バイクにInsta360を付けるとき、ヘビーデューティークランプへ直接カメラを固定して撮っている人は多いと思います。もちろんそれでもしっかり撮れますが、撮れる映像はほぼ固定されてしまうのが正直なところ。私も以前はずっとそうでした。
でも最近は、ハンドルマウント(ヘビーデューティークランプ)と自撮り棒を組み合わせる方法ばかり使っています。自撮り棒を一本足しただけなのに、撮れるアングルが何倍にも増え、走りながらでも簡単に映像を変えられるようになりました。
今回は、私が普段実際に使っているセッティングと、その撮り方を紹介します。マウントの紹介というより、「ちょっとの工夫で映像のクオリティが大きく変わる撮影テクニック」として読んでもらえたら嬉しいです。
私が現在使っているセッティング

構成はとてもシンプルです。
- ヘビーデューティークランプ(ハンドルに固定)
- 自撮り棒(クランプとカメラの間に一本)
- Insta360本体
これだけです。特別な機材は使っていません。ポイントは、クランプにカメラを直接付けず、間に自撮り棒を一本かませること。たったこれだけで、後述するように撮影の自由度がまるで変わります。

なぜ直接カメラを付けないのか

クランプにカメラを直接取り付けると、撮れる画は基本的に「真正面」か「少し角度を変えるくらい」に限られてしまいます。安定はしますが、毎回同じような映像になりがちです。


ところが、間に自撮り棒を一本入れるだけで自由度が一気に増えます。カメラの位置を前後・上下・左右にオフセットできるので、同じハンドルマウントのままアングルを大きく振れるようになるんです。ここが、この記事で一番伝えたいポイントです。
自撮り棒が一本あるだけで撮れる映像
ここからは、実際にこのセッティングで撮れるアングルを紹介します。すべて同じハンドルマウント+自撮り棒のまま、向きと長さを少し変えているだけです。
① 一人称視点(ヘルメット位置)


ライダー目線に近い、走行中の臨場感が一番伝わるアングル。ツーリングの「その場にいる感」を出したいときの基本形です。運転の邪魔にならない「ヘルメットの顎付近」に配置しています。
②一人称視点(低め)

さらに自撮り棒を倒して、胸〜お腹の位置にカメラが来るように配置。目線が下がるのでスピード感がでます。
③ライダーを大きく映す


自撮り棒を前に出して振り向く構図。ライダー本人と愛車をしっかり見せられるので、ツーリング動画のメインカットに向いています。
⑥ 下から見上げる構図

普通の映像に飽きてしまった?では、こんなアングルはいかがでしょうか。自撮り棒をハンドルの下に取り回す構図です。クランプの位置はそのままです。※ハンドルを切る際にタンクに干渉しない用に注意しましょう。

⑤ 手元を映す

これもちょっとユニークな撮影方法です。自撮り棒をぐいっと横に傾け、クラッチやスロットル、シフト操作を映すアングル。
ここで強調したいのは、これらすべてを同じマウント位置のまま撮っているということ。付け替えは一切していません。自撮り棒の向きを変えるだけで、これだけ画が変わります。
信号待ちで5秒あればアングル変更できる

この方法の何が良いかというと、信号待ちのわずかな時間でアングルを変えられることです。走るシーンに合わせて、その場でサッと切り替えられます。
- 海沿い → 風景重視のアングルに
- 山道 → ライダー中心のアングルに
- 街中 → メーター付近を映すアングルに
固定マウントだと、こういう「シーンに合わせてこまめに変える」運用はなかなか難しい。自撮り棒を挟んでおくだけで、撮影のフットワークが一気に軽くなります。
自撮り棒は伸ばさず「収納状態」で使っている

ここまで読んで、「走行中に自撮り棒って危なくない?」と思った方もいるはず。安心してください。基本的に伸ばさず、収納した状態のまま使っています。長さにして20〜30cm程度です。
この短さなら、カメラ位置を程よくオフセットしつつ、取り回しや操作性も悪くなりません。ハンドル周りで大きく飛び出すこともないので、普段使いでも扱いやすいです。
114cmの自撮り棒より、短いモデルの方が向いているかも
正直なところも書いておきます。私が今使っているのは114cmの自撮り棒を収納状態にしたものです。これで十分使えてはいるのですが、バイク用途で考えると、もともと短いモデルの方が扱いやすい可能性はあると感じています。
ただ、短いモデルはまだ実際に試せていません。なので、ここは断定せず「今後試して比較してみたい」という段階として書いておきます。試したら、この記事にも追記する予定です。
今回使用したのはこれ👇️
こっちのほうが使いやすいかもしれません👇️
実際に使っている撮影機材
今回のセッティングで使っている機材をまとめておきます。どれもシンプルなものばかりです。
Insta360本体
どの機種を選ぶか迷っている人は、Insta360はどれを買うべき?全機種を用途別に比較もあわせてどうぞ。
ヘビーデューティークランプ
マウントはInsta360純正品をおすすめします。その理由とクランプ単体の詳しい使い勝手はInsta360 ヘビーデューティークランプ レビューで紹介しています。
自撮り棒
こちらもInsta360純正品がおすすめ。
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まとめ:自撮り棒を一本足すだけで、バイク映像は変わる

最後に、この撮影方法の良さを整理します。
- 直接固定よりも、撮影の自由度が圧倒的に高い
- 信号待ちの数秒で、シーンに合わせてアングルを変えられる
- 一本のマウントのまま、さまざまな映像が撮れる
- だから最近は、この方法ばかり使っている
「毎回同じような映像になってしまう」「マウント位置に悩んでいる」という人ほど、自撮り棒を一本足すだけで世界が変わると思います。まずは手持ちの自撮り棒を収納状態でクランプに挟んでみてください。
今回紹介したハンドルマウントの位置は、私が日常でいつも使っている“定番ポジション”です。一方、バイクの後方や下側(フレーム下)といった他の取り付け位置は、あくまで一つのやり方——よりクリエイティブな作品を撮りたい人向けの応用だと考えています。マウントの種類や取り付け位置ごとの解説はInsta360など360度カメラのバイクマウント選びと取り付け方法にまとめているので、表現の幅を広げたい人はぜひどうぞ。




