管に使用していますが、キャンプに持ち出す際は車載します。筆者の場合、軽バンには75Lは少し大きすぎるため53Lのコンテナがちょうどいいと感じています。53Lは「運ぶ+現地で使う」ことに最も向いている万能サイズです。
- キャンプ道具の収納&運搬(メイン用途) 焚き火シート・バーナー・調理道具など、よく使うギアをまとめて入れた「キャンプセット」用ボックスにしている。
- 現地でテーブル代わりに使える 天板をつければサイドテーブルになるので、設営直後にすぐ使えて便利。
53Lは 持ち運びしやすいサイズ+そこそこ入る容量 なので「ちょうど良い万能枠」。キャンプ・リビング収納など、どの用途においても 最初の1個に選ぶべきサイズ です。
ガレージ収納に最適!大容量75Lの活用シーン

大容量75Lのコンテナはガレージ保管がメインです。普段は使わないキャンプギアや冬用のバイクウェアなど、大きくかさばるものを大まかにジャンル分けして突っ込んでいます。75Lは「大きい荷物をまとめてどんどん入れる」用途に最適です。
- ガレージ収納として 季節もののキャンプギア(焚き火台・コット・チェア)をまとめて保管できる。
- バイク整備・DIY工具の収納 電動工具やパーツ類、掃除用品などをひとつにまとめておける。
- 自宅でのストック保管 防災用品・冬用ブランケット・小型家電などの置き場所としても便利。
- イベント搬出入ボックス フリマやイベント出店の荷物をまとめて車に積める。
とにかく「雑に入れても全部飲み込んでくれる」のが75Lの良さ。

53Lが持ち運び向きなら、75Lは保管・収納向きって感じです

注意点として重いものを大量に入れると持ち運びに苦労するので、軽めのものをたくさん詰め込むのが良いでしょう。
さらに使いやすくするオプションパーツとカスタムの可能性
THORコンテナの魅力は、本体だけでなくオプションパーツを加えることで飛躍的に高まります。天板でテーブルとして活用するアイデアや、純正・非純正の仕切りを使った収納効率の向上策など、コンテナのポテンシャルを最大限に引き出すカスタム術を解説します。
天板(トップボード)が便利すぎる!テーブルや作業台としての活用法

THORコンテナを単なる収納ボックスで終わらせない、最大の拡張機能こそが専用の「天板(トップボード)」の存在です。筆者もこの天板を所有しており、その利便性の高さから、もはやコンテナとセットで必須のオプションだと感じています。
トップボードをコンテナの上部にセットするだけで、以下の多様な使い方が実現します。
- キャンプでのローテーブル: ちょうど良い高さのローテーブルとして機能します。サイト内でコーヒーを飲んだり、小型の調理器具を置いたりするのに最適です。
- ガレージでの簡易作業台: 車の整備やDIYの際に、ちょっとした工具や部品を広げるためのタフな作業スペースとして活躍します。
- 自宅でのサイドテーブル: ソファ横などに置いて、雑誌やリモコン、観葉植物などを置くサイドテーブルとして、インダストリアルな雰囲気を楽しめます。

木製の天板は、コンテナ本体の無骨なプラスチック素材と相まって、より温かみのある、完成されたデザインになります。これにより、収納ボックスとしての機能だけでなく、インテリアやキャンプギアとしての魅力を格段に高めてくれるのです。
黒ver.も最近追加されたようです👇️
収納効率を高める「仕切り」やカスタムのアイデア
THORコンテナは容量が大きい分、内部で荷物が混ざってしまいがちです。特にキャンプや整備道具など、細かなアイテムを収納する際は、内部の「仕切り」の工夫が収納効率を大きく左右します。
過去の工夫:ワイヤーバスケットを活用したシンデレラフィットな仕切り

公式の仕切りがまだ販売されていなかった頃、筆者はホームセンターなどで購入できるワイヤーバスケットを内部に設置し、仕切りとして活用していました。偶然にもシンデレラフィットだったのですが、どこのメーカーのバスケットだったか失念してしまいました...。
現在のおすすめ:純正オプションの仕切りが最適

現在は、公式メーカーから専用の仕切りパーツが販売されています。純正品は、コンテナのフチにしっかりと固定でき、ズレる心配がなく、内部の空間を無駄なく活用できるように設計されています。手間なく完璧な仕切りを実現したい場合は、後からサイズ調整の手間がない純正オプションの仕切りを導入することをおすすめします。

最近発売されたようです。さらに便利になりましたね!
そのほかのTHORコンテナのカスタムパーツ
ここからは筆者は持っていないのですが、気になる便利そうなTHORコンテナアクセサリーをご紹介します。
DETAIL inc. THOR To-Rail(スライドレール)
THOR コンテナ(53L / 75L)専用のスライドレール。蓋をレールに引っ掛けるだけで、テーブルとして使いながら中の荷物を出し入れできます。フタの置き場所に困らず、キャンプや車載での作業効率が一気にアップします。
PUPA CAMP THOR コンテナ用ウッドスタンド(脚カスタム)
韓国の人気アウトドアブランド PUPA CAMP が作る、THOR 53L用ウッドスタンド。スタンドに載せるだけで高さが出て、テーブルとして使いやすくなり、見た目も洗練された印象に。
THORコンテナの気になるデメリット・値段と耐荷重

