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トゥーカッターとEX-ZEROを比較!頭が小さく見えるのはどっち?実際に両方使って分かった違い

EX-ZEROとトゥーカッターのサイズ比較

MONKEY HEAVEN

東京在住のアウトドア好き。バイク・車のカスタムやキャンプギアの魅力を、大人な遊び心を大切に発信中。 雑誌「モトモト」「カブOnly」での連載や、SNS(YouTube 4万人/Instagram 1.5万人)を通じて、趣味を深く楽しむコミュニティを広げています。

「ビンテージ系のフルフェイスはカッコいい。でも被るとマッチ棒みたいになる」——ネオクラシック系のヘルメットを探したことがある人なら、一度は突き当たる悩みだと思います。

そして、この問題をかなり高いレベルで解決しているのがTT&CO のトゥーカッターです。

筆者はSHOEI EX-ZERO を約1年使い、さらにトゥーカッターも実際に購入して、いまも両方を持っています。この記事では、スペック表を並べるだけではなく「結局どっちを買えばいいのか」に、実際に被り比べた人間として答えます。

【結論】結局どっちを買えばいい?

先に答えを書きます。

頭を小さく見せたいならトゥーカッター。長距離と日常の使いやすさならEX-ZERO。

トゥーカッターがおすすめ

  • 頭を小さく見せたい
  • ビンテージ感を最優先したい
  • 街乗り・近距離ツーリングが中心
  • ゴーグルやバイザーを使い分けるのが苦にならない

EX-ZEROがおすすめ

  • 長距離ツーリングが多い
  • インナーシールドが欲しい
  • サイズをきちんと選びたい
  • 装備の使い勝手を重視したい

筆者自身は両方を所有していて、長く走る日はEX-ZERO、街に出る日はトゥーカッターという使い分けに落ち着いています。どちらかが上位互換ということはなく、優先順位が違うヘルメットだというのが、両方を使った実感です。

トゥーカッターとEX-ZEROの比較表

比較項目TT&CO トゥーカッターSHOEI EX-ZERO
頭を小さく見せたい
シルエット◎ コンパクト
重量約1.2kg約1.19kg
インナーシールド×○ 格納式を内蔵
バイザー標準付属別売(4,400円)
サイズワンサイズ+内装調整複数サイズ
規格SGJIS
ビンテージ感
日常の使いやすさ
ロングツーリング
※EX-ZEROはLサイズの実測値。トゥーカッターはメーカー公称値(ワンサイズ)です。

実際に被り比べた様子は動画にもまとめています。写真では伝わりにくい帽体の差は、こちらのほうが分かりやすいはずです。

【2026年10月1日】EX-ZEROは値上げされます

EX-ZEROを検討しているなら、この日付だけは先に押さえておいてください。SHOEIが2026年7月27日に価格改定を告知しています。

  • 現行価格:49,500円(税込)
  • 2026年10月1日から:56,100円(税込)
  • 差額は6,600円(公式告知の値上げ幅は税抜6,000円)

ただし、ここは単純な値上げではない点に注意してください。同じ告知で、SHOEIはP.F.S.(内装フィッティングサービス)の施工料金を希望小売価格に含める体系へ変更すると発表しています。2026年10月1日以降は、新規購入時のP.F.S.施工料金がヘルメット本体価格のみとなり、追加費用なしで受けられるようになります(持ち込みでの施工は6,000円・税抜〜、3D P.F.S.は対象外)。

つまり値上げ幅とフィッティング料金がほぼ同額なので、「P.F.S.を使うつもりがあるかどうか」で損得が変わります。フィッティングまで受ける前提なら実質的な差は小さく、内装調整をせずそのまま被る前提なら、9月中のほうが6,600円安く買えるという整理になります。

※価格・改定内容は執筆時点で公式告知を確認したものです。購入前にSHOEI公式サイトと販売店の最新情報もご確認ください。

値上げは2026年10月1日から。現行の49,500円で買えるのは9月30日までです。P.F.S.を使わずそのまま被るつもりなら、9月中に決めたほうが6,600円安く済みます。

① トゥーカッターは本当に「頭が小さく見える」のか?

