「ホイールカバーを外したら一気にカッコよくなった」――これ、ホンダ車乗りの間でじわじわ広がっている黒鉄チンホイールカスタムの話です。
アルミホイールへの交換は5万円〜とハードルが高い。でもセンターキャップとホイールナットをブラックで統一するだけで、足元の印象は激変します。総費用は約20,000円、DIY未経験でも半日で完成します。

本記事では、筆者がホンダN-VANで実際に施工した黒鉄チンカスタムの手順・費用・必要なアイテムを詳しく解説します。N-VAN以外のホンダ車(N-BOX・N-ONE・アクティ・バモス・ライフなど)への応用についても触れますが、適合確認はご自身でメーカー・販売店にお問い合わせいただくか、購入前に車種・年式を照合してください。
黒鉄チンカスタムとは?どんな車に向いているか
「鉄チン」とは、アルミではなくスチール(鉄)製のホイールのこと。軽自動車や商用バン、エントリーグレードの乗用車には標準でスチールホイール+樹脂カバーの組み合わせが多く採用されています。
このホイールカバーを外してブラックで統一するのが黒鉄チンカスタムの基本。ホンダの軽バン・軽トラ・コンパクトカーはスチールホイールを採用している車種が多く、このカスタムと相性が良いです。
| カスタム方法 | 費用感 | 仕上がり |
|---|---|---|
| アルミホイールに交換 | 5万円〜 | ギラギラしがち・軽バンには浮くことも |
| ホイールカバー塗装 | 数千円〜 | 安っぽさが残りやすい |
| 黒鉄チンカスタム | 約20,000円 | 無骨・スタイリッシュ・DIY可能 |
費用・仕上がり・難易度のバランスを考えると、黒鉄チンが最もコスパに優れたカスタムという結論になります。
筆者はN-VANで施工済み|ホンダ他車種への応用について
筆者はホンダN-VANでこのカスタムを実施し、センターキャップ・ホイールナット・スプレー塗装のすべてが問題なく適合・使用できることを確認しています。

N-VAN以外のホンダ車(例:N-BOX、N-ONE、アクティ、バモス、ライフ、ゼスト等)については、ホイールの規格(PCD・ボルト穴数・ハブ径)やナットのサイズ・ネジピッチが同一であれば同じ部品が流用できる可能性があります。
⚠️ 重要:適合確認はご自身でお願いします
本記事はN-VANでの施工実績に基づいた情報提供です。他車種への適合については、ディーラー・カー用品店への問い合わせや、購入先のAmazon・楽天の適合表を必ずご確認ください。ホイールナットは車種によってネジ径・ピッチが異なり、誤ったナットの使用は走行中の脱輪につながる危険があります。
ホンダ軽自動車のホイールナットは多くの車種でM12×P1.5(19HEX)が使われています。ただし年式・グレードによって異なる場合もあるため、必ず現車確認をしてください。
黒鉄チンカスタムの手順|3ステップで完成
作業は大きく3ステップ。それぞれ詳しく解説します。
STEP①|ノーマルホイールカバーを外す

車載工具またはマイナスドライバーをカバーの縁に差し込めば、パカッと簡単に外れます。ホンダ車のホイールカバーは基本的にリング状のクリップで固定されているだけなので、特殊工具は一切不要です。

カバーを外すだけでも印象はかなり変わります。ここでホイール本体の色を確認しましょう。
- ホイールがブラックだった場合:そのまま使用可能。塗装不要です。
- ホイールがシルバーだった場合:スプレー塗装が必要になります(後述)。
筆者のN-VANはホイール本体がブラックだったためそのまま活用。ただしセンター部分のハブナットにサビが出ていたため、見た目の引き締めとサビ隠しを兼ねてホンダ純正のセンターキャップ(ハブキャップ)を追加購入することにしました。
STEP②|ホンダ純正センターキャップをつや消しブラックに塗装する