懸念点①:THORコンテナの「値段の高さ」
THORコンテナを評価する上で、購入をためらう最大の要因となるのが「価格の高さ」です。特に、ホームセンターで販売されている一般的なプラスチック製コンテナと比較すると、その価格差は明らかです。

しかし、この価格差は、THORコンテナが提供する「耐久性」と「デザイン性」という付加価値に対する対価と考えることができます。
THORコンテナを展開するTRUST社は、元々業務用の清掃・運搬具を製造しており、その高い品質とタフさは折り紙つきです。安価なコンテナは屋外で使うと数年で劣化したり、重いものを入れた際に蓋や本体が歪んだりするリスクがありますが、THORコンテナは長く、過酷な環境下でも安心して使用できます。
懸念点②:THORコンテナに座るのはNG

THORコンテナはタフなデザインですが、基本的に椅子やベンチとして座ることは推奨できません。これは、蓋の耐荷重が、座れることを前提とした他社コンテナに比べて低めに設計されているためです。
仕様には耐荷重80kgと書かれていますが、これはおそらく上段にコンテナをスタッキングした際の耐荷重だと思われます。
蓋が薄いことで強度は劣りますが、これは蓋自体が軽量で取り扱いやすいというメリットにも繋がります。頻繁な開閉が必要なガレージ作業や、荷物の積み下ろしが多いオートキャンプにおいて、この軽量性は機動性を高めます。
【関連記事】コスパがよく座れる収納コンテナ「トランクカーゴ」についてはこちらの記事で解説しています👇️
»【低さが正義】トランクカーゴ ロータイプが車載・キャンプで最強な理由
FAQ(よくある質問)
Q. THORコンテナの「THOR」は、どのように読むのが正しいですか?
A. 一般的な読みは「ソー」です。名前の由来は北欧神話の「雷神トール」なのですが、日本人的な読み方としては「ソー」が一般的です。MARVELコミックの「ソー」です。
Q. 53Lと75Lで迷っています。選び方の基準を教えてください。
A. 主な用途で選ぶのがおすすめです!
- 53L: オートキャンプで車に積んで頻繁に運搬する場合や、自宅・ガレージで細かく分けて収納したい場合に向いています。持ち運びのしやすさが魅力です。
- 75L: ガレージで車の整備道具や大型のキャンプギアを一括で保管したい場合、または自宅で季節物や防災用品を収納する場合に適しています。
Q. 蓋(天板)は別売りですか?また、椅子として座っても大丈夫ですか?
A.
- 天板(蓋): コンテナ本体には元々プラスチック製の蓋が付属していますが、テーブルや作業台として使うための木製天板は別売りです。
- 座れるか: 基本的に座ることは推奨できません。THORコンテナの蓋は、座る前提で設計された他社製品に比べて薄く、主に収納とテーブル利用を目的としています。安全のため、椅子としては使用しないでください。
Q. 価格が高いと感じますが、他のコンテナと比べて耐久性はありますか?
A. THORコンテナは、高い耐久性が最大の特長です。初期費用は高くても、屋外での劣化や破損リスクが低く、長く愛用できるため、結果的にコストパフォーマンスは高いです。
Q. 内部を仕切って使いたい場合、どのようなオプションがありますか?
A. 現在は、メーカーからコンテナ内部にぴったりと収まる専用の仕切りパーツが販売されています。以前はワイヤーバスケットなどで代用していましたが、ズレなく効率的に仕切りたい場合は、純正オプションの導入が最もおすすめです。
【結論】筆者がTHORコンテナを「総じておすすめ」する理由

これまで、THORコンテナのデザインの魅力、活用事例、そして53Lと75Lの詳細な比較について解説してきました。結論として、筆者はTHORコンテナを総じておすすめできるプロダクトだと断言します。
確かに、ホームセンターのコンテナと比較すれば価格は高いかもしれません。しかし、その唯一のデメリットを凌駕する強力なメリットが、THORにはあります。

それは、「所有欲を満たすデザイン」「業務用品に裏打ちされたタフな耐久性」「天板などのオプションによる高い拡張性」の三点です。
単なる「箱」としてではなく、ガレージやリビングの風景を作り上げるインテリアとして、過酷なキャンプで頼れる相棒として、THORコンテナは間違いなく長く愛用できる価値を提供します。もし、収納とデザインの両立を考えているのであれば、ぜひこのTHORコンテナを導入し、その魅力を体感してください。
収納コンテナの関連記事
さらに背が低いコンテナ「トランクカーゴ ロータイプ」についてのレビュー記事はこちら👇️
「THORコンテナ」と「トランクカーゴ ロータイプ」の比較レビュー記事はこちら👇️

















