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Insta360

Insta360 Luna Pro レビュー|Luna Ultraと両方使ってわかった使い分け。普段持ち歩くのはPro

Insta360 Luna Ultra(左・2眼)とLuna Pro(右・1眼)をそれぞれ片手で持った比較

MONKEY HEAVEN

映像制作とデザインを本業にする東京在住のライダー。モンキー125・ハンターカブ CT125・FTR223に乗り、バイク・キャンプ・Insta360などの撮影機材を実機で検証して発信しています。バイク雑誌「モトモト」「カブonly」で連載中、YouTubeは2チャンネル合計で約4万人(2026年9月時点)。

Insta360 Luna ProとLuna Ultra、両方を使っている。

普段持ち歩くのはPro。遠くを撮る日だけUltraを持って出る。Ultraは119,800円で、望遠カメラが付いて、発売が3か月早くて、レビュー動画の数も圧倒的に多い上位機だ。それでも、日常の相棒はProになった。

この記事はスペック比較ではない。2台を使い分けている立場から、どちらを買えばいいかを書く。Luna ProとLuna Ultraで迷っている人が読めば、自分がどちらを買うべきかは最後まで読まなくても途中で分かるはずだ。

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イベントでInsta360の販売サポートや製品説明を担当している筆者が、Luna ProとLuna Ultraの両方を使って書いています。

Insta360 Luna Ultra(左・2眼)とLuna Pro(右・1眼)をそれぞれ片手で持った比較
左がLuna Ultra(2眼)、右がLuna Pro(1眼)。どちらも片手で持った状態。ヘッドの大きさの差が、そのまま重心と持ち心地の差になる

結論:違いは望遠だけ。日常の記録ならProで十分

Insta360 Luna Proを片手で持った正面。1眼のカメラヘッドとグリップ
Luna Pro通常版(83,200円)。メインカメラはUltraと同じ1インチセンサーとLeicaレンズ

先に結論を書く。

  • Luna ProとLuna Ultraの実質的な差は望遠カメラの有無。それ以外は誤差
  • 日常の記録ならProで十分。イベントやコンサート、ライブをズームで残したいならUltra
  • 2台を持ち比べると、Ultraは数字以上に大きくて重い。ジンバルカメラは取り出す気軽さが全て
  • Proの4倍ズームで、日常で寄りたい場面は足りる(同じ場所から撮った×1/×2/×4の作例あり)
  • Ultraは日常もズームも1台でこなせるのが強み。大きさ・重さ・価格が気になるならProで全然あり

メインカメラは同じ1インチセンサー、同じLeica Summicron F1.8のレンズ、同じ8K記録、同じ着脱式モニター、同じバッテリー。違うのは望遠カメラが載っているかどうかと、その分の重さと価格。細かい差は確かにあるが、買う・買わないを分けるのはそこしかない。

Lunaシリーズ

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公式ストアの「秋の撮影応援セール」(10月20日 11:00まで)で、Luna Ultraのキットが6,600〜8,000円引きです。Luna Ultra通常版・望遠撮影キットとLuna Proは対象外です(2026年10月13日時点)。

キットがセール価格(10/20 11:00まで)クリエイターキット151,800円159,800円/エッセンシャル・エンデュランスキット130,000円136,900円/Vlogキット132,900円139,900円/POVキット130,400円137,300円。カート画面で金額をご確認ください

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公式ストアの特典・セールはありません(2026年10月13日時点)。価格は公式ストアとAmazonで同じです

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※公式ストアのページはLuna Ultraが選ばれた状態で開きます。Luna Proは「モデル」で切り替えてください。価格・特典は変わることがあるので、購入前にカート画面でご確認ください。

「迷ったら高い方」が当てはまらない2台

ガジェットは迷ったら高い方を買う。これは長年変えていないポリシーだ。安い方を買うと、上位機との差が気になって結局買い直す。それなら最初から高い方を買ったほうが安い。この考えは今も正しいと思っている。

ただし、それは「高い方が上位互換」のときの話だ。上位機が下位機の機能を全部持っていて、さらに何かが足されているなら、迷う時間がもったいない。

Lunaシリーズは違った。Ultraは「Proに望遠を足したもの」ではなく、「望遠のために大きさと重さと36,600円を差し出したもの」だ。しかも縦向き動画はProが4K、Ultraが3K。安い方が勝つ項目まである(発売時点の話。2026年9月23日のアップデートでUltraも縦4Kに対応し、この差はなくなった)。上位互換ではないなら、ポリシーは適用できない。

