ハンターカブのサイドキャリアのレビュー

CT125ハンターカブ

ハンターカブに「サイドキャリア」は最強!JA55にエンデュランス製を取り付ける裏技とキャンプ積載レビュー

MONKEY HEAVEN

東京在住の30代アウトドア好き。 バイク・車カスタムやキャンプギアを楽しみながら発信しています! YouTube登録者3.3万人、Instagramフォロワー1.5万人。 バイク雑誌「モトモト」連載中。

「ハンターカブ(CT125)でもっと自由に荷物を積みたい!」 そう思ったとき、検討するのがサイドバッグです。でも、専用バッグしか付けられなかったり、重いものを載せると不安定だったりと、あと一歩「自由度」に欠けると感じたことはありませんか?

私は、海外のライダーがサイドに大型テントや無骨な装備を直接パッキングしている姿を見て、確信しました。 「バッグを支えるのではなく、荷物を載せるための『サイドキャリア』こそが、キャンプツーリングの正解だ」と。

しかし、ここで大きな壁が立ちはだかります。 私が選んだ最強のキャリア、エンデュランス製サイドキャリアは「新型JA65専用」。私の愛車は旧型のJA55。本来なら適合不可で諦めるしかありません。

そこで今回は、JA55にJA65専用サイドキャリアをスマートに取り付ける「純正流用カスタム」の裏技を徹底解説します!

  • なぜ「サイドバッグサポート」ではなく「サイドキャリア」なのか?
  • JA65純正パーツを流用して2万円浮かせるコスト削減術
  • 実際にキャンプで使って分かった、積載の安定感と注意点

ハンターカブの積載力を限界まで引き出し、見た目もタフに仕上げたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。私のメインチャンネル「モンキーヘブン」のキャンプ動画で実際に使用している様子も併せてご紹介します。

はじめに:サイドバッグサポートではなく「サイドキャリア」を選んだ理由

ハンターカブの積載を増やす際、最も一般的なのは「サイドバッグサポート」を取り付けることですよね。デイトナやキジマなど各社からラインナップされており、サイドバッグの巻き込みを防ぐための定番アイテムです。

しかし、私はあえてサポートではなく「サイドキャリア」を選びました。

「バッグの支え」か「荷物のための棚」か

サイドバッグサポートは、あくまで「バッグを吊るすこと」を前提としたフレームです。そのため、バッグ以外のものを固定しようとすると安定しなかったり、底面の支えがないため重い荷物でバッグが垂れ下がってしまうことがあります。

対して、今回選んだサイドキャリアは、その名の通り「サイドにある荷台(棚)」です。 最大の特徴は、底面にしっかりとした「受け」があること。これにより、特定のバッグに縛られることなく、以下のような自由な積載が可能になります。

  • クーラーボックスをそのままベルト固定
  • 大型のテントを積載
  • ホムセン箱やパニアケースの土台として活用

衝撃を受けた海外の「サーフ&キャンプスタイル」

私がこのスタイルに惚れ込んだきっかけは、Instagramで見かけたカスタムでした。

海外のハンターカブ乗りが、サーフボードを運ぶためのパイプのような広幅のキャリア装備し、そこにキャンプ道具を横付けして旅をしていたんです。

「上に積み上げるのではなく、横にパッキングする」。このスタイルなら重心が下がり、走行安定性も抜群に良くなります。「これこそがハンターカブの本来の姿じゃないか?」と直感し、国内で手に入る「棚」としての機能を持つキャリアを探し始めました。

辿り着いたのは「エンデュランス製」

調べてみると、海外メーカー(タイや台湾)からも魅力的なサイドキャリアは出ていましたが、日本仕様のハンターカブに適合するか不透明で、個人輸入のハードルも高い……。

そんな中、唯一と言っていい国内の選択肢が「エンデュランス製サイドキャリア」でした。国内メーカーならではの信頼性と、無骨でタフなルックス。迷わずこれに決めたのですが、ここから「適合の壁」という新たな問題に直面することになります。

選んだのは「エンデュランス製サイドキャリア」

国内メーカーで唯一、理想の形をしていたのがエンデュランス製サイドキャリア。見た目もタフで「これしかない!」と意気込んで商品ページを開いた私を待っていたのは、非情な「JA65(新型)専用」の文字でした。

