モンキー125

【保存版】モンキー125フルカスタム4選|プロの完成形を徹底比較

モンキー125フルカスラタム4選

MONKEY HEAVEN

東京在住のアウトドア好き。バイク・車のカスタムやキャンプギアの魅力を、大人な遊び心を大切に発信中。 雑誌「モトモト」「カブOnly」での連載や、SNS(YouTube 3.3万人/Instagram 1.5万人)を通じて、趣味を深く楽しむコミュニティを広げています。

「モンキー125をカスタムしたい。でも、どこから手をつければいいのかわからない…」

マフラー?足回り?外装? パーツは無限にあるのに、“完成形のイメージ”が見えないと迷い続けてしまいます。

そんなときに一番参考になるのが、カスタムメーカーが本気で作った“フルカスタムのデモ車両”です。 プロが明確なコンセプトを持って一台を仕上げているから、

  • カスタムの方向性
  • パーツの組み合わせ
  • 全体のバランス

が一目でわかります。 この記事では、国内トップクラスのメーカーが仕上げたモンキー125の完成形を4台紹介。 ネオクラシック、レトロオマージュ、レーシー、ストリート。

それぞれの思想を比べながら読むことで、 「自分はどのスタイルに惹かれるのか」がはっきり見えてきます。 カスタムに迷っているなら、まずは“プロの答え”を見てみましょう。


① Gクラフト「ツーリングエディション」― 走れるネオクラシックの完成形

モンキー125のおしゃれでかっこいいカスタム事例

カスタムパーツメーカーの雄・Gクラフトが、JB05型モンキー125をベースに仕上げたデモ車両が「ツーリングエディション」です。コンセプトはひとことで言えば「大人の旅バイク」。見た目の美しさだけを追いかけるのではなく、実際に遠くまで走れることを大前提にパーツが選ばれているのが最大の特徴です。

スタイルの核心:タイ限定タンクがもたらすオーラ

モンキー125のレトロなカスタム限定タンク

この車両を語るうえで外せないのが、タイのカブハウスで販売された限定モデルのタンクとサイドカバーです。70年代のモンキーを彷彿とさせるグラフィックが、現代のJB05型に乗ることで絶妙なネオクラシック感を生み出しています。「純正でもなく、よくあるカスタムでもない」という唯一無二の存在感が、この車両の第一印象を決定づけています。

走りのこだわり:足回りをここまで変えるか

Gクラフト

スタイルだけでなく、走行性能の強化も徹底されています。リアサスペンションはGクラフト×YSSのコラボ品(330mm)、フロントフォークもYSSのアップグレードキットで内部からリフレッシュ。さらにスイングアームもGクラフト製のスタビ付きミドルタイプに換装し、前後の足回りが総入れ替えされています。

ブレーキは、Gクラフト×SUNSTARのコラボによるΦ250大径ディスクキット(ABS対応)を装着。純正の220mmから250mmへの大径化で、峠道の連続ブレーキングにも余裕で対応できます。

さらにYSSのステアリングダンパー、フレーム剛性を高めるダウンチューブキットと、走りに関わるすべての要素に手が加えられています。搭載パーツは実に18点以上。総額は約50万円以上にのぼりますが、それに見合う完成度です。

モンキー125のかっこいいカスタムシート

細部のこだわりも見逃せません。鋲打ちのSCシート、ビレット削り出しのライトステーやリアマスターキャップ、クランクケースカバーガードなど、エンジン周りから足元まで「メカニカルな美しさ」が統一されています。

「ネオクラシックスタイルで、しっかりツーリングも楽しみたい」という方にとって、理想形のひとつと言えるでしょう。各パーツの詳細・価格・取り付けポイントはこちらの記事で詳しく解説しています。

»カスタム詳細レポート記事:【徹底解説】モンキー125 Gクラフトカスタムデモ車 | 大人のツーリング仕様


② Gクラフト「4Lモンキーオマージュ」― 1975年の名車が現代に蘇る

モビリティショーで展示されたGクラフトのモンキー125カスタム

2025年10月、ジャパンモビリティショーのホンダブースで突如として姿を現し、来場者の度肝を抜いた一台。1975年の名車「Z50J(通称4Lモンキー)」をオマージュした、Gクラフト製パーツをふんだんに盛り込んだスペシャルカスタムです。

