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バイクの金属美と共鳴する。G-SHOCK「GM-2100-1AJF」が大人ライダーの終着点である理由

G_SHOCK GM2100レビュー

いきなりで恐縮だが...正直に言うとG-SHOCK、長年あまりいい印象を持っていなかった。

「なんか子供っぽくないか?」___10代の頃に目にしたBaby-Gの流行や、カジュアルすぎる樹脂の印象が強く、大人が使うのってどうなのよ?と思っていた。こう言うと怒られそうだが「ナイキのエアフォース1」と同じ、ストリート特有の若すぎる匂いを勝手に感じていたのだ。

80年代生まれあるある?

しかし、その偏見を打ち破ったのが「カシオーク」ことGM-2100だった。結論から言えば、これはタフネスと品格を両立した、大人ライダーの最適解。バイクの金属パーツと共鳴するメタルの質感、ライディングを邪魔しない驚異の薄さが、ツーリングの質を劇的に変えてくれる。

今から、いろいろとこの時計について説明するが、一言でまとめると「超かっこいいから、おすすめ!以上!」...言いたいことはそれだけかもしれない。

なぜ「カシオーク」GM-2100が、バイク乗りの左手に相応しいのか

結論から言えば、GM-2100「10年使えるタフネス」と「高級時計のような品格」を、ライダーが最も求める形で両立している。

G-SHOCKといえば、樹脂製のゴツゴツとしたフォルムが定番。もちろんそれも最高にタフでいいが、大人のライダーが「ジャケットを脱いだ瞬間」や「街中のカフェに立ち寄った時」を想像すると、少しだけカジュアルすぎる場面があるのも事実。

傷も味になる

その点、この通称「カシオーク」と呼ばれるGM-2100は、以下の2点で他のモデルを圧倒している。

  • 金属パーツとの親和性: 鈍く光るステンレスベゼルは、バイクのエンジンやマフラーといった金属の質感と見事に共鳴する。
  • 計算されたサイジング: G-SHOCK最薄クラスの厚み(11.8mm)が、ライディングジャケットの袖口に驚くほどスッと収まる。

「機能として十分」な時計は他にもあるが、「自分のスタイルを完成させる道具」として、これほどライダーの感性に寄り添ったモデルは他に無い。異論は認める。


名作GW-5510から、あえて「これ」に買い替えた「審美眼の変化」

残念ながら現在は生産終了

俺がG-SHOCKの真価を知ったのは、ある種「偶然」だった。取引先の展示会で安くなっていた「GW-5510」を、失礼ながら

「G-SHOCKか〜。意外とカッコいいじゃん。安売りしているし、一つ持っておくか。」

程度の軽い気持ちで手にとったのが始まりだった。

しかし、実際にバイクやキャンプで使い倒してみると、その圧倒的なタフさに驚かされた。過酷な環境でもびくともしない信頼感。「おいおい、G-SHOCKって、こんなに頼もしいのか...」と、気づけば俺の左手には欠かせない相棒になっていた。

機能には満足。でも「今の自分」とのギャップを感じ始めた

この樹脂の質感が逆にいいんだけどね

5510は名作だ。でも、30代後半になり、ふと自分の姿を鏡で見たとき、全身樹脂の質感が少し「カジュアルすぎるんじゃね?」と感じる瞬間が増えてきた。

「タフさは絶対条件。でも、大人の男としてもう少し『品』のある選択肢ってないのかしら?」

そう思って時計店へ足を運んだ俺の目に飛び込んできたのが、このGM-2100だった。

一目惚れした「2100」という正解

ショーケースの中で鈍く光るメタルの質感を見た瞬間、「おぉ...これだよ...!」と直感した。 5510で知った「G-SHOCK最高!」という信頼感はそのままに、今の自分が求めていた「大人の質感」をGM-2100は完璧に纏っていた。