TT&CO トゥーカッターを被ってバイクに跨ったときのシルエット
トゥーカッターを着用

この記事を読んでいる方が一番知りたいのは、たぶんここだと思います。結論から言うと見えます。ただし、その理由は「帽体が小さいから」だけではありません。

トゥーカッターは帽体そのものが小さいことに加えて、後頭部の張り出しや顎まわりの形状も含めて、装着したときのシルエットがコンパクトにまとまる設計になっています。ヘルメット単体で見た大きさよりも、被ったときの見え方のほうが差が出ます。

実際に使ってみて
写真で並べた以上に、実際にバイクに跨った状態で見たときのコンパクトさが分かりやすいです。特にモンキー125のような小さめの車体との相性はかなり良いと感じました。逆に言えば、鏡の前で被っただけでは差が分かりにくいので、可能なら店頭でも跨った状態を見せてもらうのが確実です。

なお「帽体が小さい=必ず頭が小さく見える」わけではありません。髪型、肩幅、体格、着ているウェアのボリュームでも印象は変わります。同じヘルメットでも、体格のいい方が被ればむしろバランスが取れて見えることもあります。あくまで「同条件で比べたときにトゥーカッターのほうがコンパクトに見える」という話として読んでください。

着用スタイルごとの見え方は、トゥーカッター単体のレビュー記事でサングラス・バイザー・専用ゴーグルの4パターンを写真付きでまとめています。

② 帽体サイズの違い|なぜビンテージ系は大きくなるのか

EX-ZEROとトゥーカッターの帽体サイズを比較した写真

ビンテージ系のフルフェイスが「マッチ棒になる」と言われるのは、デザインの問題というより規格をクリアするために帽体が厚くなるという構造上の理由が大きいです。衝撃を受け止めるには、シェルにも緩衝材にも相応の厚みが要ります。

トゥーカッターは、この課題に3D設計で正面から取り組んだモデルです。乗車用規格をクリアしたうえで最小クラスの帽体を実現しており、被ったときに「ヘルメットだけが浮いている」感じになりにくくなっています。

一方のEX-ZEROは、突き出た顎と後頭部のダックテール形状が視覚的なボリュームを生みます。これは80年代のオフロードレーサーというモチーフをそのまま形にした結果でもあり、デザインの一部です。

ただし公平に言えば、EX-ZEROが特別大きいわけではありません。一般的なフルフェイスと比べれば差はほとんど気になりません。この件に関しては、比較相手が小さすぎるという言い方のほうが正確です。

③ 重量は意外にも、ほぼ同じだった

SHOEI EX-ZEROの重量を実測しているところ

「小さいトゥーカッターのほうが軽いはず」と思っていましたが、実際の重量はほぼ同じでした。

トゥーカッターは1.2kg(1,200g)。対してEX-ZEROのLサイズを実測すると約1,190gで、SHOEI公表のLサイズ(ソリッドカラー)平均1,196gとほぼ一致しました。数字の上ではむしろEX-ZEROのほうがわずかに軽いくらいです。

※トゥーカッター側はメーカー公称値(ワンサイズ)、EX-ZERO側はLサイズの実測値なので、条件は厳密に同一ではありません。

つまり軽さを理由にトゥーカッターを選ぶ必要はないということです。トゥーカッターを選ぶ理由は、あくまでシルエットにあります。

④ 安全規格の違い|SGとJIS

SHOEI EX-ZEROのシェル構造がわかる写真
  • TT&CO トゥーカッター:日本のSG規格を含む乗車用規格を取得
  • SHOEI EX-ZERO:SHOEI公式の製品仕様でJIS規格。シェルは同社独自の「AIM」構造

まず前提として、どちらも乗車用ヘルメットとして正規の規格を満たしています。「ビンテージ系は安全性が不安」というイメージだけで判断する必要はありません。

そのうえで、EX-ZEROにはSHOEI独自のシェル構造や内装設計が採用されています。単純に「JISだから安全」「SGだから安全」という比較ではなく、構造・設計・そして自分の頭に合っているかというフィッティングまで含めて選ぶべきだと考えています。どれだけ高い規格を通ったヘルメットでも、サイズが合っていなければ本来の性能は出ません。

⑤ インナーシールドの有無|日常の使い勝手はここで決まる

SHOEI EX-ZEROの格納式インナーシールドを引き出した状態

見た目の話が続きましたが、毎日の使い勝手でいちばん効いてくるのはここです。

EX-ZEROには格納式のインナーシールドが内蔵されています。レトロなデザインでこれが入っているのは正直かなり驚きました。

  • トンネルの出入りで手が塞がらない
  • ゴーグルを忘れた日でも走れる
  • 夜間走行にそのまま対応できる

トゥーカッターにインナーシールドはありません。その代わりバイザーが標準で付き、専用設計のゴーグルを別売で追加できます。スタイルとしては完成度が高いのですが、装備を持ち出す前提にはなります。