私の愛車は初期型のJA55。なぜ取り付けられないのか、その理由と私が取った解決策を詳しくご紹介します。

JA55とJA65、決定的な「リアキャリア」の違い

エンデュランスの仕様を確認すると、JA55に取り付けられない理由は明確でした。 新型のJA65では、リアキャリアの裏側にサイドキャリアを固定するための「ネジ穴」が追加されているんです。エンデュランスのサイドキャリアは、このネジ穴を利用して固定する設計になっているため、穴がないJA55の純正キャリアには物理的にボルトオンができません。

2つの選択肢と、私が選んだ「安く済ませる裏技」

JA55オーナーがこのエンデュランス製サイドキャリアを付けるには、大きく分けて2つの方法があります。

  1. エンデュランス製の「ロングリアキャリア」に交換する エンデュランスから発売されているロングキャリア(26,400円)へ交換すれば、JA55でもサイドキャリアが装着可能です。しかし、サイドキャリア本体(約2万円)と合わせると、合計で5万円近い出費になってしまいます。また、私個人としてはリアを長くするメリットをあまり感じませんでした。
  2. JA65の「純正リアキャリア」を流用する(今回採用!) 「ネジ穴がないなら、穴がある新型の純正キャリアに替えればいい」と考え、メルカリをチェック。すると、新車外しのJA65純正キャリアが約6,500円で出品されていました。

これなら、ロングキャリアを買うよりも2万円近く安く済みます。サイドキャリア本体(Amazonで19,800円で購入)と合わせても、合計で約26,000円。コストパフォーマンスは最強です。

更に今回取り外したJA55リアキャリアをメルカリに出品すれば多少もとは取れそうです。

今回選ばなかったロングリアキャリアはこちら👇️口コミ評価は高いです。

あえて「黒」を選んだコーディネートのこだわり

私のハンターカブは赤色(グローイングレッド)ですが、メルカリで購入したJA65の純正キャリアはあえて「黒」を選びました。

「単に安かったから」というのも理由の一つですが(笑)、取り付けるサイドキャリアも黒なので、リア周りを黒で統一した方が、オフロードバイクらしい引き締まった印象になるんじゃないかと計画的に選んだ結果です。実際に装着してみると、赤の車体に黒の積載ユニットが絶妙にマッチし、見た目の満足度も非常に高いカスタムになりました。

【実践】取り付け手順と必要工具

それでは、実際にJA65の純正キャリア流用と、エンデュランス製サイドキャリアの取り付け手順を解説します。

私の手元に届いたパッケージには、なぜか取り付け説明書が同梱されていませんでした。(エンデュランスさんのミスか、元々そういう仕様なのかは不明です)。そのため、手探りで進めた経験をもとに、スムーズに進めるためのポイントをまとめました。


使用した工具

一般的にハンターカブのリア周りを触る工具があれば対応可能ですが、以下のサイズを揃えておきましょう。

  • ソケットレンチ / メガネレンチ: 10mm、12mm、14mm、17mm、19mm
  • 六角レンチセット: サイドキャリア本体の組み立て用

1. 純正キャリア(JA55)の取り外し

まずは元々の赤いキャリアを外していきます。

  1. マフラーステー周辺: 12mmのナットと、ショックアブソーバー付近のアダプターボルト(19mm)を緩めます。
  2. キャリア固定ボルト: 上部のフランジボルト(12mm)を外します。
  3. サスキャップ: リアショック上部のキャップ(17mm)を外せば、キャリアを後ろに引き上げるようにして取り外せます。

【注意点:エアクリーナーダクト】 通常、左側の作業ではエアクリーナーダクトが干渉するため、ケースごと取り外す必要があります。しかし私のハンターカブは、ダクトを社外品に交換していたため、取り外しの手間なく作業を進めることができました。 純正ダクトの方は、無理に引っ張らず一旦ケースを浮かせて作業することをおすすめします。


