125ccバイクや、2025年から始まった「新基準原付(110cc〜125ccベース)」は、手軽で便利な存在です。しかし、マンション住まいにとって「保管問題」は避けて通れない深刻な壁となります。
特に新基準原付は、書類上の扱いは「原付」でも、車体そのものは従来の125ccクラスと同じサイズ。そのため「原付なら自転車置き場に置けるだろう」という思い込みで後悔する人が少なくありません。
サイズの問題、管理規約の壁、そして屋外保管による劣化や盗難リスク。
この記事では、マンションで125ccや新基準原付を保管する際に直面する現実と、後悔しないための具体的な対策を解説します。
なぜ125ccや新基準原付は「マンション問題」が起きやすいのか
125ccバイクは「原付の延長」のように見られがちですが、実際はマンション保管との相性があまり良いとは言えません。
その理由は、サイズ・価格・盗難リスクの“ちぐはぐさ”にあります。
■ 原付のように見えて、原付扱いされない

たとえば
- ホンダ モンキー125
- ホンダ CT125・ハンターカブ
- ホンダ ダックス125
これらはコンパクトに見えますが、法律上は「原付二種」です。
マンションによっては「原付のみ可」「50cc以下のみ可」といった規約があり、125ccは対象外になるケースもあります。
見た目は小さくても、扱いは“バイク”。ここに最初のギャップがあります。
■ 価格は中型クラス、でも保管は屋外になりがち

現在の125ccや新基準原付は新車価格が40~50万円前後。
装備やデザインも本格的で、決して“安い足”ではありません。
しかしマンションでは、
- 屋外のバイク置き場
- 青空駐輪
- 防犯設備なし
という環境が多く、「価格と保管環境が釣り合わない」状態になりやすいのです。
■ 軽い=盗まれやすいという現実

125ccクラスのバイクは車体が軽いため、複数人いれば持ち上げて運ぶことも不可能ではありません。
大型バイクのように“重くて動かせない”安心感がないため、屋外保管では心理的な不安が大きくなります。
特に人気車種はリセールも高く、盗難ターゲットになりやすい傾向があります。
■ 「とりあえず買ってから考える」が危険

125ccクラスのバイクは気軽に買えるイメージがありますが、マンション住まいの場合は「保管場所まで含めて」検討する必要があります。
購入後に
- 置き場がない
- 屋外で不安
- 別途駐輪場を借りることになった
というケースは珍しくありません。
125ccクラスのバイクは“手軽さ”が魅力ですが、マンションとの組み合わせでは、意外と計画性が求められるバイクなのです。
実際にマンション外の駐輪場を借りていた体験
私自身、東京23区内のマンションに住みながら125ccを所有していた時期があります。
当時乗っていたのは ホンダ モンキー125。
契約上、自分のマンションにはバイクを置けず、最終的に「別のマンションの屋内駐輪場」を契約することになりました。
月額約8,000円という現実

借りたのは屋内タイプの駐輪場で、月額は約8,000円。
屋外よりは安心感がありましたが、正直に言うと「思ったより高い」というのが第一印象でした。
125ccは“手軽なバイク”のイメージがありますが、保管コストまで含めると、決して安い趣味ではありません。
年間にすると約96,000円。

数年単位で考えると、かなりの金額になります。
契約までが意外と大変だった

さらに大変だったのが契約手続きです。
- 空き状況の確認
- 管理会社とのやり取り
- 書類提出
- 初期費用の支払い
思っていた以上に手間がかかりました。

保管場所の確保で時間と労力を使うことになったのは、正直想定外でした。
安心感はあるが、距離の問題もある

屋内保管の安心感は確かにありました。
しかし、自宅から少し離れていたため、気軽さは下がります。
「ちょっとコンビニへ」「少しだけ走りたい」

気軽な125ccの魅力が、少しだけ薄れてしまったのも事実です。
125ccバイク×マンションは計画が必要

マンション住まいで125ccを所有する場合、
- 置き場がない
- 屋外は不安
- 別途契約するとコストがかかる
という現実に直面する可能性があります。

125ccは気軽に見えて、実は“保管環境まで含めて計画が必要なバイク”です!
マンション保管でよくあるトラブル
125ccクラスのバイクをマンションで保管する場合、思っている以上にさまざまな問題が起こります。
ここでは、実際に起きやすいトラブルを整理します。
原付専用区画に停められない
マンションの駐輪場は、
- 自転車専用
- 50cc以下の原付専用
となっているケースが少なくありません。125ccは法律上「原付二種」。
見た目がコンパクトでも、50ccとは別扱いです。
そのため、「サイズは問題なさそうなのに規約でNG」というケースが実際にあります。
購入後に気づくと、保管場所探しから始めることになります。
屋外保管で劣化が早い

