Insta360

Insta360 自撮り棒サポートクランプは廃盤|後継の「カニ爪型クランプ」を実際に使って解説

Insta360 カニ爪型クランプの本体。2つの爪が並んだ構造

MONKEY HEAVEN

東京在住のアウトドア好き。バイク・車のカスタムやキャンプギアの魅力を、大人な遊び心を大切に発信中。 雑誌「モトモト」「カブOnly」での連載や、SNS(YouTube 4万人/Instagram 1.5万人)を通じて、趣味を深く楽しむコミュニティを広げています。

バイクで360度カメラを使っていると、必ずぶつかるのが「伸ばした自撮り棒が揺れる、落ちそうで怖い」という問題です。それを解決するために用意されていたのが、Insta360の「自撮り棒サポートクランプ」でした。

伸ばした自撮り棒を車体側のもう1点で支えて2点固定にするためのアクセサリーで、Amazonではレビュー297件・評価4.7。バイク乗りの間では定番の存在です。

ただ、今から買おうとすると壁にぶつかります。この製品はすでに廃盤です。Amazon・楽天とも在庫切れになっています(店頭に在庫が残っている店舗はあり得ます。後述します)。

先に結論を書いておきます。今は「カニ爪型クランプ」を選べば、まったく同じことができます。役割は同じで、価格はむしろ2,400円安い。筆者も現在はこちらを使っていて、問題はありません。

  • 自撮り棒サポートクランプが売り切れで買えない
  • 代わりに何を買えばいいのか分からない
  • 「カニ爪型クランプ」って何?同じものなの?
  • 他社製の安いクランプでも代用できる?

この記事では、この道具が何をするものなのか、なぜ今オンラインで買えないのか、そして代わりに何を選べばいいのかを順に整理します。

自撮り棒サポートクランプは廃盤|各ストアの状況とメーカー確認

まず現状です。2026年8月25日時点で、各ストアを実際に確認しました。

ストア状況
Amazon在庫切れ「この商品の再入荷予定は立っておりません」
楽天市場在庫切れ
Insta360公式ストア単体での取り扱いを確認できず

ポイントは「再入荷予定は立っておりません」という表示です。単なる一時的な品切れなら「一時的に在庫切れ」と出るので、この表記は入荷の見込みが立っていないことを意味します。

これについては、家電量販店のスタッフに聞いたところ「自撮り棒サポートクランプは廃盤で、今後はカニ爪型クランプに切り替わる」とのことでした。メーカーの公式発表ではありませんが、オンラインの在庫状況とも一致します。

ちなみに旧モデルはAmazonでレビュー297件・評価4.7という、バイク乗りの間では定番のアクセサリーでした。それだけに「あれが買えない」と困っている人は多いはずです。

どうしても旧モデルが欲しいなら、店頭を当たる手はあります

ひとつ補足しておきます。廃盤とは生産終了のことであって、流通在庫がゼロという意味ではありません。Amazonや楽天では切れていても、家電量販店やバイク用品店の店頭にまだ残っている可能性はあります。

そもそも今回の廃盤の話も、店頭で聞いたものです。どうしても旧モデルにこだわりたい場合は、近くの店舗で在庫を尋ねてみる価値はあります。

ただし在庫の有無は店舗ごとにばらばらで、確実ではありません。急ぎでなければ、後継のカニ爪型クランプを選ぶほうが早くて確実です。

後継は「カニ爪型クランプ」|役割は同じ、価格は安い

現在Insta360が販売しているのが「カニ爪型クランプ」です。自撮り棒を車体側のもう1点に固定して2点支持にするという役割は、旧モデルとまったく同じです。

旧モデルのInsta360 自撮り棒サポートクランプ
自撮り棒サポートクランプ(旧)カニ爪型クランプ(現行)
価格9,200円6,800円
販売状況廃盤(在庫切れ・再入荷予定なし)販売中(販売元:Insta360公式ストア)
Amazon評価4.7(297件)4.6(3件)
形状筒状のクランプ2個+アームカニのハサミ状の爪2個
役割自撮り棒を車体側にもう1点固定して2点支持にする(共通)

