Insta360 Mic Proには現在4つのモデルがあります。価格帯は18,500円〜94,000円と幅広く、「とりあえず安いやつ」で選ぶと後悔するケースもあります。

筆者は2TX+1RXを使っています!その理由も解説します。
【結論】どれを買えばいい?
- Insta360カメラ専用でVLOGのみ → 送信機単体(18,500円)
- 一人で喋るYouTube・ソロVLOG → 1TX+1RX(34,500円)
- 対談・コラボ・環境音も録りたい → 2TX+1RX(57,000円)※充電ケース付き
- 3〜4人の座談会・取材・制作現場 → 4TX+1RX(94,000円)※充電ケース付き
まず全モデルを一覧で確認

モデルを選ぶ上で見落としがちなのが「充電ケースの有無」です。2TX+1RX以上には充電ケースが付属しますが、送信機単体と1TX+1RXにはポーチのみの付属で充電ケースはありません。価格差を納得するための重要ポイントなので、一覧に明記しています。

| モデル | 送信機 | 受信機 | 充電ケース | 価格 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| 送信機単体 | 1台 | なし | なし(ポーチ付属) | 18,500円 | Insta360カメラ専用・直結VLOG |
| 1TX+1RX | 1台 | 1台 | なし(ポーチ付属) | 34,500円 | ソロVLOG・一眼やスマホでも使う人 |
| 2TX+1RX | 2台 | 1台 | あり | 57,000円 | 対談・バイクの排気音も同時に録る人 |
| 4TX+1RX | 4台 | 1台 | あり | 94,000円 | 座談会・取材・複数人の制作現場 |
① 送信機単体(18,500円)|Insta360カメラ専用・VLOG特化

4モデルの中で唯一、受信機(レシーバー)が付属しないモデルです。
✅ こんな人におすすめ
- X5・Ace Pro 2・X4 Air・GO UltraなどのInsta360カメラをすでに持っている
- カメラとDirect Connect(受信機なし直結)でしか使わない
- とにかく導入コストを抑えてMic Proを試したい
⚠️ 買う前に確認してほしいこと
「一番安いから」という理由だけで選ぶのは危険です。受信機がないため、Sony α7などのミラーレス一眼、スマートフォン、Insta360以外のカメラには接続できません。
また、充電ケースが付属しないため、本体のType-Cポートに直接ケーブルを挿して充電するスタイルになります。「後から一眼でも使いたい」「ケースで充電を管理したい」となった場合に対応できないモデルです。用途が明確な人にとっては最もコスパの高い選択肢ですが、少しでも迷っているなら次の1TX+1RXを選ぶ方が安全です。
② 1TX+1RX(34,500円)|ソロVLOG・YouTuber・車載動画

送信機1台+受信機1台のセット。Mic Proのスタンダードな入り口といえるモデルです。充電ケースは付属せず、ポーチでの携帯になります。
✅ こんな人におすすめ
- 基本は一人で喋るスタイル(YouTube・ソロVLOG・ナレーション)
- Insta360カメラ以外にも、一眼レフやスマートフォンでも使いたい
- 車載カメラやバイク固定マウントで音声を録りたい
- E-Inkのブランディング機能を使いたいが、対談はほぼしない
受信機があるので、カメラを選ばずに使えます。「まずMic Proを試したい」という人で、用途が一人撮影メインなら、このモデルが最も無難な選択です。
③ 2TX+1RX(57,000円)|対談・コラボ・環境音も録る人の標準セット

送信機2台+受信機1台+充電ケース付き。私が実際に使っているのはこのモデルです。ワイヤレスマイクとして「一番使い勝手が広い」のがこのセットだと感じています。
✅ こんな人におすすめ
- コラボ・対談・インタビューなど2人以上での撮影がある
- 充電ケースに入れるだけで充電できる運用がしたい
- バイクイベントや屋外撮影など、複数の音源を同時に録る場面がある

