2025年8月、長らく噂されていたDJI初の360度カメラ「DJI Osmo 360」がついに登場!
360度カメラ市場で話題を集めるこの新モデルと、人気の「Insta360 X5」をバイク撮影の視点から徹底比較しました。スペック、操作性、映像の違いなどを分析し、どちらがツーリングやVlogに最適かを詳しく解説します。
筆者が最終的に選んだのは Insta360 X5──その理由もお伝えします。
DJI Osmo 360とInsta360 X5の基本スペック比較

センサーサイズと解像度
DJI Osmo 360とInsta360 X5の大きな違いは、センサーサイズにあります。
Insta360 X5は1/1.28インチセンサーを搭載し、コンパクトながらも十分な描写力と機動性を持ちます。一方、DJI Osmo 360はより大型の1インチセンサーを採用しており、特に暗所性能や階調の豊かさにおいて優れています。
解像度面ではOsmo 360がネイティブ8K対応とスペック上優位ですが、実際の画質体験ではセンサーサイズの差が重要なポイントになります。
重量・サイズと車体への取り付け

Osmo 360は軽量コンパクトで、ヘルメットやハンドルなどバイクへの取り付け自由度が高いのが魅力です。走行中も存在感を感じにくく、扱いやすさがあります。
X5はやOsmoに比べるとやや大きめですが、個人的にはハンドルマウント取付なら重さやサイズ感もあまり気にならず、安心して使える印象です。
バッテリーの運用性
- DJI Osmo 360: 1,910mAhバッテリーで8K撮影時最大100分、6K撮影時最大190分。オプションのBattery Extension Rodで最大280分まで延長可能。12分で50%まで急速充電。
- Insta360 X5: 2,400mAhの大容量バッテリーで最大180分(3時間)の連続撮影が可能。エンデュランスモードでは最大235分まで延長可能。
バッテリー持続時間では、Insta360 X5の方が長時間撮影に適していますが、DJIは拡張バッテリーで最大280分まで延長可能です。
どちらのモデルも、熱停止することなく安定して動作することが確認できています。
より詳しい仕様や最新価格は以下からご確認ください。
DJI Osmo 360とInsta360 X5の画質・撮影性能をバイク目線で比較

日中撮影での映像品質
拡大してみるとわずかにDJI Osmo 360の方が暗部のディテールまで細かく描写できており、画質は上回っている印象です。
しかし、スマートフォンで視聴する分には両機種に大きな差は感じられないようです。
夜間・逆光時のパフォーマンス
ナイトモード撮影では、どちらも非常に高画質です。
- DJI Osmo 360: コントラストが控えめで、色編集を前提とした撮影に適しています。
- Insta360 X5: コントラストがはっきりしており、鮮やかな発色です。編集なしでそのままの映像を使いたい場合に適しています。
手ブレ補正と手持ち撮影の安定感
OsmoはDJIの強力な手ブレ補正技術が魅力。一方、X5もFlowStateで滑らかな映像が得られます。
Osmo 360 / Insta360 X5対応のアクセサリーとマウント・互換性

ヘルメット・ハンドル・車体マウント
どちらのカメラも主要なバイク用マウント(ヘルメットマウント、ハンドルバーマウント、チェストマウントなど)には対応しており、バイク撮影に必要な基本的アクセサリーは一通り揃っています。
ただしInsta360 X5の方が、長年360度カメラを展開してきた実績があるため、用意されている専用マウントや保護パーツのラインナップが豊富です。
Insta360 X5のバイク撮影用アクセサリーこちらの記事で紹介しています。
»Insta360 X5におすすめのバイク撮影アクセサリー10選
対応アクセサリーと拡張性 | レンズ交換の可否
- DJI Osmo 360: DJI製品の既存のバッテリーやマイクを共通で使える利点があります。
- Insta360 X5: レンズ交換が可能なため、撮影用途に応じてレンズを変更できる拡張性を持っています。
DJI Osmo 360は、本体のレンズが一体型の構造となっており、万が一レンズ部分が損傷した場合でも交換はできません。ただし、専用のレンズプロテクターが販売されており、撮影中の傷や衝撃からレンズを保護する手段として活用できます。
バイク走行で使用する場合、X5のレンズ交換可能という機能はおおきな差別化ポイントになります。
防水・耐候性能の比較
- DJI Osmo 360: 本体のみで防水対応(最大水深10m)。
- Insta360 X5: 本体のみで防水対応(最大水深15m)。
バイク撮影においては、大雨の中で走行や撮影をすることは稀ですが、どちらのカメラも本体だけで防水性は心配する必要がありません。
360度カメラ専用アプリの操作性と編集機能を比較

