モンキー125を購入してから約5年が経ちました、モンキーヘブン(@monkeyheaven)です。
「とにかく可愛い」「眺めているだけで癒やされる」。そんな理由で多くのライダーを虜にしているのが、ホンダのモンキー125です。

しかし、モンキー125は125ccクラスの中でもトップクラスに「趣味」に振り切ったバイクです。その特性を理解せずに購入すると、「思っていたより不便だ……」と後悔してしまうかもしれません
でも、その不便さをどう楽しみに変えるか、私の5年間の工夫も包み隠さずお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたがモンキーを選ぶべきか、確信が持てるはずです。
あわせて読みたい: 新型ホンダ モンキー125(2026年モデル)は何が変わった? 旧モデルと徹底比較!
【動画でチェック】モンキー125で後悔する人の特徴
筆者のYouTubeチャンネル「大人のバイク研究所」でも解説しています。お時間があればぜひご覧ください。
あわせて読みたい: この動画に寄せられた視聴者コメント42件を分析しました|モンキー125のリアルな声
愛されキャラ「モンキー125」に潜む意外な盲点

かつての50ccモンキーのシルエットを継承しつつ、125ccの力強いエンジンと5速MTを手に入れた現代のモンキー。倒立フォークやアルミホイールなど、豪華な装備で所有欲を満たしてくれる一台です。
しかし、その可愛らしさの裏側には、実用性を大胆に削ぎ落とした「レジャーバイク」ゆえの割り切りが存在します。
まず数字で見るモンキー125|他の原付二種との違い
後悔するかどうかは、結局「自分の使い方に合うか」です。判断の土台になる数字を先に置いておきます(Honda公式の主要諸元・2026年8月時点)。
| モンキー125 | ダックス125 | CT125ハンターカブ | |
|---|---|---|---|
| 全長 | 1,710mm | 1,760mm | 1,965mm |
| 全高 | 1,030mm | 1,020mm | 1,085mm |
| 車両重量 | 104kg | 107kg | 118kg |
| シート高 | 776mm | 775mm | 800mm |
| 燃料タンク | 5.6L | 3.8L | 5.3L |
| 乗車定員 | 1名 | 2名 | 2名 |
| 必要な免許 | 小型限定(クラッチ操作あり) | AT小型限定でOK | AT小型限定でOK |
| 価格 | 495,000円 | 495,000円 | 495,000円 |
ここで押さえておきたいのが2つ。モンキー125は乗車定員が1名で、二人乗りができません。そしてAT限定免許では乗れません(ダックス125とハンターカブはAT小型限定でOK)。この2点は後から変えられないので、当てはまる人は最初に確認しておくべきポイントです。
こんな人はモンキー125を買わないほうがいい
1. 「積載性」や「実用性」をバイクに求める人

モンキー125の最大の弱点は、荷物が全く載らないことです。
- 収納スペースがゼロ: シート下には書類すら入れる余裕がほとんどありません。標準状態ではフック一つないため、コンビニの袋をかけることすら困難です。
- 買い物や通勤には工夫が必要: カブのように「ついでに買い物をして帰る」といった使い勝手を期待すると裏切られます。リュックを背負うか、社外品キャリアやサイドバッグを取り付けることが前提となります。

荷物を乗せるためにはリアキャリアやボックスを別途、購入する必要があります。
»関連記事: 「モンキー125おすすめリアキャリア7選|積載性・デザイン・価格で徹底比較!」
『キャリアを取り付けたらどれくらい積めるようになるの?』という不安がある方のために、私が5年かけて辿り着いた、キャンプにも行ける最強の積載カスタムをこの後ご紹介します。
2. タンデム(二人乗り)を予定している人

もし、パートナーや友人を後ろに乗せたいと考えているなら、モンキー125は選択肢から外すべきです。
- 一人乗り専用設計: モンキー125の乗車定員は1名です。タンデムステップが付いておらず、シートも一人乗り用にデザインされています。
- 後付けも困難: 構造上、二人乗り仕様に変更するには強度計算やパーツ交換など多大なコストと手間がかかり、現実的ではありません。
3. 大柄な体格で長距離を快適に走りたい人

コンパクトな12インチホイールはモンキーの魅力ですが、それが仇となる場合もあります。
- 窮屈なライディングポジション: 小柄な車体ゆえ、大柄な人が乗ると姿勢が固定されて疲れやすかったりするという意見があります。
- 高速道路は走れない: 原付二種共通のデメリットですが、長距離移動はすべて下道です。12インチタイヤはわだちの影響を受けやすく、直進安定性も大径ホイール車に比べると劣るため、長距離走行は体力を使います。

