シネマティックVLOGの作り方

カメラ その他

シネマティックな動画の作り方 | カメラ&機材編【YouTube】

バイクや車関連のYouTubeチャンネルを運営しているMONKEY HEAVEN(モンキーヘブン)です。

チャンネルでは週末のツーリングやバイク・車のカスタムVlogを投稿。開設から1年が経ち、おかげさまで登録者数は4,000人を越えました。

最近は上記のような「シネマティックな動画」を投稿しています。(この動画、投稿してから数日で5万回以上再生されていて自分でも少し驚いています...。)

「Vlog」というジャンルになるかもしれませんが、動画内では一切喋らず顔出ししない「ゆったりショートムービー風シネマティックVlog(?)」です。

派手なエフェクトやスローモーションは使用せず、淡々と風景の映像を繋いでいるので、最近流行りの「シネマティックVlog」と呼ばれるものとは別物かもしれません。

シネマティックな動画のカメラ

最近、コメント欄で「1人で撮影しているの?」とか「どんなカメラを使っているの?」と質問されることが増えてきたので、この記事で撮影の仕方と使用している機材をご紹介したいと思います。

「シネマティックな動画に必要なカメラと機材を知りたい!」「YouTubeで人とは違う動画を投稿したい!」という方にオススメの記事です。

シネマティックな動画作りに使用している機材:カメラ周り

vlogに使うカメラ

基本的に、上記の機材で撮影を行っています。

まずカメラ周りの機材からご紹介します。

カメラ本体 : SONY α7III

シネマティック動画のカメラ

使用しているカメラはSONYのミラーレス一眼カメラ、「α7iii」です。動画にも写真にもどちらにも強いという点で選びました。

お値段が高くスマホやGoProに比べると持ち運びに不便なカメラですが、「プロっぽい映像」を作るためには欠かせない機材です。

...とは言っても、最近のスマホに搭載されている「シネマティックモード」もかなり質感が高い映像が撮れるので、「気軽にVlog撮影したいときはスマホでも良いかもな〜。」と思ったりもします。

スマホでVlog撮影を始めて、映像表現にこだわりを求めるなら一眼レフカメラを導入するものアリだと思います。

レンズ : TAMRON 28-75 f2.8

TAMRON28-75

SONY α7シリーズで最初の一本に選ぶ人が多い、人気のレンズです。

約1年、このレンズだけで動画撮影してきましたが...優秀すぎて他のレンズが欲しいと思うことはありませんでした。動画だけではなく、もちろん写真撮影にも大活躍。

instagramに投稿している写真もすべてこのレンズで撮影しています。

マイク : RODE VIDEO MICRO

Vlogのマイク

コンパクトかつ品質が高い「RODE Video micro」を使用しています。

シネマティックな映像には音が非常に大事です。旅先の自然の「鳥や虫の鳴き声」や「川のせせらぎ音」が綺麗に録れると映像の質がぐっと上がります。

外で撮影する際「モフモフ(ウィンドジャマー)」が無いと風切り音が高確率で入るので必須です。

たまに屋外の撮影でマイクを持ってくるのを忘れてしまうのですが、そんなときは「うわ〜マイク忘れた!今日撮影するのやめよ...。」というくらい、無いと困ります。

NDフィルター

K&fコンセプトのNDフィルター

これも地味に大事です。マイク同様、日中の撮影でNDフィルターを忘れると「今日撮影するのやめよ...。」となります。

めちゃくちゃ簡単に言うと「レンズのサングラス」なんですが、明るい屋外で動画撮影する際にこれがないと雰囲気のある映像にならないので必須です。

値段はピンキリですが、使いやすい可変式(色の濃さを変えられるもの)の安いもので十分だと思います。

シネマティックなVlog作りに使用している機材 : 三脚いろいろ

ほとんどのカットを三脚に固定して撮影しています。

シュチュエーションに合わせて使い分けている3種類の三脚をご紹介します。

三脚① : Manfrotto Element トラベル三脚

Manfrotto 三脚 Elementトラベル三脚

旅先やツーリングなど、なるべく荷物をコンパクトにしたいときに使用している三脚です。

カーボン製なので軽く、最大高もだいたい人の目線まで高くなるので様々なシーンで活躍します。

Manfrotto 三脚 Elementトラベル三脚

三脚② :Manfrotto ミニ三脚 PIXI

Manfrotto ミニ三脚

上記のトラベル三脚でもローアングルからの撮影が可能なのですが、更に低いアングルから撮影したい時はこちらのミニ三脚を使用します。

足元のカットや床に置いたものを横から撮影することが多いので利用頻度は高いです。

三脚③ : VANGUARD ビデオ三脚

VANGUARD 三脚

自宅での撮影で、持ち運びのコンパクトさを求めない場合は普通のビデオ三脚を使用しています。

1度の撮影で約100カット撮影、撮影中は何度もアングルを変えるので素早く狙ったアングルに固定できることが大事です。

結局、ふつうのビデオ三脚の使い勝手が一番良いです。

シネマティックな映像をつくるには

シネマティックVLOGの作り方

ほかにも「ジンバル」や「スライダー」などシネマ風の映像を作るのに役立つ機材がいろいろあります。まさに沼...。

様々な機材を紹介しましたが、動画を作るにあたっていちばん大事なことは「まずは始めてみる」ということかな、と思います。

まず最初はスマホや手持ちのデジカメで映像制作を始めてみれば、自分に必要な機材はなにか、撮りたい映像はなにかがすこしづつ見えてくると思います。

「YouTubeチャンネルでシネマティックな映像を投稿して登録者数を伸ばす戦略」については別の記事でご紹介しているのでそちらも併せてご覧ください。
「YouTubeチャンネル登録者1000人までの道のり」

以上、「シネマティックな動画の作り方 | ~機材編~」でした!

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