360度カメラで撮影した映像は、編集次第で仕上がりの印象が大きく変わるため、編集アプリやソフトの使いやすさは非常に重要な選定ポイントです。
特に、スマホだけで完結させたいユーザーや、SNS用にすばやくカット・書き出しを行いたいライダーにとって、アプリの操作性や機能の充実度が快適な編集体験に直結します。
スマホアプリでの編集体験
主観ではありますがInsta360 X5のアプリの方が操作性が良く、初心者でも扱いやすいかなと思います。モーションブラー機能やProRes形式での書き出しなど、Insta360独自の機能も魅力です。
デスクトップ編集での差
- DJI Osmo 360: 10ビットでの書き出しが可能なため、詳細な色編集をデスクトップで行いたい場合に強みを発揮します。
- Insta360 X5: ProRes形式での書き出しに対応しており、動画編集ソフトとの連携がスムーズです。
SNS投稿・YouTube連携のしやすさ
どちらのアプリも、SNSやYouTubeへの共有機能を備えており、簡単に投稿が可能です。
価格とコストパフォーマンスを比較

本体価格の比較
DJI Osmo 360の方が約2万円安く設定されています。正直この価格差は大きいです。
Insta360公式ストアでは定期的に大幅値引きセールを行っているので、その機会を狙うのも一つの手段です。
周辺機器を含めた実質コスト
DJIの既存ユーザーはバッテリーなどのアクセサリーを流用できるため、トータルコストをさらに抑えられる可能性があります。
Insta360はレンズ交換など独自の拡張性があるため、用途によっては追加投資が必要になる場合もあります。
コスパで見たおすすめは?
価格を重視するならDJI、機能性や使いやすさを重視するならInsta360がコスパが良いと言えます。
バイク撮影に向いているのはどっち?

DJI Osmo 360が向いているユーザー
- 価格を抑えたいライダー
- 本格的な色編集に挑戦したいライダー
- DJI製品を既に持っていて、アクセサリーを流用したいライダー
Insta360 X5が向いているユーザー
- レンズ破損を恐れず使いたいライダー(X5はレンズ交換可能)
- 編集のしやすさやアプリの機能性、手軽さを重視するライダー
- モーションブラーなど、特殊な映像表現を楽しみたいライダー
まとめ:筆者がバイク用途で選ぶならX5

