モンキー125を購入してから約5年が経ちました、モンキーヘブン(@monkeyheaven)です。
「とにかく可愛い」「眺めているだけで癒やされる」。そんな理由で多くのライダーを虜にしているのが、ホンダのモンキー125です。

しかし、モンキー125は125ccクラスの中でもトップクラスに「趣味」に振り切ったバイクです。その特性を理解せずに購入すると、「思っていたより不便だ……」と後悔してしまうかもしれません
でも、その不便さをどう楽しみに変えるか、私の5年間の工夫も包み隠さずお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたがモンキーを選ぶべきか、確信が持てるはずです。
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愛されキャラ「モンキー125」に潜む意外な盲点

かつての50ccモンキーのシルエットを継承しつつ、125ccの力強いエンジンと5速MTを手に入れた現代のモンキー。倒立フォークやアルミホイールなど、豪華な装備で所有欲を満たしてくれる一台です。
しかし、その可愛らしさの裏側には、実用性を大胆に削ぎ落とした「レジャーバイク」ゆえの割り切りが存在します。
こんな人はモンキー125を買わないほうがいい
1. 「積載性」や「実用性」をバイクに求める人

モンキー125の最大の弱点は、荷物が全く載らないことです。
- 収納スペースがゼロ: シート下には書類すら入れる余裕がほとんどありません。標準状態ではフック一つないため、コンビニの袋をかけることすら困難です。
- 買い物や通勤には工夫が必要: カブのように「ついでに買い物をして帰る」といった使い勝手を期待すると裏切られます。リュックを背負うか、社外品キャリアやサイドバッグを取り付けることが前提となります。

荷物を乗せるためにはリアキャリアやボックスを別途、購入する必要があります。
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『キャリアを取り付けたらどれくらい積めるようになるの?』という不安がある方のために、私が5年かけて辿り着いた、キャンプにも行ける最強の積載カスタムをこの後ご紹介します。
2. タンデム(二人乗り)を予定している人

もし、パートナーや友人を後ろに乗せたいと考えているなら、モンキー125は選択肢から外すべきです。
- 一人乗り専用設計: モンキー125の乗車定員は1名です。タンデムステップが付いておらず、シートも一人乗り用にデザインされています。
- 後付けも困難: 構造上、二人乗り仕様に変更するには強度計算やパーツ交換など多大なコストと手間がかかり、現実的ではありません。
3. 大柄な体格で長距離を快適に走りたい人

コンパクトな12インチホイールはモンキーの魅力ですが、それが仇となる場合もあります。
- 窮屈なライディングポジション: 小柄な車体ゆえ、大柄な人が乗ると姿勢が固定されて疲れやすかったりするという意見があります。
- 高速道路は走れない: 原付二種共通のデメリットですが、長距離移動はすべて下道です。12インチタイヤはわだちの影響を受けやすく、直進安定性も大径ホイール車に比べると劣るため、長距離走行は体力を使います。

ちなみに筆者は身長175cmなのですが、特に窮屈さは感じていません。
「積載ゼロ」の後悔を解消!私が実際にやっている対策
実は私がモンキー125を購入した当初は、キャンプに行く予定なんて全くありませんでした。しかし、このバイクで走るうちに「キャンプに行ってみたい!」という思いが湧いてきたのです。
「荷物が載らない」というモンキー最大の弱点を克服し、泊まりがけのキャンプツーリングもこなせる「相棒」にするために、私が試行錯誤の末にたどり着いた方法をご紹介します。
1. 最初は「バックパック」一つでキャンプへ

キャリアなどの装備が整っていなかった当初、私はバックパックに最小限の道具を詰め込んでキャンプに行っていました。バックパックであればカスタム費用をかけずに今すぐ出かけられるのが最大のメリットです。
私が実際に使ってみて「キャンプで頼れる」と感じたおすすめのミリタリーバックパック・ギアの紹介は、こちらの記事で詳しく紹介しています👇️
2. 15kgまでOK!「Rスペース」製キャリア+拡張ギア

キャンプの回数が増えるにつれ、肩への負担を減らすためにリアキャリアを取り付けました。このキャリアのすごいところは、最大積載量が15kgもあることです。

さらに、「拡張キャリア」を組み合わせることで、大きな荷物も安定して載せられる広い面積を確保しました。これなら重い荷物でも安心感が違います。
3. 65Lの大容量!ヘンリービギンズのシートバッグ