ちなみに筆者は身長175cmなのですが、特に窮屈さは感じていません。
「積載ゼロ」の後悔を解消!私が実際にやっている対策
実は私がモンキー125を購入した当初は、キャンプに行く予定なんて全くありませんでした。しかし、このバイクで走るうちに「キャンプに行ってみたい!」という思いが湧いてきたのです。
「荷物が載らない」というモンキー最大の弱点を克服し、泊まりがけのキャンプツーリングもこなせる「相棒」にするために、私が試行錯誤の末にたどり着いた方法をご紹介します。
1. 最初は「バックパック」一つでキャンプへ

キャリアなどの装備が整っていなかった当初、私はバックパックに最小限の道具を詰め込んでキャンプに行っていました。バックパックであればカスタム費用をかけずに今すぐ出かけられるのが最大のメリットです。
私が実際に使ってみて「キャンプで頼れる」と感じたおすすめのミリタリーバックパック・ギアの紹介は、こちらの記事で詳しく紹介しています👇️
2. 15kgまでOK!「Rスペース」製キャリア+拡張ギア

キャンプの回数が増えるにつれ、肩への負担を減らすためにリアキャリアを取り付けました。このキャリアのすごいところは、最大積載量が15kgもあることです。

さらに、「拡張キャリア」を組み合わせることで、大きな荷物も安定して載せられる広い面積を確保しました。これなら重い荷物でも安心感が違います。
3. 65Lの大容量!ヘンリービギンズのシートバッグ

キャリアの上には、ヘンリービギンズの「65Lシートバッグ」を載せています。モンキーに載せるにはかなり大きく感じるかもしれませんが、拡張したキャリアのおかげでしっかり安定します。これだけの容量があれば、数日間の旅に必要な荷物もすべて積み込めます。リュックを背負わずに走れる解放感は、一度味わうともう戻れません。
»関連記事 : モンキー125に荷物を積むならこれ!キャンプも余裕なシートバッグと積載のコツ
4. 汎用のサイドバッグで「あと少し」をカバー

さらに、モンキー125専用ではない「汎用品のサイドバッグ」も活用しています。専用品でなくても、工夫次第でしっかり取り付け可能です。ちょっとした小物を入れるのに便利ですし、何より「自分だけのスタイル」に育てていく楽しさがあります。
»関連記事 : モンキー125の積載力UP!汎用サイドバッグサポートのおすすめレビュー
このように、「不便なら、使いやすく育てる」。これがモンキー125と長く付き合う最大の秘訣かもしれません。
購入後に気づく「モンキー125」の弱点

実際に所有したオーナーが直面しやすいリアルな悩みを紹介します。
- 盗難リスクの高さ: 車体がコンパクトで軽く、パーツの価値も高いため、プロの窃盗団に狙われやすいバイクの筆頭です。自宅での地球ロックやアラームなど、強力な防犯対策が必須となります。
- ヘルメットロックの使い勝手: 純正のヘルメットホルダーは位置が悪く、マフラーに干渉したり使いにくかったりするため、社外品のホルダーを追加購入する方も多いです。
- カスタム沼への誘惑: パーツが無限にあると言っても過言ではありません。「少しだけ」と思っていても、気づけば車両価格と同じくらいの金額をカスタムに投じてしまうオーナーが続出しています。
あわせて読みたい : 【2026最新】モンキー125 個性的なカスタム例まとめ12選!
「モンキー125は危ない」と言われるのはなぜ?
購入前に「危ないのでは」と心配する人は多いようです。何が根拠になっているのか、事実から整理しておきます。
理由1:原付二種のなかでも車体が小さい
上の表のとおり、モンキー125の全長は1,710mm。同じホンダの原付二種でも、CT125ハンターカブは1,965mmで255mm長く、全高も55mm高くなっています。原付二種のなかでもかなり小柄な部類です。
車体が小さいということは、周囲のクルマから見つけてもらいにくいということでもあります。写真で見る印象より実車がコンパクトなので、ここは事前に理解しておきたい点です。
理由2:高速道路・自動車専用道路を走れない
125cc以下は高速道路と自動車専用道路を走行できません。つまり移動は必ず一般道になり、交通量の多い幹線道路を走る場面が出てきます。最高出力は6.9kW[9.4PS]なので、流れの速い道路では余裕があるとは言えません。
これはモンキー125に限らず原付二種すべてに共通する条件ですが、「小さい車体で幹線道路を走る」という組み合わせが、「危ない」と言われる背景になっています。
結局どう考えればいいか
裏を返せば、走る道を選べる人にとっては問題になりにくいということです。幹線道路を長時間走る通勤に使うのか、下道をのんびり流す遊び用なのか。ここが判断の分かれ目になります。
「通勤で毎日バイパスを走る」という使い方が前提なら、車体が大きく高速道路も使える車種のほうが向いています。逆に「休日に下道を走る相棒」として考えているなら、車体の小ささはむしろ武器になります。
「飽きるのでは?」という不安について
もうひとつよく聞かれるのが「見た目で買って飽きないか」という不安です。50万円のバイクなので当然の心配だと思います。
筆者は5年乗っていますが、飽きるどころか乗るたびに好きになっています。理由は、モンキー125が「バイクを操っている」という感覚を素直に味わえるバイクだからです。速さで気持ちよくなるタイプではなく、低い速度域でも操作そのものが楽しい。だから同じ道を走っても飽きません。
もうひとつ大きいのがカスタムパーツの多さです。少しずつ手を入れていくと、そのたびに乗り味も見た目も変わります。「完成しない」ことが、結果的に飽きにくさにつながっています。
あわせて読みたい : 5年乗った実感をハンターカブと比べた記事は モンキー125とハンターカブを5年乗って比較|どっちを買うべきか
モンキー125で後悔しないための「3つの最終チェック」