X5を選んだ理由 | 編集しやすさと交換可能レンズの安心感
個人的な意見ではありますが、筆者は最終的にInsta360 X5を選びました。
その理由として、価格は高いものの、アプリの使いやすさやProRes書き出し、モーションブラー機能など、編集面での利便性が高く、色編集を前提としない場合でもコントラストの高い鮮やかな映像が撮れる点も評価できます。
レンズ交換が可能という点もX5だけが持つ特徴です。バイク走行でハードに使用するため、レンズ交換は必須の機能だと感じています。
DJI Osmo 360の今後のアップデートに期待したい点
OSMO 360はDJI製品のアクセサリーを流用できる点が大きなメリットなので、DJI製品をお持ちの方には特におすすめです。
今後のアップデートでDJI Osmo 360のアプリがより使いやすくなれば、高画質や低価格の利点からさらに強力な製品になると期待しています。
Insta360 X4やX3もバイク撮影におすすめの選択肢
Insta360 X5が現行フラッグシップである一方、前モデルであるX4やX3もバイク撮影用として十分に活躍できる性能を備えています。
特に注目すべきは、型落ちとなったことによる価格の下落です。公式ストアやセール期間では、X4・X3が大幅に割引されているケースも多く、コストを抑えて360度撮影を始めたい方には非常にお得な選択肢といえます。
X4は8K撮影に対応しつつ、X5よりもコンパクトで取り回しやすいのが魅力。一方、X3はエントリーモデルとして安定した人気を誇り、シンプルな操作性と軽快さが特徴です。
用途や予算に応じてX4・X3を選ぶのも賢い選択。浮いたコストでアクセサリーを揃えれば、撮影の幅もさらに広がります。
当サイト限定 Insta360公式ストア特典キャンペーン実施中!
Insta360公式のご協力のもと、下記限定リンクからのご購入で、この記事限定の特典をプレゼントしています。
| モデル | 通常キット特典 | バイクキット特典 | 価格(通常キット) |
![]() Insta360 X5 | ![]() X5 バッテリー 8,000円相当 | ![]() X5 バッテリー 8,000円相当 | 84,800円 |
![]() Insta360 X4 Air | ![]() X4 Air バッテリー 6,800円相当 | ![]() X4 Air バッテリー 6,800円相当 | 56,900円 |
![]() Insta360 X4 | 見えない自撮り棒 4,500円相当 | スクリーンプロテクター 2,600円相当 | →67,800円 |
![]() Insta360 X3 | 見えない自撮り棒 4,500円相当 | 着脱式標準レンズガード 3,600円相当 | →45,500円 |
![]() Insta360 Ace Pro 2 | ![]() Ace Pro2バッテリー 6,000円相当 | ![]() Ace Pro2バッテリー 6,000円相当 | 67,800円 |
![]() Insta360 Ace Pro | スクリーンプロテクター 3,400円相当 | スクリーンプロテクター 3,400円相当 | →44,700円 |
![]() Insta360 GO 3S | 収納ケース 3,100円相当 | スクリーンプロテクター 1,600円相当 | →52,900円 |

特典は先着順のため、予告なく終了することがあります。お早めに!
前フラッグシップモデル | Insta 360 X4 バイクマルチビューキット

より扱いやすく、性能とコスパのバランスに優れた選択肢がこの「Insta360 X4 バイクマルチビューキット」です。
ライダー視点(POV)から三人称視点まで、自由自在に撮影できる構成で、高画質8K対応・4K60fpsの高フレーム撮影も可能。滑らかで臨場感あふれるバイク映像を手軽に残せます。
X4バイクマルチビューキット セット内容
- Insta360 X4 本体×1
- 標準レンズガード×1
- 見えないアクション自撮り棒×1
- ヘビーデューティークランプ×1
- レンズキャップ×1
- 256GB microSDカード×1
必要なアクセサリーが一式そろった充実セットなので、届いたその日からすぐに撮影を楽しめます。
X5までは必要ないけれど、「画質・機能ともに妥協したくない」方におすすめのモデルです。
万能型 | Insta 360 X3 バイク撮影キット

コスパ重視で360度バイク撮影を始めたいなら、「Insta360 X3 バイク撮影キット」が最適です。
シンプルな操作性と安定した映像品質が魅力で、はじめての360度カメラにぴったりなモデル。価格を抑えつつ、Insta360ならではの高精細な映像表現が楽しめます。
X3バイク撮影キット セット内容
- Insta360 X3 本体×1
- 見えないアクション自撮り棒×1
- バイク撮影セット(マウント類一式)×1
- レンズキャップ×1
必要最低限のアクセサリーが揃ったシンプル構成ながら、360度撮影の楽しさをしっかり体験できるセットです。
これからバイク動画に挑戦したい方、サブカメラとして使いたい方にもおすすめです。
Insta360製品の購入は公式ストアがおすすめ
Insta360製品は公式ストアでの購入をおすすめします。その理由は...
- 本記事リンクだけの限定特典がもらえる(予備バッテリーやアクセサリーなど、公式だけのプレゼント付き)
- 定期的に公式セールで最大15%オフなどの割引がある。
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※限定特典は数に限りがあるため、予告なく終了する場合があります。













