新基準原付きを解説

バイクライフ・購入ガイド

【2025年新基準】原付免許で125ccに乗れる?50cc廃止後に選ぶべき新しい原付バイクとは?

MONKEY HEAVEN

東京在住の30代アウトドア好き。 バイク・車カスタムやキャンプギアを楽しみながら発信しています! YouTube登録者3.3万人、Instagramフォロワー1.5万人。 バイク雑誌「モトモト」連載中。

2025年4月から道路交通法が改正され、「原付免許で乗れるバイク」の範囲が大きく変わりました。これまで50ccしか運転できなかった原付免許で、ついに“125ccクラス”のバイクに乗れるようになります。

MONKEY HEAVEN
MONKEY HEAVEN

50ccがなくなるって本当?新基準バイクってどんなものがある?

と、混乱している人も多いはず。この記事では、新基準原付の仕組みとHondaが発表した対応モデル(Liteシリーズ)をわかりやすく解説します。

2025年4月から何が変わる?原付免許の新基準とは

2025年4月1日、道路交通法施行規則の改正により『新基準原付』という新しい区分が誕生しました。これにより、原付免許でも「最高出力4.0kW以下」に制御された50cc超〜125cc以下のバイクを運転できるようになります。

つまり、エンジン排気量が110ccや125ccでも、メーカーが『新基準原付』として届け出たモデルであれば原付免許で運転可能になりました。ただし、最高出力が4.0kWを超える通常の原付二種は従来どおり小型二輪免許が必要です。

なぜ50ccバイクはなくなるの?

環境規制(排出ガス基準)への対応が難しく、2025年10月末をもって日本メーカー各社が50ccモデルの生産を終了するためです。

その代わりに登場するのが『新基準原付』。50ccよりもパワーがあり、環境性能にも優れたエンジンを搭載した新しいカテゴリーのバイクです。

『新基準原付』と従来の原付二種の違い

従来の原付二種と比べると、免許は不要ですが、速度制限(30km/h)や二段階右折などのルールは原付と同じ。簡単に言えば、原付免許で乗れるようにパワーを抑えた125ccクラスが『新基準原付』です。

  • 免許区分:原付免許で運転可能(原付一種扱い)
  • 出力:最高出力4.0kW以下
  • ルール:30km/h制限・二段階右折などは従来の原付と同じ
  • ナンバー:白色ナンバー(原付一種)

Hondaが発表した新基準対応モデル「Liteシリーズ」

Hondaはこの制度にいち早く対応し、『Honda Liteシリーズ』として4つの新基準原付モデルを発表しました。

Dio110 Lite|スクータースタイルで気軽に乗れる

軽量な車体と扱いやすい110ccエンジンを採用。14インチホイールとディスクブレーキで安定感も抜群。

メーカー希望小売価格 : 239,800円(税込)

スーパーカブ110 Lite|定番カブが原付免許で乗れる時代に

最高出力3.5kWに制御されたエンジンを搭載。ABS・ディスクブレーキ・キャストホイールを標準装備し、日常使いに最適です。

メーカー希望小売価格 : 341,000円(税込)

スーパーカブ110プロ Lite|配達・業務用途に特化

新聞配達でおなじみのいわゆるプレスカブ。前後14インチホイールを採用した業務用モデル。耐久性と安定性を重視した構成で、プロ用途に対応します。

メーカー希望小売価格 : 385,000円(税込)

クロスカブ110 Lite|アウトドア志向の万能原付

マットアーマードグリーンメタリック

人気のクロスカブをベースに、前輪ディスク+2ポットキャリパーを採用。ABSも標準装備で、安全性とデザインを両立しています。レジャーにも使えるデザインでカッコいい!

メーカー希望小売価格 : 401,500円(税込)

ボニーブルー
ハーベストベージュ

カラー展開も豊富です。SNSではベージュが人気のようでした。

50ccの中古を買うか、新基準バイクを買うか?

バイク店で購入を検討している女性

50ccの中古を買うのも一つの手ですが、今後は部品供給や再販価格の低下が予想されます。長く使う予定がある人や通勤で毎日乗る人は、新基準原付の新車モデルを選ぶ方が安心です。

今のバイクを手放して新しい1台に乗り換えたい方へ
無料で自宅まで査定に来てくれるバイク王の出張買取がおすすめです。忙しくてもスマホから1分で申し込み完了。査定だけでもOKです。

»無料で買取査定を依頼する(バイク王公式)

まとめ|今後は『新基準原付』が主流になる

2025年以降、50ccは徐々に姿を消し、原付免許で乗れるバイクの中心は『新基準原付』に移行します。HondaのLiteシリーズを皮切りに、今後は他メーカーの参入も予想されます。

通勤・業務・街乗りに最適な次世代原付として、いま注目しておきたいカテゴリーです。

👉 原付二種・125ccおすすめ20選(2025年版)もあわせてチェックしてみてください。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

MONKEY HEAVEN

東京在住の30代アウトドア好き。 バイク・車カスタムやキャンプギアを楽しみながら発信しています! YouTube登録者3.3万人、Instagramフォロワー1.5万人。 バイク雑誌「モトモト」連載中。

-バイクライフ・購入ガイド