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高い方を買っておけば安心、が通用しない珍しいケースだ。両方使ってみても、差として残るのは望遠だけだった。

違いは本当に望遠だけなのか

疑う人のために、公表値だけ並べる。5行で足りる。

項目Luna ProLuna Ultra
価格(税込)83,200円119,800円
カメラ1眼(20mm相当)2眼(20mm相当+望遠60mm相当)
ズーム4倍ハイレゾ(ロスレス2倍)最大15倍(ロスレス6倍)
縦向き動画4K/30fps4K/30fps(9/23のアップデートで対応)
重量215g233g
Insta360 Luna Pro(左・1眼)とLuna Ultra(右・2眼)を並べた実機

メインのセンサー・レンズ・8K・10-bit Log・着脱式2インチOLED・1550mAhバッテリー・47GB内蔵ストレージ。全部同じだ。Insta360公式のスペック表で確認できる。

「Proは廉価版だから画質が落ちる」と思っている人は、ここで認識を直してほしい。広角側の画質はまったく同じ。落ちているのは望遠側だけで、そもそも望遠カメラが無い。

Insta360 Luna ProのLeica Summicronレンズを搭載したカメラヘッドの正面アップ
Leica Summicron F1.8のメインカメラ。ここはUltraと完全に同じ

望遠、いつ使うのか

どちらを買うかは、この質問に答えられるかで決まる。

Insta360 Luna Proのレンズを正面から見たアップ
Proのヘッドは1眼。4倍ズームはこのレンズのデジタルズームで、光学望遠は無い

自分はiPhone 17 Proを使っている。望遠レンズが付いている。では最後に望遠モードで撮ったのはいつか。思い出せなかった。写真フォルダを遡っても、望遠で撮った写真はほぼ無い。

ジンバルカメラの普段の使い方を想像してみる。自撮り、旅先の街並み、子どもや友人、食事、乗り物。全部、自分が被写体に近づける場面だ。日常の記録に限れば、望遠が要る場面はほとんどない。だから普段はProを持ち歩いている。

それに、たまに遠くを撮りたいだけなら、ポケットのスマホで足りる。iPhone 17 Proなら4倍(100mm相当)の望遠カメラがあり、光学品質で8倍(200mm相当)まで寄れる。Luna Proの4倍(80mm相当)で届かない距離を年に数回撮るだけなら、Proとスマホの2台持ちで十分だ。

一方で、ライブやイベントを1曲・1演目まるごとズームで撮るなら話は別だ。スマホを手で掲げ続けるより、3軸ジンバルでブレを抑えて被写体を追ってくれるUltraのほうが楽に撮れる。ズームで「たまに撮る」ならスマホ、「長く撮る」ならUltra。

では、Proの4倍ズームで実際にどこまで寄れるのか。同じ場所から、ビルの屋上で作業している人を×1、×2、×4で撮った。

Insta360 Luna Proの等倍(×1)で撮ったビルの屋上。作業員が小さく写っている
×1(等倍)。屋上の作業員は点に近い
Insta360 Luna Proの2倍ズーム(ロスレス)で撮った同じビルの屋上
×2(ロスレス)。人の動きが分かる
Insta360 Luna Proの4倍ズーム(最大)で撮った同じビルの屋上。作業員の姿が判別できる
×4(最大)。作業員の姿勢や持ち物まで判別できる

×2まではロスレスで、×4はデジタルズームだから画質は落ちる。それでも、これだけ寄れる。旅先で少し離れた看板を読む、子どもの表情を寄って撮る、そういう「ちょっと寄りたい」は×4で全部足りる。日常なら、4倍あれば十分という結論だ。

屋内スポーツでも試した。体育館の2階観客席から、バレーボールの試合を×1と×4で撮ったのが次の2枚だ。

Insta360 Luna Proの等倍(×1)で体育館の観客席から撮ったバレーボールの試合。コート全体と天井まで写っている
×1(20mm相当)。コート全体と客席、天井まで入る。誰が何をしているかは分からない
Insta360 Luna Proの4倍ズームで同じ観客席から撮ったバレーボールの試合。ブロックに跳ぶ選手と背番号が判別できる
×4(80mm相当・Proの上限)。同じ席から、ブロックに跳ぶ選手の背番号とボールまで分かる