注目してほしいのは価格です。9,200円だった旧モデルに対して、カニ爪型クランプは6,800円。2,400円下がっています。後継にあたる製品が値下がりするのは珍しく、素直にありがたいところです。

形は見てのとおり別物です。旧モデルは筒状のクランプをアームでつなぐ構造でしたが、カニ爪型はその名のとおりカニのハサミのような爪が2つ並んだ形をしています。ただしやることは同じで、片方をバイクの車体に、もう片方を自撮り棒に噛ませて使います。

Insta360 カニ爪型クランプの本体。2つの爪が並んだ構造
これが現行のカニ爪型クランプ。爪が2つ並んだ形をしています

カニ爪型は「代替品」ではなく「後継」|店頭で聞いた話

この点について、家電量販店のスタッフに聞いてみました。

返ってきたのは「自撮り棒サポートクランプは廃盤。今後はカニ爪型クランプに切り替わる」という話でした。メーカーの公式発表ではないので断定はできませんが、カニ爪型クランプは単なる別製品ではなく、サポートクランプの流れを引き継ぐ位置づけと考えてよさそうです。

ですので、旧モデルを探していた方はカニ爪型クランプを選んで問題ありません。形は違いますが、メーカーが後継として用意したものであり、筆者も実際に使っていて困ったことはありません。

実際に使ってわかったこと|2点固定は「あるとないとで別物」

取り付け方と実際の使い勝手は、動画でも解説しています。クランプの解説は7分20秒からです。文字で読むより早いので、迷っている方はこちらもどうぞ。

動画内では旧モデル名の「自撮り棒サポートクランプ」と呼んでいますが、映っているのは現行の「カニ爪型クランプ」です。撮影時点の呼び方をそのまま使っているためで、製品は同じものです。

筆者のバイクにはグラブバーがあるので、そこにカニ爪型クランプを取り付けています。グラブバーがない車種の場合は、フレームへの取り付けが一般的なようです。

1点固定と2点固定では、走行中の安定感がまったく違う

自撮り棒をカメラ側の1点だけで固定していると、バイクの振動がそのまま棒の先に増幅されて伝わります。バイクの振動は想像以上に大きく、1点固定ではどうしても映像がブレます。

車体側にもう1点足して2点で支えるだけで、この揺れがはっきり収まります。映像のブレだけでなく、落下リスクの軽減にも直結するので、個人的には外せないアイテムです。

自撮り棒をバイクの車体に沿わせてカニ爪型クランプで2点固定した状態
自撮り棒を車体に沿わせて固定した状態。これで2点支持になります

段差で自撮り棒ごとズレて落ちたことがあります

これは実体験です。しっかり固定したつもりでも、段差で自撮り棒ごとズレて落ちたことがありました。地面にギリギリ接触しなかったのでカメラは無事でしたが、かなり焦りました。

特に後方に伸ばしているときは、棒がしっかり固定されているかミラーでは見えません。不安で何度も後ろを振り返ることになり、正直まったく運転に集中できませんでした。2点固定にしてからは、この不安がなくなりました。

走行中にカメラや自撮り棒が脱落すると、後続車両に直撃する可能性があります。法律がどうという以前に、他人を傷つけかねない話です。自分の機材管理が他人の安全に関わるという意識を持っておきたいところです。

自撮り棒は「全部伸ばさない」のがコツ

あわせて覚えておきたいのが自撮り棒の使い方です。筆者は114cmの見えない自撮り棒を使っていますが、フルに伸ばすことはほとんどありません。実際には6〜7割程度(70〜80cm前後)で使っています。

自撮り棒は先端に向かうほど細くなる構造で、細い部分は振動や風圧に弱くなります。太い部分だけを伸ばして、細い部分は縮めたまま使う。これだけで安定感がかなり変わります。カニ爪型クランプで2点固定にしたうえで、この使い方をするのが一番安定します。

他社製の安いクランプではダメなのか?