多くのマンションでは、バイク置き場は屋外です。
屋外保管になると、
- 紫外線による色あせ
- シートや樹脂パーツの劣化
- 金属部分のサビ
が進みやすくなります。
特に人気車種であるホンダ CT125・ハンターカブ やモンキー125のようなデザイン性の高いモデルは、外観の劣化が目立ちやすいのも事実です。
盗難・イタズラのリスク
125ccは比較的軽量です。
大型バイクのような「重さによる安心感」がないため、複数人で持ち上げられるリスクもあります。
さらに屋外駐輪場では、
- カバーをめくられる
- いたずらされる
- ロックを切られる
といった被害もゼロではありません。

車両価格が50万円前後する現在の125ccにとって、このリスクは決して小さくありません。
カバー飛散トラブル

屋外保管で必須になるのがバイクカバーですが、強風で飛ばされるトラブルもよくあります。
- 隣の車両にかかる
- 通路を塞ぐ
- 管理会社から注意を受ける
といったケースもあり、単に「カバーをかければ安心」というわけではありません。
近隣クレーム問題

排気音や暖機運転の音が気になるという理由で、近隣トラブルに発展するケースもあります。
125ccは比較的静かとはいえ、早朝や深夜の出入りは目立ちます。特にマフラー交換車の場合は、想像以上に音が響くこともあります。
【小まとめ】安心して置き続けられるかどうかまで考える必要がる
マンションでの125cc保管は、
- 規約
- 屋外環境
- 盗難リスク
- 近隣関係
といった複数の要素が絡みます。
「置けるかどうか」だけでなく、「安心して置き続けられるかどうか」まで考えることが重要です。
自分のマンションに125ccが停められない場合の解決策
「規約でNGと言われた」「原付二種は対象外だった」
そんなときに取れる選択肢を整理します。
① 管理会社・管理組合に交渉する

まずできるのが、規約の確認と相談です。
- 原付二種が本当に不可なのか
- サイズ制限があるのか
- 空き区画があるのか
マンションによっては「50ccまで」と書いてあっても、実質的にサイズ基準で判断されることもあります。

交渉で通るケースは少ないですが、まずは確認する価値はあります。
② 近隣マンションの駐輪場を契約する

私自身が取った方法がこれです。
どうしようもなかったので自宅とは別のマンションの屋内駐輪場を契約し、保管していました。
メリットは安心感。デメリットはコストと距離です。
- 自宅から少し離れる
- 契約手続きが面倒
- 空きが少ない
現実的な選択肢ではありますが、長期的には負担が大きくなります。

正直「高いな〜」と思いましたが、これしか方法がなかった...。屋外とも悩みましたが盗難リスクと劣化リスクを考えて屋内にしました。
③ 月極バイク駐車場を探す

最近はバイク専用の月極駐車場も増えています。
- 屋外タイプ(安価)
- 屋根付き
- シャッター付き
価格帯は地域差がありますが、都市部では5,000円〜15,000円ほどが目安です。
空き状況が変動しやすいため、早めのリサーチが重要になります。
④ レンタルガレージ・トランクルームを利用する

防犯性を重視するなら、レンタルガレージという選択肢もあります。
- シャッター付き個室
- 電源あり
- 屋内型
月額はやや高めですが、
- 盗難リスク軽減
- 雨風を完全に防げる
- メンテナンス作業ができる
というメリットがあります。