  • ゴーグルを忘れると日差し対策の手段がない
  • ミラーレンズのゴーグルは夜間かなり見えづらい
  • 明るさに応じてレンズを替える運用が要る

実際に使ってみて
普段はゴーグル派なのですが、日が落ちてきた帰り道でインナーシールドの有無は素直にありがたいと感じます。逆にトゥーカッターは、ゴーグルを首にかけたまま走れるので、着け外しのテンポは悪くありません。「面倒か、楽しいか」は人によって割れる部分だと思います。

EX-ZEROを1年使って感じたことは、EX-ZEROの単体レビューにデメリットも含めてまとめています。

トゥーカッター側のゴーグル選びは、専用設計品がフィット感でも風切り音でも有利です。ただしミラーレンズは夜間かなり見えづらくなるので、夜も走るならクリアやライトスモークをおすすめします。

汎用ゴーグルも含めて検討したい場合は、ヘルメットに合うバイクゴーグルおすすめ8選に着用レビュー付きでまとめています。

⑥ バイザー|標準付属か、別売か

SHOEI EX-ZERO専用バイザー V-480 Visor を装着した状態

地味ですが、購入総額に効いてくる差です。

トゥーカッターは専用設計のスナップ式バイザーが標準付属。買ったその日からビンテージスタイルが完成します。EX-ZEROの専用バイザー「V-480 Visor」は別売で4,400円(税込)です。

個人的には、EX-ZEROを買うなら必ずセットで揃えてほしいアイテムだと思っています。付けると印象がガラッと変わり、デザインが完成形になる感覚があります。つまりEX-ZEROは本体価格+4,400円が実質的な予算だと考えておくのが現実的です。

⑦ サイズとフィッティング|ワンサイズか、選べるか

購入前にいちばん不安になる部分だと思います。

トゥーカッターはワンサイズで、標準設定は58〜59cm(他社のM/Lサイズ相当)です。筆者は標準内装のまま調整なしでフィットしました。合わない場合は内装で調整します。

  • 頭が小さい方:厚みのある内装セット(S/XS)に交換して53〜56cmに対応
  • 標準がきつい方:チークパッドを薄いXLに変えて頬の圧迫を軽減

内装はすべて脱着式で洗濯できます。ただし調整には別売の内装セットを買い足す必要があるので、そこは織り込んでおいてください。

Sサイズ交換パッド👇️

XLサイズ交換パッド👇️

EX-ZEROは複数サイズから選べます。(※筆者所有サイズはLサイズ)頭のサイズが標準から外れている自覚がある方、あるいは実店舗で被って決めたい方には、こちらのほうが確実です。2026年10月1日以降はP.F.S.(内装フィッティング)が本体価格に含まれるので、フィッティング前提ならこの差はさらに開きます。

⑧ 価格|総額で考えると差はどれくらいか

EX-ZEROは現行49,500円(税込)、2026年10月1日から56,100円(税込)。ここにバイザー4,400円を足すのが実質的な総額です。

対してトゥーカッターは、スタンダードモデルが32,340円、グラフィックの入ったペイントモデル👇️が40,000円前後(モデルにより変動)。バイザーが標準付属なので、これ以上の追加は必要ありません。

つまり実質的な総額では2万円前後の差が出ます。EX-ZERO(現行49,500円+バイザー4,400円=53,900円)に対して、トゥーカッターは32,340円で完結する計算です。10月1日以降はこの差がさらに6,600円広がります。

ただしトゥーカッターはまとまった数で入荷しないモデルで、人気のスタンダード ブラック(FREE 58-59cm)は品切れと再入荷を繰り返しています。Amazonが品切れでも、楽天市場などに在庫が残っていることがあるので、両方を見てみてください。

なおトゥーカッターはバイザーが標準付属なので、そのぶん初期費用は抑えられます。ただし専用ゴーグルまで揃えると差は縮まります。

実際に使って分かった使い分け

SHOEI EX-ZEROを横から見たサイズ感がわかる写真

両方を持っている人間として、いま実際にどう使い分けているかを正直に書きます。

長く走る日はEX-ZERO。高速を使う日、帰りが夜になりそうな日、天候が読めない日はこちらです。インナーシールドがあるだけで、途中で止まって装備を入れ替える手間がなくなります。

街に出る日はトゥーカッター。近所を流す、写真を撮る、人と会う——シルエットが効く場面ではこちらを選びます。モンキー125のような小さめの車体だと、見た目のまとまりが明確に違います。