「自撮り棒サポートクランプ」でAmazonを検索すると、1,500〜3,000円程度の他社製クランプが上位に並びます。純正の6,800円と比べるとかなり安く見えるはずです。

ただし筆者はそれらを使ったことがないので、性能について断定的なことは書けません。言えるのはここで固定を失敗すると、カメラを失うだけでなく後続車を巻き込む事故になり得るということです。ここは値段より確実性を優先する場所だと考えています。

また、旧モデル名で検索すると純正が上位に出てきません。探すときは「カニ爪型クランプ」で検索してください。

カニ爪型クランプが必要な人・いらない人

必要な人 ✅いらない人 ⚠️
自撮り棒を後方に伸ばして三人称視点を撮りたいハンドルにカメラを直付けするだけ
走行中の落下が不安で撮影に集中できない自撮り棒を使わない
映像のブレをできるだけ抑えたい停車中の撮影しかしない
グラブバーやフレームに固定できる箇所がある固定できるパイプ状の箇所が車体にない

ハンドルにヘビーデューティークランプで直付けするだけなら、カニ爪型クランプは必要ありません。自撮り棒を使って後方に伸ばす撮影をするなら必須、と考えてもらえれば分かりやすいと思います。

よくある質問

Q. 自撮り棒サポートクランプはもう買えませんか? A. オンラインでは買えません。Amazon・楽天とも在庫切れで「再入荷予定は立っておりません」と表示されています。ただし家電量販店やバイク用品店の店頭に在庫が残っている可能性はあります。どうしても旧モデルが欲しい場合は、店舗で在庫を尋ねてみてください。これから買うなら、後継のカニ爪型クランプで問題ありません。

Q. カニ爪型クランプは旧モデルと同じものですか? A. 形は違います。旧モデルは筒状のクランプ2個をアームでつなぐ構造、カニ爪型はハサミ状の爪が2つ並んだ形です。ただし「自撮り棒を車体側にもう1点固定する」という役割は同じで、使ううえで困ることはありませんでした。

Q. 旧モデルより高いですか? A. いいえ、安くなっています。旧モデルが9,200円だったのに対し、カニ爪型クランプは6,800円です。

Q. ヘビーデューティークランプがあれば不要ですか? A. 用途が違います。ヘビーデューティークランプはカメラや自撮り棒をハンドルに固定するためのもので、カニ爪型クランプは伸ばした自撮り棒を車体側でもう1点支えるためのものです。後方に伸ばして撮るなら両方使います。

Q. どんなバイクにも付けられますか? A. グラブバーやフレームなど、爪で挟めるパイプ状の箇所が必要です。筆者はグラブバーに取り付けています。固定できる場所があるか、購入前に車体を確認してください。

まとめ

  • 自撮り棒サポートクランプは廃盤。オンラインは在庫切れだが、店頭に在庫が残っている可能性はある
  • 現在の正解は「カニ爪型クランプ」6,800円。旧モデルより2,400円安い
  • 形は違うが役割は同じ。筆者は実際に使っていて問題なし
  • 探すときは「カニ爪型クランプ」で検索。旧モデル名だと他社製品が上位に出る

自撮り棒を後方に伸ばした三人称視点は、360度カメラでバイクを撮る醍醐味です。ただしその撮り方は、固定が甘いとそのまま事故につながります。2点固定にするだけで、撮影中の不安がなくなります。ここは削らないほうがいい部分だと思います。

こっちもおすすめ(人気の記事)

  • この記事を書いた人

MONKEY HEAVEN

東京在住のアウトドア好き。バイク・車のカスタムやキャンプギアの魅力を、大人な遊び心を大切に発信中。 雑誌「モトモト」「カブOnly」での連載や、SNS(YouTube 4万人/Instagram 1.5万人)を通じて、趣味を深く楽しむコミュニティを広げています。

-Insta360