バイク系クリエイターには特に刺さる使い方
送信機が2台あることで、撮影の自由度が一気に広がります。たとえば「1台はヘルメット内(自分の声)、もう1台はマフラー付近に固定(排気音・走行音)」という同時収録が可能です。
ほかにも、「1台は自分、もう1台は車載カメラの近くに置いて環境音を拾う(移動中の車内VLOGなど)」といった、ワンオペなのにプロっぽい音の厚みを出す使い方もできます。
詳しい音質・使い勝手のレビューはこちらの記事をご覧ください。
▶ Insta360 Mic Pro 正直レビュー|バイク・VLOG・撮影現場で使って分かった本当の価値
④ 4TX+1RX(94,000円)|座談会・取材・複数人の制作現場向け

送信機4台+受信機1台+充電ケース付き。Mic Proのフラッグシップ構成です。
✅ こんな人におすすめ
- 3〜4人での座談会・パネルディスカッション・イベント取材がある
- 複数の出演者が同時に喋る映像制作現場で働いている
- 音声を後から個別に編集したい(4ch独立録音)
このモデルの本当の凄さ
一般的なワイヤレスマイクは「受信機1台に送信機2台まで」が限界です。Mic Proは1台の受信機で4台の送信機を同時接続し、4チャンネル独立録音ができます。ミキサーなしで4人分の音声をバラバラのトラックで録れるのは、制作現場では本当に大きな話です。
さらにこの構成では、E-Inkディスプレイに出演者ごとのロゴや名前を表示できます。4人が並ぶ座談会の映像で、それぞれのマイクにロゴや名前が入る演出が、個人クリエイターでも実現できます。
迷ったときの選び方まとめ
| こんな状況なら | おすすめモデル |
|---|---|
| Insta360カメラしか使わない・コスト最優先 | 送信機単体(18,500円) |
| 一眼やスマホでも使いたい・一人撮影メイン | 1TX+1RX(34,500円) |
| 対談あり・環境音も録りたい・充電ケースほしい | 2TX+1RX(57,000円) |
| 3人以上・4ch独立録音・制作現場レベル | 4TX+1RX(94,000円) |

もし1TX(34,500円)と2TX(57,000円)で迷っているなら、予算が許す限り2TX+1RXをおすすめします。価格差は22,500円ありますが、「充電ケースが付いてくること」「音声と環境音を別トラックで同時に狙えること」を考えると、後から「やっぱり送信機を追加購入して、ケースも欲しかったな…」となるより、最初からセットで買った方が結果的に満足度が高くなります。

充電ケースは便利ですし、なによりカッコいい...!
よくある質問
Q:送信機単体を買って、後から受信機だけ追加できる?
現時点では受信機の単品販売は確認できていません。後から一眼やスマホでも使いたくなる可能性があるなら、最初から1TX+1RX以上のセットを選ぶことをおすすめします。
Q:1TX+1RXを買った後、送信機を追加して2TXにできる?充電ケースはどうなる?
送信機の追加購入は可能です。ただし、充電ケースだけの単品販売は現時点でありません。1TX+1RXスタートで後から送信機を増やしても、「送信機1台ずつケーブルを挿して充電する」運用になります。ケースでまとめて充電したい方は、最初から2TX+1RX以上を選んでください。
Q:Insta360カメラを持っていない場合、どのモデルが最低限必要?
1TX+1RX(34,500円)が最低限必要です。受信機がないと一眼レフやスマートフォンへの接続ができません。送信機単体はInsta360カメラとのDirect Connect専用とお考えください。
Q:送信機単体モデルの充電方法は?
本体のType-Cポートに直接ケーブルを挿して充電します。充電ケースは付属しません。複数台の運用を考えているなら、ケースにポンと入れるだけで充電できる2TX+1RX以上が圧倒的にラクです。
「Insta360 Mic Pro 正直レビュー」を動画でチェック
「Mic Pro」を、バイク走行・イベントVLOG・撮影現場の3シーンで実際に使ってレビューしています。

