ハンターカブ(CT125)に乗っていると、荷物の積載量を増やしたくてリアキャリアを検討する方は多いはず。純正の状態でもある程度の積載はできますが、トップケースを取り付けたい、もっとしっかり荷物を固定したいとなると、社外品のリアキャリアが選択肢に入ってきます。
私自身はJA55のハンターカブに乗っていますが、サイドキャリアを取り付けるためにJA65用の純正リアキャリアへ交換した経験があります。実際にそのままキャンプツーリングにも使っていますが、積載力・見た目ともに満足度の高い仕様になりました(詳しくは記事後半でご紹介します)。
この記事では、ハンターカブ用に展開されている人気のリアキャリア7製品を、見た目・価格・積載量などの視点から比較してご紹介します。ハンターカブのリアキャリアを検討している方におすすめの記事です。
結局どれを選べばいい?比較表と結論
まずは7製品の特徴を一覧で比較します。詳しい耐荷重が製品ページに明記されていないものは「記載なし」としていますので、正確な数値は購入前に必ず商品ページでご確認ください。
| 商品名 | 価格帯 | 積載量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| キジマ | 11,000円前後 | 5kg | 純正よりコンパクトで街乗り向け |
| TWR | 10,000円前後 | 記載なし | タンデムシート装着時もボックスを積める延長設計 |
| DRC | 7,000円台 | 記載なし(純正比2.5kg軽量) | 重量1.88kgの軽量モデル |
| R-SPACE | 14,000円前後 | 15kg | この記事の中で積載力No.1 |
| エンデュランス ロングキャリア | 26,400円 | 8kg | サイドキャリアなど拡張パーツ向け |
| ホンダ純正(JA65) | 25,000円前後 | 記載なし | 剛性◎・サイドキャリア対応 |
| HI-LINE | 24,000円前後 | 記載なし | タンデムシートとのセット品 |
こんな人ならこれ
- コスパ重視で街乗り中心 → キジマ
- キャンプツーリングで荷物を積みたい → R-SPACE
- 軽さを重視したい → DRC
- サイドキャリアを付ける予定がある → ホンダ純正(JA65)/エンデュランス ロングキャリア
- タンデムもしたい → TWR
- キャリアとシートを一気に揃えたい → HI-LINE
ハンターカブ用リアキャリア選びのポイント

リアキャリアを選ぶうえで押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
見た目と純正感のバランス
リアキャリアはただ荷物を積むためのパーツというだけでなく、見た目にも大きく影響する重要なカスタムパーツです。無骨なオフロード感を出したいのか、純正に近いスッキリした印象にしたいのかで選ぶモデルは変わってきます。
積載量と用途に合った耐久性
リアキャリアを選ぶ際に必ず確認しておきたいのが「耐荷重(積載量)」です。トップケースやキャンプ道具など重い荷物を積む予定があるなら、耐荷重の大きいモデルを選ぶのがおすすめ。逆にちょっとした荷物しか載せない場合は、軽量コンパクトなモデルでも十分です。
取り付けやすさ・対応年式(JA55/JA65)
ハンターカブにはJA55(〜2022年)とJA65(2023年〜)の2つの型式があり、リアキャリアによっては対応年式が異なる場合があります。またモデルによっては、タンデムシートとの干渉や、リアキャリア裏側のネジ穴の有無(サイドキャリアなど拡張パーツの装着可否に関わります)も確認しておきたいポイントです。購入前に必ずご自身の車体の年式を確認しましょう。
おすすめリアキャリア7選【JA55・JA65対応】
人気のハンターカブ用リアキャリア7製品を徹底比較。それぞれの特徴とおすすめポイント、メリット・デメリットをご紹介します。
キジマ(Kijima) リアキャリア CT125ハンターカブ(JA55/JA65) 210-2759

純正キャリアよりもコンパクトでスッキリとした印象になる、キジマのスチール製リアキャリアです。天板サイズは330×240mmで、必要十分な積載スペースを確保しつつ主張しすぎないデザインが特徴。価格も比較的手頃で、初めてリアキャリアを社外品に交換する方にもおすすめです。
「純正より少し便利になれば十分」という人には、このキジマのキャリアが一番おすすめです。
メリット
- 安価で購入しやすい
- 純正よりスッキリしたコンパクトな見た目
- 耐荷重5kgで日常使いには十分
デメリット
- 積載面積はR-SPACEなど大型モデルに比べると小さめ
- 耐荷重5kgなのでキャンプなど大荷物には不向き
Amazon価格:11,000円前後 / 耐荷重:5kg
TWR CT125用リアキャリア(ブラック)(JA55/JA65対応)