AmazonでホンダのOEM部品・純正ロゴ入りセンターキャップを購入しました。現行の販売カラーはシルバーのみなので、つや消しブラックにスプレー塗装して使います。
⚠️ 数量に注意:Amazonでは1個単位の販売です。4輪分には数量「4」で購入してください。
塗装の手順(3ステップ):
- ヤスリがけ(足付け):塗料の密着性を上げるため、キャップ全体を軽くヤスリがけします。粗めのヤスリセットで十分です。
- 脱脂:パーツクリーナーで表面の油分を拭き取ります。このひと手間が塗装の耐久性を大きく左右します。
- スプレー塗装:薄く数回に分けて重ね塗りします。一度に厚く吹くとタレの原因になるので注意。


使用したのはアサヒペンのつや消しブラック缶スプレー。DIY塗装の定番メーカーで素人でも扱いやすく、発色・仕上がりも安定しています。ムラなくきれいに仕上がりました。
ホイール本体がシルバーだった場合も、同じスプレーで塗装できます。ただし下地処理(足付け・脱脂・プライマー)をしっかり行わないと剥がれやすいため、慎重に作業してください。
STEP③|ホイールナットをブラック袋ナットに交換する
ノーマルナットはシルバーのステンレス製。黒でまとめるならここも統一するのが鉄則です。カスタムは「統一感」が命。
今回はホンダ純正の黒い袋ナットに交換しました。純正品なので適合の安心感があり、強度面でも問題ありません。

今回はジャッキアップして4輪まとめて交換しましたが、1本ずつ順番に交換すればジャッキアップなしでも作業できます。

ナットの締め付けは必ずトルクレンチを使用してください。規定トルクに達すると「カチッ」と音で知らせてくれるので、締めすぎ・緩め過ぎを確実に防げます。
⚠️ ホイールナットの締め付け不足は走行中の脱輪につながります。ここだけは絶対に手を抜かないでください。トルクレンチを持っていない方は必ず用意してから作業してください。
【動画あり】黒鉄チンカスタムの全工程
作業の流れを動画でも確認できます。文章と合わせて参考にしてください👇️
完成!ビフォーアフターと総費用まとめ




総費用内訳
| アイテム | 概算費用 |
|---|---|
| ホンダ純正センターキャップ(×4個) | 約12,000円 |
| つや消しブラック缶スプレー(アサヒペン) | 約800円 |
| ヤスリセット | 約500円 |
| パーツクリーナー(脱脂用) | 約500円 |
| ホンダ純正黒袋ナット | 約5,000円 |
| トルクレンチ(未所持の場合) | 約3,000〜5,000円 |
| 合計 | 約20,000円前後 |
トルクレンチを既にお持ちの方なら総額1.5万円前後で収まります。
ホンダ他車種への流用について|参考情報
繰り返しになりますが、適合確認はご自身でお願いします。以下はあくまで参考情報として読んでください。
ホンダの軽自動車・コンパクトカーの多くはホイールナットのスペックがM12×P1.5・19HEXで共通しており、今回使用したホンダ純正黒袋ナットが流用できる可能性があります。また純正センターキャップのハブ径も、N-BOX・N-ONE・バモス・アクティなど軽自動車系では近い寸法が多い傾向があります。
ただし年式・グレード・マイナーチェンジのタイミングで仕様が変わることもあるため、以下の手順で必ず確認してください。
- Amazonや楽天の商品ページで「適合車種表」を確認する
- ホンダディーラーに純正品番を問い合わせる
- カー用品店(オートバックス等)でスタッフに相談する
まとめ|黒鉄チンカスタムはホンダ車最強のコスパDIY
今回のカスタムで改めて実感したのは、ホイール周りを黒でまとめるだけで車全体の雰囲気が劇的に変わるということです。
約20,000円・半日のDIYで、社用車感のある無難な足元が一気に引き締まった無骨な表情に変わります。アルミホイール交換のような大がかりな作業も高い費用も不要。「カッコよくしたいけどお金をかけたくない」というホンダ車オーナーに、自信を持っておすすめできるカスタムです。
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