「パラキートイエロー」が支配する圧倒的な存在感

モンキー125のカスタムタンク

まず目を引くのが、1975年のZ50Jのカラー「パラキートイエロー」をイメージした鮮烈なイエローのタンクとサイドカバー。「Z125」のステッカーに使われた昭和感のあるフォントも相まって、50年前のモンキーを知っている世代には刺さりまくり、知らない世代にも「なんかカッコいい」と感じさせる不思議な魅力があります。

市販パーツだけで再現できる、というのが凄い

Gクラフトのモンキー125エンジンカスタム

この車両の特筆すべき点は、カラーリング以外はすべて市販パーツで再現可能という事実です。ショーカーにありがちな「夢だけ見せてくれる非現実的な車両」とは一線を画します。

Gクラフト製の12インチワイドホイール(丸穴タイプ)、GクラフトXYSSのハイグレードリアサスペンション、アルミ削り出しのスイングアーム。足回りはツーリングエディションと共通するコンセプトで強化されています。エンジン周りにはビレットのクランクケースカバーガード、スプロケットガード、タペットカバーが並び、メカニカルな統一感を演出。ミラーはデイトナ「ハイサイダー モンタナ」クロームで、レトロモダンな高級感を加えています。

ツーリング実用性を高めるサドルバッグはあえて純正品を採用。「カスタムしすぎず、使えるバイクであること」へのこだわりが見えます。

レトロカスタムの方向性を探している方、「懐かしいのに新しい」というスタイルに惹かれる方は必見の一台です。

»カスタム詳細レポート記事: 【モンキー125】Gクラフトの70年代風カスタムモデル徹底解剖!


③ OVERレーシング ― スポーツ走行を極限まで突き詰めたレーシーカスタム

OVERレーシングのモンキー125カスタム

東京モーターサイクルショー2022で披露され、「渋すぎる」と話題を呼んだのがOVERレーシングのフルカスタムモンキー125。日本屈指のレーシングマシンコンストラクターとして知られるOVERが、モンキー125に全力を注いだ結果がこれです。

コンセプトは「走行性能の純粋な追求」

OVERレーシングのモンキー125カスタム

Gクラフトのカスタムがネオクラシックやレトロを意識しているのに対し、OVERレーシングのアプローチはより直球です。「スポーツ走行をどこまで楽しめるか」という一点に絞って、パーツが選ばれています。

マフラーはアルミサイレンサー&ステンレスエキパイの組み合わせによる「SESMIC-mini フルエキゾーストマフラー」。溶接ではなくリベット止めを採用した整備性の高さもOVERらしいこだわりです。ハンドルはアルミ削り出しのセパレートタイプで、前傾姿勢を生み出すスポーティな乗車ポジションを実現。4ポジション対応のバックステップと組み合わさることで、コーナリングの自由度が大幅に上がります。

リアショックには、ショックアブソーバーの最高峰ブランド「NITRON(ナイトロン)」とのコラボモデルを投入。カシマコート特有のブロンズカラーが視覚的にも圧倒的な存在感を放ちます。スイングアームはアルミ削り出しのOVER製スタビ付きで、リア周りの剛性を徹底強化。

OVERレーシングのモンキー125カスタム

外装のアルミ削り出しサイドカバーには「OVER RACING」のロゴが刻まれ、メカニカルな統一感を演出。エンジンスライダーや前後キャリパーサポートまで、細部まで専用品が奢られています。

「モンキー125でスポーツ走行を本気で楽しみたい」「パーツひとつひとつの品質にこだわりたい」という方に、OVERレーシングのアプローチは刺さるはずです。

»カスタム詳細レポート記事: 【超渋い!】OVER RACING モンキー125 フルカスタム車両と厳選パーツを紹介


④ ヨシムラ ― レース直系の「大人ストリートカスタム」

モンキー125おすすめカスタム

東京モーターサイクルショー2022のヨシムラブースで展示され、大きな話題を呼んだコンセプトモデルです。「めちゃくちゃカッコよかった」という声が多数あがったこの車両、実際に目にした人はわかるはずです。ヨシムラらしいツートンカラーで統一された、レーシーかつスタイリッシュな仕上がりです。