安売りで買った偶然の一本から、自分の意志で選び抜いた至極の一本へ。俺の審美眼が、一段階引き上げられた瞬間だった。

バイクのパーツと共鳴する「メタルの質感」という中毒性

俺がこのGM-2100を手にしたとき、真っ先に感じたのは「こいつ、バイクのパーツと同じ匂いがするじゃぁないか...」という直感。

空冷エンジンやマフラーの輝きとシンクロする、ヘアライン加工の美学

バイク乗りなら、愛車の金属パーツを眺めて酒が飲めるはずだ。エンジンの冷却フィンのエッジ、マフラーの鈍い輝き、ステップの切削跡……。

GM-2100のベゼルに施された絶妙な「ヘアライン加工(細かな筋目模様)」は、まさにそれらバイクのパーツと同じ質感を持っている。樹脂製のG-SHOCKが「ギア(道具)」だとしたら、このメタルカバードは「パーツ(部品)」に近い。

信号待ちでふと左手を見たとき、タンク越しに映る時計の輝きが、愛車の一部であるかのような一体感を生んでくれる。この「シンクロ感」こそが、樹脂モデルでは味わえなかった中毒性の正体だった。

「えっ、それG-SHOCK?」周囲の目が変わる瞬間

実は、この時計を手に入れてから、バイクに乗る時以外、例えば職場にも、たまにつけて行くようになった。同年代の同僚に「えっ、それG-SHOCKなの? かっこいいね!」と声をかけられることも。

かつての俺と同じように「G-SHOCK=カジュアルな樹脂時計」というイメージを持っていた人ほど、このメタルの重厚感に驚く。

数ミリの「薄さ」がもたらす、運転中の圧倒的な解放感

その「最適解」を裏付ける実用面での最大の特徴が、驚異的な「薄さ」だ。 バイク乗りなら分かってもらえるはずだが、厚みのある時計はジャケットの袖口に干渉する。グローブをはめる際に引っかかったり、運転中に手首に違和感を感じるのは、ツーリングにおいて地味ながら大きなストレスになる。

GM-2100はG-SHOCKの中でも際立って薄い11.8mm。このわずか数ミリの差が、袖口にスッと収まる快感を生む。

「10年使えるタフさ」を持ちながら、「ドレスウォッチのような佇まいと薄さ」を両立している。この相反する要素を高い次元でクリアしているからこそ、俺はあえて、この一本を左手に巻いている。


結論、GM-2100は「大人の余裕」を演出する最高の相棒だ

これまで数々の時計を試し、G-SHOCKの無骨な魅力も、高級時計の煌びやかさも知ってきた。そんな俺が今、自信を持って愛車に跨る際に選ぶのは、このGM-2100だ。

今、俺がこの時計を左手に巻いている理由のすべて

それは、この時計が「性能を誇示する」ためではなく、「自分のライフスタイルに正しく馴染んでいる」と感じるから。

バイクのエンジン音を楽しみ、傷を恐れず走り抜けるタフさを持ちながら、街中ではスマートに振る舞いたい。そんな少しわがままな大人の願いを、この「カシオーク」はわずか2万円台という価格で、完璧なまでに叶えてくれる。

この質感を、ぜひあなたの愛車と共に

もしあなたが、かつての僕のように「G-SHOCKはカジュアルすぎる」と感じているなら。あるいは、ジャケットの袖口に時計が引っかかるたびに小さなストレスを感じているなら。

一度、このGM-2100を手に取ってみてほしい。 ハンドルを握る左手で、バイクの金属パーツとシンクロして光るベゼルを見たとき、あなたはきっと「ああ、これが正解だったんだ」と直感するはずだ。

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MONKEY HEAVEN

東京在住の30代アウトドア好き。 バイク・車カスタムやキャンプギアを楽しみながら発信しています! YouTube登録者3.3万人、Instagramフォロワー1.5万人。 バイク雑誌「モトモト」「カブOnly」連載中。

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