タイ製のカスタムパーツブランドTWRのリアキャリアです。延長タイプになっており、タンデムシート(ピリオンシート)を装着した状態でもリアボックスを取り付けられるよう設計されているのが特徴。タンデムもしたいけど積載も諦めたくない、という方に向いています。
タンデムとボックス積載を両立したい方は、このTWRの延長設計が候補になります。
メリット
- タンデムシートを装着したままリアボックスも積める延長設計
- 価格が手頃
デメリット
- 公式に明記された耐荷重の記載が見当たらないため、重量物を積む場合は商品ページやメーカーに確認したほうが安心
Amazon価格:10,000円前後
DRC(Dirtfreak) コンパクトキャリア CT125(JA55/JA65) D6583

純正のリアキャリア(約4.36kg)に対し、わずか1.88kgという軽さを実現したDRCのコンパクトキャリアです。約2.5kgの軽量化になるため、リア周りを少しでも軽くしたい方におすすめ。純正のタンデムシート(ピリオンシート)にも取り付け可能です。
見た目のコンパクトさと軽さを両立したいなら、まず候補に入れたいモデルです。
メリット
- 純正比約2.5kg軽量化できる
- 純正のタンデムシートがそのまま使える
デメリット
- 軽量設計のため、大容量のリアボックスや重いキャンプ道具を積む用途にはあまり向かない
Amazon価格:7,000円台 / 重量:1.88kg(純正比約2.5kg軽量)
R-SPACE リアキャリア CT125ハンターカブ用(JA55/JA65)最大積載量15kg

モンキー125用キャリアでも人気のR-SPACE製。ハンターカブ用も最大積載量15kgと、この記事で紹介する中でもトップクラスの積載力を誇ります。各社トップケースにも対応しているため、大型のリアボックスを載せたい方や、キャンプツーリングで重い荷物を積みたい方に向いています。
私ならキャンプ用途にはこれを選びます。15kg積めるので大型トップケースとの相性も良く、テントや食材を積んでも余裕があります。
メリット
- 最大積載量15kgとこの記事の中で最も積載力が高い
- 各社トップケースに対応
デメリット
- 積載量重視の設計のため、キジマなどと比べると見た目はやや無骨
Amazon価格:14,000円前後 / 最大積載量:15kg
エンデュランス ロングキャリア CT125 ハンターカブ JA65/JA55 EK800K2EA1

サイドキャリアなど拡張パーツとの組み合わせを見据えるなら、エンデュランス製のロングキャリアも選択肢に入ります。590×415mmと大型で、耐荷重は8kg、フックは6箇所。実は筆者もサイドキャリアを取り付ける際にこのロングキャリアを検討しましたが、コストを抑えるため今回はJA65純正キャリアへの交換を選びました(詳しくは記事後半でご紹介します)。
サイドキャリアや大型のリアボックスなど、これから拡張していきたい人はこの大型設計が安心です。
メリット
- 590×415mmの大型設計で、サイドキャリアなど拡張パーツと組み合わせやすい
- 耐荷重8kg・フック6箇所
デメリット
- 価格が26,400円とこの記事の中では高め
- リア周りが大きくなるため、コンパクトな見た目を求める人には不向き
希望小売価格:26,400円 / 耐荷重:8kg
ホンダ純正リアキャリア CT125ハンターカブ(JA65) 81200-K2E-J10ZA

見た目や強度を重視するなら、やはり純正パーツという選択肢も外せません。ホンダ純正のリアキャリアは車体にしっくり馴染むデザインで、剛性も申し分なし。筆者も実際にサイドキャリアを取り付ける際、JA55用の純正キャリアをこのJA65用純正キャリアに交換した経験があります。フリマアプリで中古品を探すとコストを抑えられます。
見た目も強度も妥協したくない、サイドキャリアなど拡張パーツも視野に入れたいという方には、この純正キャリアが最も安心です。
メリット
- 車体にしっくり馴染む純正デザイン
- サイドキャリアなど拡張パーツ(JA65専用のネジ穴)との相性が良い
- 剛性も申し分ない
デメリット
- 新品は25,000円前後と価格が高め(中古品を探すとコストを抑えられます)
参考価格:25,000円前後(新品)
HI-LINE リアキャリア タンデムシートセット CT125 ハンターカブ(JA55/JA65)専用