コンセプトは「ストリートに落とし込んだレース美学」

モンキー125フルカスタム

ヨシムラといえばレースの世界で磨き上げてきた技術と美学。そのエッセンスをモンキー125というコンパクトな車体に凝縮したのがこの一台です。OVERレーシングがより走行性能に振り切っているのに対し、ヨシムラのアプローチは「ストリートでも絵になる、大人のレーシースタイル」に軸が置かれています。

マフラーは直管マフラー風の「ストレートサイクロン」。マットな質感にヨシムラロゴのレリーフが刻まれた、見た目だけで唸らされるパーツです(なお、こちらはショー時点では参考出品)。メーターバイザーはヨシムラオリジナルで、マットレッド+ガンメタ塗装が落ち着いた大人カスタムの雰囲気を演出しています。

モンキー125のバックステップ

ステップはX-TREAD(エックストレッド)バックステップKITで2ポジション対応。リアサスペンションにはOHLINS(オーリンズ)を投入しており、走行性能へのこだわりも本物です。シートはワンオフのタックロールシートで赤いパイピングがアクセントに。フェンダーレスキットにはナンバープレート裏にモンキーのイラストが現れるというヨシムラらしい遊び心も仕込まれています。

クランクケースカバーはブラックアルマイト加工のアルミ削り出し・ヨシムラロゴ入り。ホイールには赤いリムステッカーが貼られ、車体全体の赤×黒のカラーテーマが完成しています。「統一感のある大人のカスタム」を目指すなら、ヨシムラのアプローチは最高の参考になります。

»カスタム詳細レポート記事: ヨシムラ・モンキー125 フルカスタム徹底解説!ストリート感溢れるパーツ集


4台を比べてわかること|カスタムの方向性は「コンセプト」で決まる

モンキー125のgクラフトダウンチューブ

4台を並べてみると、それぞれのメーカーのカラーが鮮明に浮かび上がります。

車両スタイル重視ポイントこんな人向け
Gクラフト ツーリングEDネオクラシック走行性能+実用性ツーリング派・大人カスタム志向
Gクラフト 4Lオマージュレトロモダンスタイル+再現性レトロ好き・個性重視派
OVERレーシングスポーティ・レーシー走行性能・操作性スポーツ走行派・品質こだわり派
ヨシムラ大人ストリート統一感・レース美学スタイル重視・ブランド好き派

共通しているのは、「足回りへの投資を惜しまない」という点です。どの車両も、サスペンションにオーリンズ・YSS・ナイトロンといった一流ブランドのパーツを投入し、モンキー125が本来持つポテンシャルを引き出そうとしています。カスタムの順序に迷ったら、まず足回りから手を入れるのがプロの流儀と言えそうです。

また、外装(シート・フェンダー・サイドカバー)の変更がスタイルの方向性を一気に決定づけていることもよくわかります。大きな予算をかけなくても、外装パーツの選び方で「自分らしい一台」に近づくことは十分可能です。

まとめ:どのカスタムが「刺さった」かで、次のアクションが変わる

3台のフルカスタム事例を見てきましたが、「どれかひとつ気になった車両」があれば、それがあなたのカスタムの方向性のヒントです。

各車両の詳細記事では、搭載されているパーツの品番・特徴・価格帯・おすすめの取り付け順まで丁寧に解説しています。「これ、自分のモンキーでもできるのかな?」と思ったら、ぜひそちらも読んでみてください。

モンキー125のカスタムは、小排気量ながら奥が深い。プロの仕事を参考にしながら、あなただけの一台を作り上げていきましょう。

各車両の詳細記事はこちら

こっちもおすすめ(人気の記事)

バイクおじさんダサい

バイク乗り「おじさん化」のサイン10選!痛いベテランを卒業して渋い大人ライダーへ

「昔はこれでカッコよかったんだけどな……」 ふと自分のライディングスタイルに違和感を覚えることはありませんか?バイク歴が長くなるほど、知識や経験は増えますが、実は「装備や価値観」が当時のまま止まってしまっているケースは少なくありません。 今の時代、爆音や排気量マウントは「ベテランの凄み」ではなく、単なる「おじさん化」と捉えられてしまうことも。しかし、裏を返せば、ほんの少しアップデートするだけで、周囲から一目置かれる「渋い大人ライダー」に激変できるということです。 今回は、私自身への戒めも込めて、無意識にや ...