キャリアの上には、ヘンリービギンズの「65Lシートバッグ」を載せています。モンキーに載せるにはかなり大きく感じるかもしれませんが、拡張したキャリアのおかげでしっかり安定します。これだけの容量があれば、数日間の旅に必要な荷物もすべて積み込めます。リュックを背負わずに走れる解放感は、一度味わうともう戻れません。
»関連記事 : モンキー125に荷物を積むならこれ!キャンプも余裕なシートバッグと積載のコツ
4. 汎用のサイドバッグで「あと少し」をカバー

さらに、モンキー125専用ではない「汎用品のサイドバッグ」も活用しています。専用品でなくても、工夫次第でしっかり取り付け可能です。ちょっとした小物を入れるのに便利ですし、何より「自分だけのスタイル」に育てていく楽しさがあります。
»関連記事 : モンキー125の積載力UP!汎用サイドバッグサポートのおすすめレビュー
このように、「不便なら、使いやすく育てる」。これがモンキー125と長く付き合う最大の秘訣かもしれません。
購入後に気づく「モンキー125」の弱点

実際に所有したオーナーが直面しやすいリアルな悩みを紹介します。
- 盗難リスクの高さ: 車体がコンパクトで軽く、パーツの価値も高いため、プロの窃盗団に狙われやすいバイクの筆頭です。自宅での地球ロックやアラームなど、強力な防犯対策が必須となります。
- ヘルメットロックの使い勝手: 純正のヘルメットホルダーは位置が悪く、マフラーに干渉したり使いにくかったりするため、社外品のホルダーを追加購入する方も多いです。
- カスタム沼への誘惑: パーツが無限にあると言っても過言ではありません。「少しだけ」と思っていても、気づけば車両価格と同じくらいの金額をカスタムに投じてしまうオーナーが続出しています。
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モンキー125で後悔しないための「3つの最終チェック」

ステップ1:「遊び」と「実用」の比率を考える
もし「平日は通勤、週末は買い物」という実用メインなら、同じ125ccでもハンターカブや125ccクラスのスクーターの方が幸せになれるかもしれません。モンキーはあくまで「走ること、いじること、愛でること」をメインに楽しめる人向けです。
ステップ2:防犯対策のコストを予算に組み込む
車両価格(約45万円)だけで予算を組んではいけません。頑丈なチェーン、カバー、盗難保険、そして積載を補うためのキャリアやバッグ。これらを合わせるとプラス数万円の出費は覚悟しておきましょう。
ステップ3:実車の「サイズ感」を跨って確認
写真で見ると大きく見えますが、実車は驚くほどコンパクトです。バイクショップで実際に跨り、自分の膝の位置や腕の余裕、足つき(シート幅が広いため意外と足つきに影響します)を確認することが重要です。
| 項目 | モンキー125がおすすめな人 | 他(カブ等)を検討すべき人 |
| 主な用途 | 走ること、眺めること、カスタム | 通勤、通学、日々の買い物 |
| 積載 | 工夫して「育てる」のが楽しい人 | 最初から楽にたくさん載せたい人 |
| 重視する点 | 唯一無二の可愛さと愛着 | 実用性とコストパフォーマンス |
まとめ:モンキー125は「最強の趣味バイク」

モンキー125は、不便さを「この形だから仕方ないよね」と笑って許せる人のためのバイクです。
正直に申し上げます。もしあなたが「最初からキャンプや長距離ツーリングをメインに楽しみたい」と考えているなら、モンキーではなくハンターカブなどを選ぶのが、追加のカスタム費用も抑えられて一番の近道かもしれません。
しかし、モンキーには「工夫すれば何とかなる」という育てる楽しさがあります。

最初はバックパック一つから始めて、少しずつキャリアやバッグを揃えていく。そんな過程もモンキーならではの楽しみ方です。
荷物が載らなくても、一人しか乗れなくても、ガレージを開けた瞬間に目が合う、その姿だけで、すべてを帳消しにする魔力を持っています。効率やコスパを求めるなら他を当たるべきです。しかし、「最高に愛着の持てる相棒」を探しているなら、モンキー125はあなたにとって唯一無二の存在になるはずです。