リアキャリアとタンデムシート(ピリオンシート)がセットになった製品です。ステンレス製で延長リアキャリア・リアボックス・トップケースにも対応。単体でキャリアとシートを別々に揃えるよりもコストを抑えたい方におすすめです。
タンデムシートも一緒に揃えたい人は、単品で買い揃えるよりこちらの方がコストを抑えやすいはずです。
メリット
- リアキャリアとタンデムシートがセットで揃う
- 単体で別々に揃えるよりコストを抑えやすい
デメリット
- セット品のため、キャリア単体だけ欲しい人には向かない
Amazon価格:24,000円前後
サイドキャリアと組み合わせて積載力をさらに強化するなら
リアキャリアだけでなく、サイドにも積載スペースを増やしたい方は「サイドキャリア」もあわせて検討する価値があります。私は実際にJA55にJA65用の純正リアキャリアを移植し、その上にエンデュランス製サイドキャリアを取り付けています。取り付け方法やキャンプでの実践レビューは以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
用途別おすすめリアキャリア
- 街乗り中心でとにかくコスパ重視 → キジマ
- キャンプツーリングで荷物をたくさん積みたい → R-SPACE
- 純正に近い見た目で、拡張パーツも視野に入れたい → ホンダ純正(JA65)
- タンデムしながらリアボックスも積みたい → TWR
- とにかく軽量化したい → DRC
- サイドキャリアなど拡張性を重視したい → エンデュランス ロングキャリア
- キャリアとタンデムシートを一気に揃えたい → HI-LINE
あわせて読みたい関連記事
リアキャリア以外の積載アイテムもあわせてチェックすると、ハンターカブの積載力をもっと強化できます。
よくある質問
Q. ハンターカブのリアキャリアはJA55とJA65で違いがありますか?
A. 特にサイドキャリアなど拡張パーツを取り付けたい場合、JA65の純正リアキャリアには裏側にネジ穴が追加されているためそのまま対応できますが、JA55には穴がなく、別売のロングキャリアへの交換や純正キャリアの載せ替えが必要になるケースがあります。購入前に対応年式を必ず確認しましょう。
Q. どのリアキャリアが一番積載できますか?
A. 本記事で紹介している中では、R-SPACEのリアキャリアが最大積載量15kgと最も高いスペックです。キャンプなど重い荷物を積む用途に適しています。
Q. リアキャリアの取り付けは初心者でもできますか?
A. 製品によって難易度は異なります。ボルトオンで簡単に取り付けられるものが多いですが、純正キャリアを社外品に載せ替えるような作業は工具(ソケットレンチや六角レンチなど)が必要です。自信がなければ無理せずショップに依頼しましょう。
Q. サイドキャリアを取り付けたい場合、どのリアキャリアを選べばいい?
A. サイドキャリアの多くはJA65純正キャリアのネジ穴を利用して固定する設計になっています。JA55にお乗りの方がサイドキャリアの装着を検討している場合は、エンデュランスのロングキャリアへの交換か、JA65純正キャリアへの載せ替えのいずれかが必要です。詳しくは上記の関連記事をご覧ください。
Q. リアボックスは何Lがおすすめですか?
A. 用途によりますが、日帰りツーリングなら30L前後、キャンプツーリングなど荷物が多い場合は45L以上が目安です。容量別の比較は、上記のリアボックスおすすめ記事で詳しく紹介しています。
Q. GIVIなど他社製のトップケースは取り付けられますか?
A. 本記事で紹介しているR-SPACEやHI-LINEなど「各社トップケース対応」と明記された製品であれば、GIVIやKAPPAなどの汎用トップケースを取り付け可能です。ただし製品によって対応可否が異なるため、購入前に必ず商品ページで確認しましょう。
Q. 純正キャリアのままリアボックスだけ取り付けられますか?
A. はい。ハンターカブの純正リアキャリアにも汎用のリアボックスを取り付けることは可能です。ただし社外品のキャリアに比べると固定用の穴位置が限られる場合があるため、取り付けたいボックスとの相性は事前に確認しておくと安心です。
Q. リアキャリアを社外品に交換すると車検に影響しますか?
A. ハンターカブ(125cc以下)は車検が不要な原付二種のため、車検への影響を心配する必要はありません。ただし灯火類の視認性やナンバープレートの角度など、保安基準を妨げない範囲で取り付けることは必要です。
Q. 最大積載量を超えて荷物を積むとどうなりますか?
A. メーカーが定める最大積載量を超えると、走行中にキャリアが変形・破損したり、車体のバランスを崩して転倒につながるリスクがあります。表示されている耐荷重は必ず守り、余裕を持った積載を心がけましょう。
まとめ:リアキャリアでハンターカブの積載力を強化しよう

ハンターカブ用のリアキャリアは、見た目重視のコンパクトなものから、耐荷重を重視した大容量タイプ、サイドキャリアとの組み合わせを見据えた拡張性の高いものまで幅広く展開されています。
私自身、JA55からJA65純正キャリアへの載せ替えを経験しましたが、積載力・見た目ともに満足度の高い結果になりました。自分の使い方に合ったリアキャリアを選んで、ハンターカブの積載力をもっと快適に強化してみてください。