体育館の照明でも、×4でここまで写る。観客席からコート上のプレーを記録する用途なら、Proの4倍で足りるというのが筆者の実感だ。選手ひとりの表情をアップで抜きたいなら、そこがUltraの15倍の出番になる。撮影位置ごとの機材の選び方は バレーボール撮影におすすめのカメラ にまとめた。

断っておくが、Ultraの15倍ズームがすごいのは事実だ。60mm相当の望遠カメラを積んで、ロスレス6倍、最大15倍。ポケットに入るジンバルで15倍は、正直めちゃくちゃ魅力的だ。イベントやコンサート、ライブ、サーキットのように「遠くを撮る日」は、迷わずUltraを持って出る(別売の超望遠レンズを付ければ最大22.5倍。作例はLuna Ultra 超望遠レンズ レビュー)。

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「あったら使うかも」は買う理由にならない。「これを撮るために要る」と言えるかどうかだ。

数字は18g差。でも持つと別物

Insta360 Luna Proを片手で持ち、カメラを手前に向けた状態
片手に収まるサイズ。ヘッドが1眼なので先端が細く、軽い

公表値の重量差は18g。数字だけ見れば誤差だ。スペック表を眺めていた段階では、自分もそう思っていた。

実際に2台を持ち比べると、印象はまるで違う。Ultraは明らかに大きく、重い。望遠カメラのぶんヘッドが太く、重心が先端に寄る。手に持ったときの「持たされている感」がProとは違う。これはスペック表では絶対に分からない。実機を持った人にしか伝わらない。

Insta360 luna ultraと歴代のアクションカメラ
Luna Ultra(左から2番目)をAce Pro 2・X4 Air・GO Ultraと並べたところ。2眼のヘッドが大きく、上が重い
Insta360 Luna Proを横向きに持った背面。Insta360ロゴ入りグリップとカメラヘッド
横に構えても先端が下がらない。重心が手元にあるので、片手で長く構えられる

感覚としては、iPhoneのProとPro Maxの違いに近い。Pro Maxは手の大きい人にはちょうどいい。アメリカ人の手なら、あれが標準サイズなのだろう。日本人の手のサイズに合うのはProのほうだ。Lunaも同じで、日本人の手に収まるのはProだと思った。

この手のジンバルカメラは、どれだけ気軽に取り出すかが全てだ。画質がいくら良くても、カバンの底に沈んだまま出さなければ意味がない。「軽いから出す」「小さいから持ち歩く」。この差は使用頻度に直結する。使用頻度が違えば、撮れる映像の本数が違う。普段持ち歩きたいのがProなのは、これが一番の理由だ。

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店頭などで実機に触れる機会があれば、必ず2台を同時に持ってほしい。1台ずつ持っても分からない。同時に持つと一瞬で分かる。

Ultraを選ぶべき人

Proを推す記事だが、Ultraを選ぶべき人ははっきりいる。望遠の用途を具体的に言える人だ。Ultraなら、日常の記録もズームも1台でこなせる。

  • ライブやコンサート、イベントのステージを客席から撮る
  • 運動会や発表会で、離れた場所から子どもの顔を撮る(Ultraの運動会での実力)
  • 野鳥や動物、近づけない被写体を撮る
  • 背景を圧縮した望遠特有の画づくりがしたい

この中に自分の用途があるなら、迷わずUltraを買えばいい。36,600円の価値はある。逆に、この一覧を見て「たまにあるかも」程度なら、その「たまに」のために毎日18g重いカメラを持ち歩くことになる。

少し寄るだけなら、手持ちのスマホの望遠で足りる。Ultraが本当に要るのは、ズームで長く撮る人だ。

「望遠は要らないが、Ultraの画質は欲しい」という人。安心してほしい。それがProだ。

Proは「Ultraの廉価版」ではない。Ultraが「望遠特化版」だ

Ultraが先に出て、Proが3か月後に出た。この順番のせいで、Proは「Ultraの廉価版」に見える。自分も最初はそう見ていた。

両方使った今は逆だと思っている。Ultraこそ特殊な立ち位置の機種だ。ポケットジンバルに光学望遠を積むのは、この価格帯では他にない。特定の用途に刺さる尖った道具だ。一方でProは、1インチ・Leica・8K・ジンバルという「ポケットジンバルカメラに求められる要素」だけを、日本人の手に収まるサイズにまとめている。汎用機はProのほうで、Ultraは特化機。順番が逆なら、誰もProを廉価版とは呼ばなかったはずだ。