125ccでも車両価格が高い今、「保管環境に投資する」という考え方も現実的です。
「自宅の近くで空きがあるか確認したい」なら、掲載物件数No.1の【ハローストレージ】で検索してみるのがおすすめです。
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【比較】あなたに最適な保管方法はどれ?
保管場所の条件や予算に合わせて、主な3つのパターンを比較しました。
| 保管方法 | コスト(月額目安) | 防犯性 | 利便性(出し入れ) | こんな人におすすめ |
| 自宅屋外 + 徹底防犯 | 低(0円〜数千円) | △〜◯ | ◎ | 毎日通勤で使う・コスト重視 |
| 月極バイク駐車場 | 中(5千円〜1.5万円) | ◯ | △ | 自宅に置き場がない・安心が欲しい |
| レンタルガレージ | 高(1万円〜2万円超) | ◎ | △〜◯ | 新車・高級車・絶対に盗まれたくない |
屋外保管でもできる現実的な対策

マンションの規約などで「どうしても屋外保管」になる場合、大切なのは「盗難リスク」と「雨風による劣化」をいかに最小限にするかです。
手間とコストはかかりますが、以下の3点は必須の対策と言えます。
- 「車種を特定させない」厚手のカバー: 盗難の下見を防ぎ、紫外線による樹脂パーツの劣化を抑えます。
- 「地球ロック」の徹底: 125ccは軽いため、柱などの構造物と車体を太いチェーンで繋ぐのが鉄則です。
- 「音」による威嚇: 振動を検知して鳴るアラームは、イタズラや盗難の抑止に極めて有効です。
「具体的にどの製品が125ccに合うのか?」「コスパの良い組み合わせは?」といった詳細なグッズ選びについては、以下の記事で実体験をもとにまとめています。
あわせて読みたい : 【125cc専用】屋外保管で愛車を守る!最強の防犯グッズまとめ
それでも不安な人へ|レンタルガレージという選択肢

「50万円もした愛車を、一晩中外に置いておくのは精神的にきつい…」 そう感じるなら、マンションの駐輪場にこだわらず、レンタルガレージ(バイクコンテナ)を検討すべきです。
レンタルコンテナのメリット・デメリット
最大のメリットは、何と言っても「物理的な遮断」です。
- メリット: 雨風を完全に防げる、盗難・イタズラのリスクがほぼゼロになる、ヘルメットやウェアも一緒に保管できる。
- デメリット: 毎月の固定費がかかる、自宅から離れる場合が多い、出し入れに手間がかかる。
125ccは車体がコンパクトなので、小さめのコンテナでも十分余裕を持って収まります。
月額相場はいくら?
地域によりますが、おおよその目安は以下の通りです。
- 地方・郊外: 月額3,000円〜7,000円
- 都市部(東京23区など): 月額8,000円〜15,000円
初期費用として事務手数料や保証金がかかることが多いため、契約前には総額を確認しましょう。
向いている人・向いていない人
- 向いている人: 希少車や新車に乗っている人、洗車したての美しさを保ちたい人、防犯で夜も眠れないほど不安な人。
- 向いていない人: 毎日通勤で使う人(出し入れの時間がストレスになる)、とにかくコストを抑えたい人。
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結論|マンション×125ccで後悔しないために考えるべきこと

125ccクラスのバイクは最高に楽しい乗り物ですが、マンション住まいの場合は「手に入れた後の日常」をどれだけ具体的にイメージできるかが鍵となります。
保管場所を決めてから購入する
バイクを選んでいる時間は楽しいものですが、その情熱と同じくらい「どこに置くか」を真剣に探してください。
納車当日に「やっぱり停められなかった」となるのは、あまりにも悲劇です。
対策費用も含めて総予算を考える
車両価格が40~50万円なら、それに加えて「強力なロック・高品質なカバー・あるいは半年分の駐車場代」として、プラス5万円〜10万円は予算に組み込んでおきましょう。
あわせて読みたい : 【125cc専用】屋外保管で愛車を守る!最強の防犯グッズまとめ
盗難対策は「安心料」と考える
最強の防犯対策をしても、100%盗まれない保証はありません。しかし、しっかり対策をすることで「自分はやるだけのことはやった」という心の平穏が得られます。
その安心感こそが、長く楽しくバイクライフを続けるための秘訣です。