結果として「どちらか1本」ではなく「役割が違う2本」という運用に落ち着きました。もし1本だけ選ぶなら、走る距離と時間帯で決めるのがいちばん失敗しないと思います。

結局、どちらを買うべきか

TT&CO トゥーカッターがおすすめな人

かっこいいおすすめのフルフェイスヘルメット・トゥーカッター
  • 「頭が大きく見える」ことが購入をためらう最大の理由になっている
  • ビンテージ感・シルエットを最優先したい
  • 街乗り・近距離ツーリングが中心
  • ゴーグルやバイザーを使い分けるのが苦にならない
  • 頭囲が58〜59cm前後、または内装調整を前提にできる

SHOEI EX-ZEROがおすすめな人

EX ZEROとゴーグル
  • 高速道路やロングツーリングなど、長時間走行で装備の利便性を重視する
  • インナーシールドの手軽さを手放したくない
  • 実店舗で被ってサイズを確定させたい
  • 1本で長く使う前提で選びたい
  • フィッティングをせずに買うなら、2026年9月中の現行価格で押さえたい

よくある質問

Q. トゥーカッターとEX-ZERO、どちらが小さく見えますか?
A. トゥーカッターです。帽体そのものが小さいことに加え、後頭部や顎まわりの形状も含めて装着時のシルエットがコンパクトにまとまります。

Q. トゥーカッターはダサい?マッチ棒になりますか?
A. 体格によりますが、帽体がコンパクトなぶん、一般的なビンテージ系フルフェイスより頭だけが浮きにくいです。ただし髪型・肩幅・ウェアのボリュームでも印象は変わるので、可能なら実際に被って確認するのが確実です。

Q. EX-ZEROは頭が大きく見えますか?
A. 一般的なフルフェイスと比べて極端に大きいわけではありません。ただしトゥーカッターと並べるとボリュームを感じます。突き出た顎と後頭部のダックテール形状によるもので、これはデザインの一部でもあります。

Q. SG規格とJIS規格では、どちらが安全ですか?
A. どちらも乗車用ヘルメットとして正規の規格で、片方だけ公道で使えないということはありません。規格の名前だけで比べるのではなく、シェル構造・内装設計・自分の頭に合っているかというフィッティングまで含めて選ぶのがよいと思います。

Q. トゥーカッターのほうが軽いのでは?
A. 数字上はほとんど差がありません。トゥーカッターが1.2kg(1,200g)、EX-ZEROはLサイズ実測で約1,190gでした。軽さを決め手にする必要はなく、選ぶ基準はシルエットと装備の考え方になります。

Q. トゥーカッターはワンサイズですが、頭が大きくても被れますか?
A. 標準設定は58〜59cmです。きつい場合はチークパッドを薄いXLサイズに交換すると頬の圧迫を減らせます。逆に小さい方は厚めの内装セット(S/XS)で53〜56cmまで対応できます。いずれも別売パーツが必要です。

Q. EX-ZEROは値上げ前に買うべきですか?
A. 内装調整をせずそのまま被る前提なら、2026年9月中のほうが6,600円(税込)安く買えます。ただし10月1日以降はP.F.S.(内装フィッティング)の施工料金が本体価格に含まれるようになるため、フィッティングまで受ける前提なら実質的な差は小さくなります。どちらが得かは「P.F.S.を使うかどうか」で変わります。

Q. トゥーカッターに専用ゴーグルは必要ですか?
A. スタイルを完成させたいなら、あったほうがいいと思います。ヘルメット側にぴったりフィットし、風切り音の軽減にも効きます。ただしミラーレンズは夜間かなり見えづらくなるので、夜も走るならクリアやライトスモークを選んでください。

Q. 両方買う価値はありますか?
A. 用途がはっきり分かれるなら、あります。筆者は長距離をEX-ZERO、街乗りをトゥーカッターで使い分けています。ただし1本目としてどちらかを選ぶなら、走る距離と時間帯で決めるのが失敗が少ないです。

まとめ|シルエットで選ぶか、装備で選ぶか

両方を使ってみて、この2つの違いは「シルエットを最優先するか、装備と使い勝手を取るか」の一点に集約されると感じています。

重量はほぼ互角、規格はどちらも乗車用として正規。となると残る差は、被ったときの見え方・インナーシールドの有無・サイズ展開・価格です。ここに自分の乗り方を当てはめれば、答えはわりとはっきり出ます。

頭を小さく見せたいならトゥーカッター。長距離と日常の使いやすさならEX-ZERO。迷ったら、この一行に戻ってきてください。

さらに詳しく知りたい人はこちら

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東京在住のアウトドア好き。バイク・車のカスタムやキャンプギアの魅力を、大人な遊び心を大切に発信中。 雑誌「モトモト」「カブOnly」での連載や、SNS(YouTube 4万人/Instagram 1.5万人)を通じて、趣味を深く楽しむコミュニティを広げています。

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