なぜInsta360はUltraを先に出したのか。これは推測だが、DJI Osmo Pocketシリーズとの差別化を強く打ち出したかったからではないか。1眼のProを先に出せば「Osmo Pocketの後追い」と言われる。望遠付きのUltraを先に出せば「DJIにはない機能」で語られる。話題を取ってから、本命の汎用機を出す。そういう順番に見える。

使ってみた感想

Insta360 Luna Proにモニターを装着した状態。2インチ画面にライブビューが表示されている
モニターを付けた状態。2インチのOLEDで画角を確認しながら撮る

モニターは本体から外れて、そのままリモコンになる。本体を置いて、手元で画角と録画を操作できる。

Insta360 Luna Pro本体を立てて置き、外したモニターを手元でリモコンとして操作している様子
本体を立てて、外したモニターを手元でリモコンにして撮る
Insta360 Luna Proの着脱式モニターのアップ。録画ボタン・ジョイスティック・ズームスライダー
外したモニター側に録画ボタン・ジョイスティック・ズームスライダーがある
Insta360 Luna Proのジンバルヘッドに保護カバーを付けて縦に持った状態
ジンバルヘッドに保護カバーを付けた状態

日常の記録で、Proに望遠が無いことを不便に感じた場面はない。遠くを撮る日はUltraを持って出る。この使い分けで落ち着いている。

使い始めに見直した設定は、実機の設定画面つきでLuna Ultra・Luna Proのおすすめ設定7つにまとめています。

買い方|ProとUltra、それぞれの購入先

価格は公式ストアもAmazonも83,200円で同じ。公式ストアは下取りキャッシュバックがあり、Amazonはポイント還元がある。どちらで買うかは、手元に下取りに出せる旧機種があるかで決めればいい。

Lunaシリーズ

Insta360 Lunaシリーズを公式ストアで見る

公式ストアの「秋の撮影応援セール」(10月20日 11:00まで)で、Luna Ultraのキットが6,600〜8,000円引きです。Luna Ultra通常版・望遠撮影キットとLuna Proは対象外です(2026年10月13日時点)。

キットがセール価格(10/20 11:00まで)クリエイターキット151,800円159,800円/エッセンシャル・エンデュランスキット130,000円136,900円/Vlogキット132,900円139,900円/POVキット130,400円137,300円。カート画面で金額をご確認ください

ほかの購入先:Amazonで見る楽天市場で探す

公式ストアの特典・セールはありません(2026年10月13日時点)。価格は公式ストアとAmazonで同じです

ほかの購入先:Amazonで見る楽天市場で探す

Insta360公式ストアでLunaシリーズを見る ›

※公式ストアのページはLuna Ultraが選ばれた状態で開きます。Luna Proは「モデル」で切り替えてください。価格・特典は変わることがあるので、購入前にカート画面でご確認ください。

※公式ストアのリンク先はLunaシリーズ共通ページで、初期表示はLuna Ultra(119,800円)です。ページ上部の「モデル」でLuna Proを選ぶと83,200円の表示に切り替わります。

X6やX5に付いている公式ストアのクラウドストレージ特典は、Luna Pro・Luna Ultraには付かない(2026年9月18日時点。念のためカート画面で確認を)。だから公式とAmazonの差は、下取りかポイントかだけだ。

ここまで読んで「望遠で撮るものが1つ言えた」人は、Ultraを買えばいい。その判断は正しい。

最初に買うアクセサリーはLuna Proのおすすめアクセサリーとキットの選び方にまとめた。スライド式保護ケースと保護フィルムの2点だけ先に買えばいい。

まとめ:望遠の用途が言えるかどうか

Luna ProとLuna Ultraで迷ったら、考えることは1つだけだ。

「望遠で何を撮るか」を、具体的に1つ言えるか。

言えるならUltra。言えないならPro。それで決まる。

自分は普段はProを持ち歩き、遠くを撮る日だけUltraを持って出る。Ultraは日常もズームも1台でこなせるのが強いが、本体の大きさ・重さ・価格が気になるなら、Proは選択肢として全然ありだ。実際、持ち歩きたいのはProのほうだ。

▶ 関連記事:Insta360 Luna Proの価格・発売日・Luna Ultraとの違い/Luna Proはこんな人には向きません/Luna Pro vs DJI Osmo Pocket 4/Luna Ultraはこんな人には向きません

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