ステップ1:「遊び」と「実用」の比率を考える
もし「平日は通勤、週末は買い物」という実用メインなら、同じ125ccでもハンターカブや125ccクラスのスクーターの方が幸せになれるかもしれません。モンキーはあくまで「走ること、いじること、愛でること」をメインに楽しめる人向けです。
ステップ2:防犯対策のコストを予算に組み込む
車両価格(約45万円)だけで予算を組んではいけません。頑丈なチェーン、カバー、盗難保険、そして積載を補うためのキャリアやバッグ。これらを合わせるとプラス数万円の出費は覚悟しておきましょう。
あわせて読みたい : 【125cc版】愛車を盗ませない鉄壁の守り方。モンキーやダックス、カブを屋外で守り抜く最強グッズ
ステップ3:実車の「サイズ感」を跨って確認
写真で見ると大きく見えますが、実車は驚くほどコンパクトです。バイクショップで実際に跨り、自分の膝の位置や腕の余裕、足つき(シート幅が広いため意外と足つきに影響します)を確認することが重要です。
| 項目 | モンキー125がおすすめな人 | 他(カブ等)を検討すべき人 |
| 主な用途 | 走ること、眺めること、カスタム | 通勤、通学、日々の買い物 |
| 積載 | 工夫して「育てる」のが楽しい人 | 最初から楽にたくさん載せたい人 |
| 重視する点 | 唯一無二の可愛さと愛着 | 実用性とコストパフォーマンス |
あわせて読みたい : モンキー125とハンターカブどっちが買い?両方所有するオーナーが徹底比較
よくある質問
Q. モンキー125を買わないほうがいい人の特徴は?
A. 積載性や実用性をバイクに求める人、タンデム(二人乗り)を予定している人、大柄な体格で長距離を快適に走りたい人には向かないと紹介されています。
Q. 積載ゼロという弱点への対策は?
A. まずはバックパック一つでキャンプに行く、Rスペース製キャリアで拡張する、ヘンリービギンズの65Lシートバッグを使う、汎用サイドバッグでカバーするといった対策が紹介されています。
Q. 後悔しないための最終チェックポイントは?
A. 「遊び」と「実用」の比率を考える、防犯対策のコストを予算に組み込む、実車のサイズ感を跨って確認する、という3つのステップが挙げられています。
Q. 盗難対策も予算に入れるべきですか?
A. はい、モンキー125は盗難リスクが高い車種のため、購入予算に防犯対策のコストも組み込むことが推奨されています。詳しくは【125cc版】愛車を盗ませない鉄壁の守り方の記事も参考にしてください。
まとめ:モンキー125は「最強の趣味バイク」

モンキー125は、不便さを「この形だから仕方ないよね」と笑って許せる人のためのバイクです。
正直に申し上げます。もしあなたが「最初からキャンプや長距離ツーリングをメインに楽しみたい」と考えているなら、モンキーではなくハンターカブなどを選ぶのが、追加のカスタム費用も抑えられて一番の近道かもしれません。
しかし、モンキーには「工夫すれば何とかなる」という育てる楽しさがあります。

最初はバックパック一つから始めて、少しずつキャリアやバッグを揃えていく。そんな過程もモンキーならではの楽しみ方です。
荷物が載らなくても、一人しか乗れなくても、ガレージを開けた瞬間に目が合う、その姿だけで、すべてを帳消しにする魔力を持っています。効率やコスパを求めるなら他を当たるべきです。しかし、「最高に愛着の持てる相棒」を探しているなら、モンキー125はあなたにとって唯一無二の存在になるはずです。






