ハンターカブで後悔

CT125ハンターカブ バイクライフ・購入ガイド

CT125ハンターカブで後悔したくない!「買わないほうがいい人」の特徴と購入前のチェックリスト

MONKEY HEAVEN

東京在住の30代アウトドア好き。 バイク・車カスタムやキャンプギアを楽しみながら発信しています! YouTube登録者3.3万人、Instagramフォロワー1.5万人。 バイク雑誌「モトモト」連載中。

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レトロでタフなルックス、そしてどこへでも行けそうなワクワク感。2020年の発売以来、CT125ハンターカブは原付二種クラスで圧倒的な人気を誇っています。

しかし、その個性の強さゆえに「万人向けの優等生」というわけではありません。勢いで購入して「自分には合わなかった」と後悔する人がいるのも事実です。今回は、ハンターカブを乗り回している筆者の感想とスペックから見えた、ハンターカブを買わないほうがいい人の特徴を解説します。


大人気のハンターカブ、実は「万人向け」ではない?

CT125ハンターカブでキャンプ

空前のアウトドアブームもあり、ハンターカブは街中で見かけない日がないほどのヒット作となりました。しかし、このバイクはもともと「野山を駆け巡るハンター」としての性能に特化したモデルです。

「カブだから誰にでも合うだろう」という先入観だけで選ぶと、その独特な設計やコストパフォーマンスの考え方に戸惑うかもしれません。後悔しないためには、メリットよりも「デメリット」を許容できるかが鍵となります。


こんな人はハンターカブを買わないほうがいい

ハンターカブフルカスタム

1. バイクに「アドベンチャー性能」を求めていない人

ハンターカブの最大の魅力は、悪路走行を想定したタフな装備です。

  • オーバースペックの罠: ハイマウント吸気やアンダーガード、剛性の高いフロントフォーク。これらはすべて「未舗装路」で真価を発揮するものです。
  • 街乗りメインなら割高: 車両価格は約44万円。もし舗装された街中しか走らないのであれば、この価格に含まれる「オフロード用設計」に高いお金を払うことになり、結果として非常に割高な買い物になってしまいます。

2. 快適性やスピード・移動効率を重視する人

ハンターカブは「速く快適に移動する」ための乗り物ではありません。

  • 高速道路・自動車専用道が走れない: 125ccなので、長距離ツーリングはすべて一般道。目的地が遠いほど、移動時間は大幅に膨らみます。
  • お尻の痛みと振動: 多くのユーザーが指摘するのが「シートの硬さ」です。1時間も乗ればお尻が痛くなるという声が多く、また単気筒特有の振動も相まって、快適なクルージングとは言い難い面があります。

3. コスパを最優先に考える人

「カブ=安くて経済的」というイメージで検討している人は注意が必要です。

  • 価格ギャップ: スーパーカブ110と比較すると、その差額は約14万円、クロスカブ110と比べても約10万円高価です。
  • 他モデルの検討: 同じ予算を出すなら、スマートキーやキャストホイールを備えた「スーパーカブ C125」の方が、街乗りでの利便性や高級感は上です。スタイル重視なら、安価なクロスカブを選んで浮いた予算で自分好みにカスタムする方が満足度が高い場合もあります。
項目CT125 ハンターカブクロスカブ110スーパーカブ C125
価格(税込)440,000円341,000円440,000円
コンセプトアドベンチャー性能特化オフロードタイプラグジュアリー志向
カブ価格・スペック一覧

購入後に「後悔」しやすい5つのポイント

ハンターカブを中古で購入

実際に乗り始めてから気づきやすい、具体的な悩みどころをまとめました。

  1. シートの硬さ: 長時間走行でお尻が痛くなりやすく、社外品シートへの交換やクッションの追加が必要になるケースが多いです。
  2. 高速不可の制約: ツーリング仲間が大型・中型バイクばかりだと、ルート選びに気を使い、置いていかれるストレスを感じることも。
  3. エンジンの鼓動感: 低中速では心地よい振動ですが、高回転で走り続けると手にしびれを感じるなど、疲労の原因になることがあります。
  4. シフトペダルのトラブル: 稀なケースですが、シフトペダルの溶接剥がれといった報告もあります。出先でのトラブルは避けたいものです。
  5. 「カブ」への期待値: 燃費は良いものの、車両価格を含めたトータルコストでは「高級な趣味のバイク」であることを理解しておく必要があります。

失敗しないための「3つの検討ステップ」

購入後に「こんなはずじゃなかった」とならないためのチェックリストです。

ステップ1:用途を徹底的に明確にする

「通勤・通学のみ」なのか、「林道やキャンプ、河原遊びもしたい」のか。もし後者の要素が1ミリもないのであれば、他のカブシリーズやスクーターの方が、あなたの生活をより便利にしてくれるはずです。

ステップ2:「試乗」して体感する

スペック表では分からないのが「振動」と「足つき」です。特にカブ特有のロータリー式変速や、単気筒エンジンの振動が自分にとって「心地よい味」に感じるか、それとも「不快なノイズ」に感じるかは個人差が大きいです。

ステップ3:カスタム予算をあらかじめ組んでおく

ハンターカブは「カスタムして完成させるバイク」という側面もあります。シートの交換、キャリアの増設、マフラー交換など、気になるポイントを改善するための予算(+5〜10万円程度)を最初から計算に入れておくと、購入後の満足度が格段に上がります。


まとめ:ハンターカブは「不便さ」を楽しめる人のための相棒

CT125ハンターカブのカスタム

ハンターカブは、決して完璧なバイクではありません。シートは硬く、価格は高く、高速にも乗れません。しかし、その「不自由さ」や「タフな道具感」にこそ愛着が持てるという人にとって、これほど所有欲を満たしてくれる1台はありません。

見た目のカッコよさに惚れるのは正解です。ただ、その裏にあるスペックや特性を理解した上で選べば、きっと最高のアウトドアの相棒になってくれるでしょう。


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