都内で125ccバイクを持っているなら、Uber Eatsをやらないのは正直もったいないと思っていました。特に雨の日や真夏は配達員が減るので単価が上がりやすい。本来バイクで出かけたくない日が稼ぎ時になるという構造に気づいてから、ハンターカブとフードデリバリーの組み合わせが自分の中で一気に合理的になりました。
この記事では、実際に都内配達をしながら「必要だったから追加した」アイテムをまとめています。

使いながら足していった結果なので、キャンプやツーリング装備と重なるものも多いです。
実際に使っているハンターカブ配達装備
40Lソフトタイプの配達バッグ

自転車でフードデリバリーをしていた頃から使っている40Lの箱型ソフトバッグを、ハンターカブに乗り換えてからもそのまま流用しています。リアキャリアとのサイズ感が偶然ちょうどよく、ベルトで固定するだけで問題なく使えました。
ハードボックスと比べて、使わないときに外しやすいのが一番のメリットです。キャンプやツーリングで出かけるときはさっと外せるので、普段は趣味バイクとしての見た目を保てます。荷物の量に多少融通が利くのもソフトタイプのいいところです。

固定は肩ベルトをリアキャリアに締め付け、アウトドア用ゴムコードで補強しています。ゴムコードを追加してから走行中のズレがほぼなくなりました。詳しい固定方法は別記事で解説しています。
配達件数が増えて大型商品の依頼が入るようになってから「もう少し容量があれば」と思う場面が出てきたので、65Lのハードボックスを購入済みです。まだ取り付けていないので、取り付けたら別記事でレビューします。
アウトドア用ゴムコード(ROK ストラップ)
バッグの固定補強として使い始めましたが、汎用性がかなり高いです。センターキャリアへの荷物固定、脱いだレインウェアをくくりつけるのにも使えます。キャンプでも同じものを使っているので、配達のために新たに買ったというわけでもなく、自然に使い回しています。一本あると思った以上に出番があります。
スマホホルダー(振動対策ありのもの)

取り付け位置はハンドルブレース部分です。視線移動が少なくてナビが確認しやすく、配達中の使い勝手がかなり変わりました。
都内配達はとにかくマップを見る回数が多いです。細い路地への入り方、一方通行の確認、マンションの入口の位置。走りながら頻繁に確認するので、画面が見づらいとストレスが積み重なります。最初は安いホルダーを使っていたのですが、ハンターカブのエンジン振動でスマホ画面がブレて非常に見づらく、スマホの落下も不安でした。振動吸収機能のあるホルダーに変えてから、ナビの確認がかなり楽になりました。Uber Eatsの配達で使うなら振動対策は必須だと思います。
グリップヒーター

冬のフードデリバリーでは必須レベルのアイテムです。最初は厚手のグローブで対応しようとしていましたが、配達中はスマホ操作・商品の受け渡し・梱包状態の確認など、素手を使う場面が想像以上に多かったです。厚手グローブだとその都度外す手間がかかって逆に不便でした。
グリップヒーターを導入してから指出しグローブで運用するようになり、操作性と防寒を両立できました。冬場の稼働時間が伸びたのはこれが大きいです。一度使うと冬配達では手放せなくなります。
センターキャリア
ハンターカブの定番カスタムですが、Uber Eatsの配達でも実用性が高いです。リアに配達バッグを固定しているぶん、飲み物・脱いだレインウェア・小物類など「すぐ取り出したいもの」の置き場所としてかなり機能しています。
配達中は停車するたびに荷物を取り出す場面があるので、目の前にアクセスしやすい場所があるのは地味に便利です。見た目もハンターカブに合っていて、キャンプでもそのまま使えます。
保温シート
正直、最初はいらないと思っていました。でも使い始めてからかなり出番があります。
都内配達は路地・段差・マンホールと路面の変化が多く、ハンターカブはサスペンションがしっかりしている分、バッグ内の荷物が思った以上に揺れます。保温シートをバッグの底に敷いておくだけで、ドリンクの傾き防止・商品同士のぶつかり軽減になります。保温効果以上に、揺れ対策として使っている感じです。
折りたたむと非常にコンパクトなので、サイドバッグに予備を一枚入れています。単価が安いので気軽に追加できるのも良いです。
タオル
地味ですが、雨の日のフードデリバリーでは必須級です。バッグの外側を拭く、受け渡し前に手を拭く、商品の結露を拭くなど、一枚あるだけで安心感が違います。
パワーサイドスタンド

本来はキャンプで地面が柔らかい場所でもスタンドが沈まないようにするためのカスタムパーツです。配達を始めるまで都内でこれが役立つとは思っていませんでした。
都内は路肩・コンビニ前・マンション前など、停車スペースに微妙な傾斜がある場所が思った以上に多いです。配達バッグを積載した状態だと重心も変わるので、純正スタンドだとバイクが倒れてきそうな角度になる場面が結構あります。パワーサイドスタンドは足が長く車体の傾きが浅くなるので、そういった場面での安定感がかなり上がりました。配達中に毎回少し気を使っていた停車が、これを入れてからストレスがなくなりました。キャンプ用のカスタムが都内配達でここまで使えるとは思っていなかったです。
システムヘルメット|LEAD工業 REIZEN

フードデリバリーを始めるにあたって購入したヘルメットです。詳細レビューは別記事に書きますが、配達での使い勝手を簡単に紹介します。
選んだ理由はフリップアップ式(システムヘルメット)であることです。チンガードをワンアクションで上げられるので、飲食店への入店・商品の受け取り・配達先での受け渡し時に顔が見える状態で対応できます。顔が見えるだけで相手の安心感がかなり違うと感じています。威圧感を減らしたいという点でも、このタイプを選んで正解でした。
フルフェイスのままでの入店をお断りしているコンビニや店舗もあり、その都度ヘルメットを完全に脱ぐのは時間のロスになります。チンガードを上げるだけで対応できるのは、配達の回転数を上げるうえで地味に効いています。Amazonで比較的安価に購入できたのも決め手のひとつです。
Insta360 GO Ultra

YouTube撮影とドラレコの両用で使っています。都内配達は路地・自転車・歩行者・タクシーとヒヤッとする場面が正直あるので、常時記録しておける安心感はかなり大きいです。何かあったときの記録として機能しつつ、日常の走行映像もそのまま使える点が気に入っています。
小型で目立たないので、飲食店のスタッフさんやお客さんへの圧迫感が少ないのも配達向きです。ガチ撮影というよりは、走りながら自然に記録しておく感覚で運用しています。
Insta360 Mic Air

YouTube用の音声収録に使っています。走行中の風切り音や環境音の中でも声がクリアに録れるので、配達しながら話す動画との相性がいいです。これを使い始めてから、走りながら話した内容がちゃんと聞き取れるようになりました。ラジオ感覚で喋る動画スタイルと合っています。
服装について

装備ではないですが、個人的に意識しているポイントとして書いておきます。飲食店に入り、マンションの玄関先でお客さんと対面する仕事なので、清潔感は気をつけています。普通に街に馴染む格好で配達するのが自分のスタイルとして合っています。
キャンプ装備との共通点が多かった

配達を続けていて気づいたのが、使っているアイテムのかなりの部分がキャンプやツーリングと共通しているということです。ゴムコード、防水性、積載の工夫、保温シート、パワーサイドスタンド。「キャンプ用に付けていた装備がそのまま配達で役立っている」という場面が思っていた以上に多かったです。
ハンターカブでフードデリバリーをするなら、配達専用品を一から揃えるよりも、すでに持っているアウトドア系の装備をまず活用してみる方が、コストも手間も少ないと思います。