125ccバイクで後悔する人の特徴

【保存版】125ccで後悔する人の共通点|50cc・リターン勢が陥る落とし穴と対策

「125ccなら維持費も安いし、50ccより楽になれそう」「昔乗っていたから大丈夫。125ccくらいがちょうどいいはず」 そう思っていませんか?いや、そう思うのも無理はありません。はい、私もそう思っていました。 維持費が安く、車検もなく、ちょうどいい排気量。こいつは確かに魅力的です。 しかし実際には、125ccで後悔する人もいます。駐輪場問題、保険の落とし穴、高速道路に乗れない現実などなど。 MONKEY HEAVEN 50ccや昔の感覚のまま選ぶと、想定外の壁にぶつかります。 この記事では、125ccで ...

おすすめのバイク装備リスト

結局、これしか使わなくなった。バイクライフを支える装備リスト【俺の一軍】

「そのヘルメット、どこの?」「グローブは何を使ってるのん?」 ありがたいことに、SNSを通じて、身につけている装備について質問をいただく機会が増えた。 この投稿をInstagramで見る MONKEY HEAVEN(@monkeyheaven125)がシェアした投稿 この記事では、私が数年かけて厳選した、文字通り「これ以外考えられない」という一軍のアイテムだけを厳選してまとめてみる。 「これからバイク装備を揃えたいけれど、後悔したくない」 「せっかく乗るなら、機能も見た目も妥協したくない」 そんな方の参考 ...

バックパックのキャンプ道具一式

バイクソロキャンプの装備リスト!無骨なタープ泊を叶える「そこそこミニマム」な道具一式

ツーリングもキャンプも大好き!モンキーヘブン(@monkeyheaven125)です。 今回はいつもソロキャンプで使っているバックパックやシートバッグに詰め込んでいるそこそこミニマムなキャンプ道具一式をご紹介します。 視聴回数60万回を超えたYouTube動画では、この記事で紹介するキャンプ道具が使われているので、お時間がある方はこちらも併せてご視聴いただければ嬉しいです。 https://youtu.be/1uaos8Q2Saw 「バイクでキャンプに行きたい!...けど、なにを持っていけばいいのかわから ...

原付二種オススメバイク

【2026年版】原付二種・125ccおすすめ20選|価格・特徴を比較できる完全ガイド

通勤やツーリングに便利な原付二種バイク。車検不要で維持費が安く、二人乗りも可能(一部車種除く)なことから、2026年も人気が集中しています。 しかし、「どのバイクを選べば後悔しないのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 この記事では、2026年最新のおすすめ50~125ccバイクを20台厳選。スペック比較や選び方、維持費の基本情報まで徹底解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりの1台が必ず見つかります。 MONKEY HEAVEN スクーター/カブ/ネイキッド、厳選した20台を比較! 125c ...

おしゃれなカラビナキーホルダー

10年使えるおしゃれなキーホルダーNITEIZE 【Key Rack(キーラック)】カラビナキーホルダー

家の鍵や車の鍵をスマートにまとめるキーホルダー。最近では電子マネー化が進み、外出するときの持ち物は「スマホと鍵だけでOK」ということも増えてきた。 キーホルダーは常に身につけるものなので、見た目にも機能にもこだわりたいアイテム。 この記事では職業デザイナーの筆者が10年以上愛用しているスマートなカラビナキーホルダーと、ちょっとしたカスタム術をじっくりと紹介する。 MONKEY HEAVEN 「それ、どこのカラビナ?真似したい!」とよく言われちゃいます。 10年以上使っているキーホルダー【NITEIZE | ...

  • この記事を書いた人

MONKEY HEAVEN

東京在住のアウトドア好き。バイク・車のカスタムやキャンプギアの魅力を、大人な遊び心を大切に発信中。 雑誌「モトモト」「カブOnly」での連載や、SNS(YouTube 3.3万人/Instagram 1.5万人)を通じて、趣味を深く楽しむコミュニティを広げています。

-モンキー125
-