2. JA65キャリア & サイドキャリアの取り付け

いよいよ新型キャリアとサイドキャリアを合体させます。

  1. キャリアの交換: 先ほどと逆の手順でJA65の黒いキャリアを仮付けします。この際、ダクトの通気口を塞いでいないか位置をしっかり確認しましょう。
  2. サイドキャリアの固定: JA65キャリアの裏側にある「例のネジ穴」を使って、サイドキャリアを固定します。
  3. 純正ツールボックスの移設: 「サイドキャリアを付けると工具箱が使えなくなるのでは?」と心配していましたが、大丈夫です。エンデュランスのキットには移設用のステーが付属しており、位置を少し調整することで、純正ツールボックスをそのまま併用することが可能です。10mmのナットなど、純正パーツを流用しながら固定していきます。

取り付けを終えて:5kgの耐荷重が頼もしい

すべてのボルトを本締めすれば完成です! 実際に取り付けてみると、ガタつきは一切なく、非常に強固な印象。耐荷重は5kgと設定されており、キャンプ道具をフルパッキングしても不安感はありません。

工具に慣れている方なら1時間〜1時間半ほどで終わる作業ですが、やはり「JA65キャリア流用」というステップが入る分、達成感もひとしおです。

今回私は用意していませんでしたが、サイドキャリアのステー箇所には汎用ヘルメットホルダーも取り付けることが可能です👇️

【キャンプ実践レビュー】サイドキャリア+ROK strapsは最適な組み合わせ

取り付けを終え、さっそくキャンプに行ってきました。 結論から言うと、「なんでもっと早くこれにしなかったのか」と後悔するほどの使い心地です。

1. 「底面」があることの圧倒的な安心感

サイドバッグサポートと違い、エンデュランス製サイドキャリアにはしっかりとした底面の「受け」があります。 今回は、お酒・氷・食材を大量に詰めこんだ「ソフトクーラーボックス」をサイドに配置してみました。

サポートだけだと重みで内側に巻き込まれたり、下にずり落ちたりする不安がありますが、キャリアなら載せるだけ。ベルトで固定した時の安定感が段違いです。重心が下がったおかげで、峠道のコーナリングも驚くほどスムーズになりました。

2. 大型テントも「横積み」でスマートに

キャンプ道具の中で最もかさばるのがテントです。 私は今回、あえて大型のテントをサイドキャリアに括り付けてみましたが、これも大正解。 リアキャリアの上が空くので、撤収時に「とりあえず放り込むスペース」が生まれ、パッキングのストレスが激減しました。見た目も海外のラリーバイクのような無骨さが出て、所有欲を満たしてくれます。

3. 最強の相棒「ROK straps(ロックストラップ)」

このサイドキャリアを使いこなす上で欠かせないのが、ROK straps(ロックストラップ)というタイダウンベルトです。

  • 緩まない安心感: 一部が強力な天然ゴムになっていて、常にテンションがかかり続けるため、走行中の振動で荷物が緩むことがありません。
  • バックルで一瞬: 荷解きはバックルを外すだけ。キャンプ場に着いてから紐をほどく手間がありません。
  • サイドキャリアとの相性: キャリアのパイプにループを通せる場所が多いので、どんな形状の荷物でもガッチリ固定できます。

4. 迷っているなら「キャリア」を選ぶべし

「サイドバッグを付けるか、サイドボックスを付けるか……」と悩んでいる方は多いと思います。 でも、このサイドキャリアがあれば「何でも載せられる」ようになります。ある日はサイドバッグ、ある日はクーラーボックス、ある日は大型テント。

この自由度こそが、ハンターカブというバイクに最もふさわしいカスタムだと感じました。


まとめ:JA55でも諦めなくて良かった!

今回はJA55にJA65用のエンデュランス製サイドキャリアを取り付ける方法をご紹介しました。

確かにロングキャリアを買うよりは手間がかかりますが、「JA65純正キャリアを流用する」という選択で、コストを抑えつつ、理想のパッキングスタイルを手に入れることができました。

「積載力が足りない」「キャンプ道具をパズルみたいに積むのが疲れた」という方。 ぜひ、このサイドキャリアという選択肢を検討してみてください。ハンターカブでのキャンプが、もっと自由で楽しいものになるはずです!

実際のパッキングの様子や、キャンプ場での使い勝手については、YouTubeチャンネル「モンキーヘブン」の動画でも公開しています。 ぜひそちらもチェックして、カスタムの参考にしてみてくださいね!

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